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敏感肌とは?

更新日:2016/06/28

最近、「敏感肌」の方が増えているようです。敏感肌とは肌がどういう状態をいうのでしょうか。その原因やケアの方法をみてみましょう。

敏感肌とは?

敏感肌
図1 髪の毛がちょっと触れただけで刺激となる敏感肌

実は、医学的に「敏感肌」という病名はありません。強い洗剤や化粧品を使った時に肌が荒れたり、赤みが出たり、衣類が原因でピリピリしたりするなど普通の人より反応しやすい肌を一般に「敏感肌」と呼んでいるようです。最近では精神的なストレス、食生活、住環境の変化によって、肌が敏感に傾いている人が増えていますが、血液検査をしても、「敏感肌」であると判断できる数値が出てくるわけでもないのが実際のところです。

しかし、これだけ「敏感肌」に悩む人が増え、スキンケア化粧品・メーク用品も「敏感肌用」のものが開発・発売されるなど、「敏感肌」という言葉が一般化してくると、そのうち病名として医学的に認定されるかもしれませんね。

肌が敏感に傾くのには、花粉やアレルギーが原因の場合もあります。例えばアレルギーで症状としては鼻がグズっているだけでも、実は全身がアレルギーを起こしやすくなっていたり、身体のどこかにたとえ一箇所でも傷があると、全身が炎症を起こしている状態になるので、身体中が反応しやすくなっているということもあります。

どんな状態を敏感肌というのか

乾燥肌の状態では、肌のバリア機能が損なわれ、外からの刺激が入り込みやすくなります。そのため化粧水がしみたり、髪がふれただけでかゆくなったりする、化粧水に含まれるわずかなアルコールでかぶれて赤くなってしまいます。これは間違ったスキンケアの他にアレルギーや栄養不足が原因の場合があります。外からの刺激を受けやすくなり、肌が乾燥し、敏感に傾いてしまうことが原因として考えられます。

間違ったスキンケアで敏感肌となる場合

間違ったスキンケアに関しては、「敏感肌の人が気を付けるべきスキンケア」でも述べていますが、誤った認識で行うクレンジング・洗顔や、肌に合わない化粧品の使用、あるいはすすぎ不足で髪に残ったシャンプー剤が肌に触れて過敏症が起きることもあります。寝不足など不規則な生活も肌の抵抗力を低下させ、デリケートな状態を作り出すこともありますが、スキンケアや生活の改善によって敏感肌は、改善されます。

敏感肌の原因は、食べ物にも!

アレルギー体質であることも肌が敏感になる原因の1つです。現代は、花粉症や食物など10人に1人か2人は何かアレルギーを持っているという時代。アレルギー体質自体が過敏症の要素があるということになります。敏感肌だと思っている方が、その原因はよく調べるとアレルギーだったということもあります。

食物による栄養摂取とも深い関係があります。もともと皮膚にはバリア機能が備わっており、異物が入って来ないようになっていますが、栄養不足で皮膚の表面の角質を繋ぎ止めている細胞間脂質(セラミド)がしっかり作られず、もろくなったり、うまく形成されなかったりすると異物が入りこんでアレルギーを起こしやすくなります。

ターンオーバーも滞っている状態にありますから、ターンオーバーを促すのに必要な栄養素ビタミンAを積極的に摂って、どんどん新しい皮膚を作るようにしましょう。ビタミンAは、緑黄色野菜や卵、レバーなどに多く含まれています。また、皮膚の元にはたんぱく質、皮膚の保湿にはアミノ酸がとても重要です。お肌の状態の善し悪しは、外からのケアが占めるのは3-4割ぐらい。内側からのケアが半分以上を占めます。肌が敏感だと思っている方も、その原因が体の中にあるかもしれません。

体の内と外からケアをすることが大事

皮膚の元、タンパク質は、植物性タンパク質よりも動物性のたんぱく質の方が摂取できる量が圧倒的に多いので肉、魚、乳製品、卵などを摂るようにしましょう。コンビニなどでお弁当を買うと炭水化物が多く、たんぱく質が少ないことに気づきます。

バランスよく食べないとたんぱく質不足に陥ってしまいますので意識して摂るようにしてください。また、肌のターンオーバーを促してくれるビタミンA、亜鉛、ビタミンCの摂取をオススメします。

食べ物
図2 皮膚の元であるタンパク質をバランス良くとりましょう

さらに白米よりも胚芽や玄米、雑穀を食べることをおすすめします。特に玄米の表皮やオオムギ・オートムギなどには、ビタミンE、トコトリエノール、セラミドやγ-オリザノールが含まれ、乾燥肌をはじめ美しい肌には欠かせない栄養素が含まれています。

特に女性の場合、貧血があるとお肌の状態に影響します。皮膚を作るには、鉄分も必要です。植物性・動物性がありますが、動物性のヘム鉄の方が吸収は良く、食べ物で言うと、レバーとか赤身のお肉・お魚がそれにあたります。植物性の非ヘム鉄とバランス良く摂取すると良いでしょう。

腸内環境を整えると肌も整う

腸内環境を整えると美肌になるとも言われますが、ヒトの腸内には約100種類の腸内細菌が棲んでいます。よく善玉菌、悪玉菌と呼ばれますが、その種類も働きもさまざまで、腸の中では、善玉菌と悪玉菌が共存して腸内の環境が成り立っています。

便秘などで腸内細菌のバランスが乱れ、悪玉菌が増えると活性酸素が発生すると老化につながりますし、善玉菌が減ると美肌に関係のあるビタミンB群の合成が妨げられ、肌荒れを引き起こすことがあります。便秘にならないような食事、生活習慣を心がけましょう。

胃
図3 腸内バランスが崩れると悪玉菌が増えて悪さをすることがあります

また、亜鉛の摂取が少なかったり、腸内のバランスが崩れたり、腸内に元々いるカンジダ菌が増えすぎると腸壁が薄くなり、腸内で発生した毒素や腸内の細菌が体内に漏れ出し、さまざまな不調を引き起こす腸漏症候群(リーキーガット)が肌荒れなどの不調を招いているとも言われています。

皮膚は体のバロメーターとも言います。肌が不調だからと肌だけを見るのではなく、スキンケアもしっかりしつつ、体の中のメンテナンスをきちんとすると肌の状態を改善することが必要になります。

以前は何をつけてもトラブルはなかったのに、最近敏感になっているという方は、生まれつきではなく、もしかしたら今の生活に原因があるかもしれないと考えてもよいでしょう。洗顔、シャンプー、洋服選びなど普段の生活の中で原因になっているようなことはないかとチェックしてみるといいと思います。アレルギーや敏感肌だと、おしゃれも制限されてしまいます。健康なお肌になって、おしゃれを楽しんでいただきたいです。

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