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できてしまったニキビへの対処法

更新日:2017/09/29 公開日:2013/02/20

普段からスキンケアに気をつけていても、いつの間にかできてしまっていることが多いニキビ。できてしまったニキビはきちんとケアすることで、重症化させないことが大切です。ドクター監修の記事で、日常のケアから皮膚科におけるニキビ治療までを解説します。

毛穴の汚れを取り、つまりを出しやすくする

ニキビは毛穴の入口がつまることで起こる病気です。毛穴のつまりを取り去るには、角化して厚くなった角質のつまりを改善する治療(特にはピーリング)が効果的です。ニキビのできやすい方は、『ニキビの基礎知識と予防法』でも触れていますが、AHA配合の石けんやローションなどでピーリングを日常的に行って、毛穴をキレイに保ちましょう。

保湿はしっかりとする

普段のスキンケアでは、なるべく油分を使用していないオイルフリーの化粧品(クレンジング、保湿剤、ファンデーション)を使うようにしましょう。また、肌内部でビタミンCとして働き、皮脂を抑えてくれる効果のあるビタミンC誘導体配合の化粧水や、セラミドなど保湿成分が入った美容液などもおすすめです。

食事に気をつける

基本的には、栄養バランスのよい食事を毎日取ることが大切です。もし、多く食べることで「ニキビができやすい」、「皮脂分泌が活発になる」と感じられる食べ物(たとえばチョコレートや揚げ物など)があれば、それを控えめにしたり、避けたりしましょう。気をつけたい食事については、『ニキビの原因(2)食べ物・食生活』も参考にしてください。

悪化してしまった場合、なかなか治らない場合には、クリニックでの治療を

「ニキビはつぶしてはいけない」といわれていますが、それは間違いです。炎症が起こっている場合(赤ニキビ・黄ニキビ)は、触ると痛みがあるので処置は行わないこともありますが、炎症の起こっていないニキビ(白ニキビ)に対しては、積極的に処置を受けていただくことをおすすめしています。

初期ニキビには「面ぽう圧出(コメドプッシュ)」がおすすめ

具体的には、専用の器具を用いた、毛穴にたまったコメドを押し出す処置(コメドプッシュ)がおすすめです。コメド(面皰(めんぽう))とは、排出されずに毛穴をふさいでいた皮脂などの固まりのことです。適切な状態で、上手に押し出せば、跡にならずにきれいに治ります。自分で押し出すこともできますが、炎症が起きているか否かの判断を誤ったり、押す角度や強さによっては、周りの組織を傷つけ逆に炎症が起きてしまい、ニキビを悪化させることもありますので、ご自分ではなさらずに皮膚科で処置をお受けになることをおすすめします。

悪化してしまったニキビには「ケミカルピーリング」を

悪化してしまったニキビには、家庭用のピーリング剤よりも高い効果のあるクリニックでの「ケミカルピーリング」をおすすめします。皮膚科でのピーリングは、肌表面に酸性の薬剤を塗布し、古くなった角質を溶かしながら肌の再生を促す治療法です。優しく毛穴のつまりを取り、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)を促すので、ニキビの予防にもつながるほか、ニキビ跡の治療にも用いられます。

皮脂分泌を抑えて、赤ニキビや化膿ニキビも改善する「PDT治療」

また、ニキビができやすい方は、皮脂腺が発達し大きな状態になっているため、その皮脂腺を一時的に破壊し皮脂を出さないようにする、「PDT(フォトダイナミックセラピー)」という治療法が効果的です。特殊な光線をあてることで、毛穴の中にこもって活発に活動しているアクネ菌を死滅させることもできるので、化膿しているニキビもよくなりますし、新しいニキビもできなくなるという非常に画期的な治療法です。脂浮きもなくなるので、お化粧崩れもしなくなる。という女性には特に嬉しい治療法です。

保険診療内での、内服、外用治療

クリニックでは保険診療内で処方されるニキビ治療薬もあります。数年前に日本で認可の下りた「ディフェリン」という治療薬は、軽いピーリング効果もあり、毛穴のつまりや汚れを取ることができます。ディフェリンを塗布し、毛穴が開きやすくなった後は、コメドが自然に洗顔時に取れていくこともありますし、自然に取れなくても取れやすい状態になります。また、同時に炎症を抑える抗生物質やビタミン剤の内服も必要です。

ある程度、進行してしまったニキビには自己流でのケアはかえって治癒を長引かせ、悪化させてしまうおそれがあります。また、ニキビが炎症を起こすほど悪化してしまうと、色素沈着を起こしてしまったり、ひどいときには真皮の奥までダメージを受け、クレーター状のニキビ跡が残ってしまう場合もあります。そうなると、通常のスキンケアでは改善が難しく、皮膚科でのさらなる治療が必要になることもあります。

ニキビは「毛穴の病気」であることを念頭に置き、必要な場合は、専門の皮膚科医に相談するようにしましょう。

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