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日焼けのダメージを皮膚は記憶している

更新日:2017.09.20
公開日:2013.02.20
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この記事の監修者
東京警察病院 医師 澤田彰史

年齢と共に増えていく顔の老化といえば「シミ」「シワ」「たるみ」。実はこれらの原因の多くは、紫外線を浴びることによって作られているのです。紫外線対策はどれほど重要なことなのでしょうか?そして、どのような手を打つべきなのでしょうか?

「しみ・しわ・たるみ」の最も大きな原因が、紫外線だということはみなさんご存知ですよね。 紫外線の一番おそろしいところは、紫外線のよるダメージが皮膚の中に記憶されていくことです。 日焼けをして一度黒くなった肌は、秋ごろになると元の肌色に戻りますね。 しかし、目には見えなくても肌へのダメージは確実に残っています。

紫外線は皮膚のDNAにダメージを与えます。 30年ほどそのダメージが蓄積されていくと、遺伝子に致命的なダメージが発生して、それが原因で;シミができます。30歳を過ぎるとシミが出てくるのはこのためです。

では、ダメージがここまで進んでしまったら、取り返しはつかないのでしょうか?

取り返しはつきます。 遺伝子のダメージを修復することができる唯一の物質、それが『ビタミン誘導体』です。『ビタミン誘導体』とは、肌に吸収された後に肌の中でビタミンに変身する物質です。ビタミンは、紫外線によるDNAのダメージをリセットしてくれるのです。 毎日のスキンケアに、この「ビタミン誘導体」が入った化粧水やクリームを使うとアンチエイジングに非常に良いのはそのためです。 ビタミン誘導体入りの化粧品は美容クリニックなどで買えます。非常に高価ですが、効果は抜群です。

また、ビタミンの豊富な野菜や果物をたくさん食べたり、ビタミン剤を飲むことで、体内から紫外線対策をすることも大切です。

しかし、そうなる前に日焼け止めや日傘などで紫外線対策をすることが最も重要なのは言うまでもありません。

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