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顔のほくろ、手のほくろ、足のほくろ

更新日:2016.12.09
公開日:2013.02.20
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

ほくろができやすいのはどこ?顔、手、足などにできるほくろの特性や除去方法などをご紹介します。また、注意しておきたいほくろなど、意外と無視できないことがたくさん!あなたのほくろは大丈夫ですか?

ほくろができやすいのはどこ?

みなさん、いろいろな場所にほくろがあると思いますが一番ほくろができやすいのは一体どこだかご存知ですか?それは顔。顔にできたほくろは、場所や大きさによっては持ち主の魅力をアップさせる要素にもなり得ますが、多くの場合、顔のほくろはなるべく増えて欲しくないと思うものですよね。

特に女性はその傾向が強いもの。その人の第1印象は顔で80%が決まると言われています。ほくろが原因でその人の印象が決まってしまっては困りものですよね。シミやソバカスならまだしも、ほくろだとコンシーラーでもなかなか隠せないし、あまりにも気になるほくろがある場合はクリニックで除去する方も多いようです。

男性でも、モミアゲやヒゲが生える位置に盛り上がったほくろがあると、髪を切ったり髭を剃る時に傷つけてしまうなど悩みが尽きないもの。その他、ほくろができやすい場所としては、顔の次に多いのが手や腕、そして肩の部分。いずれも紫外線に当たりやすい部分ばかり。

ほくろは、元々皮膚を紫外線から守る役割をするメラニン色素を持つ細胞が増殖したもの。紫外線を受けやすいところほど出来やすいものなのです。日頃から日焼け止めを塗り、塗り損ねの部分がないよう気をつけておくと、シミやソバカスだけでなく、ほくろの発生も予防することができるでしょう。

顔のほくろの注意点

男性も女性も気になる顔のほくろ。女性であれば毎日のメイクの際には必ず日焼け止めを塗るようにしてケアに努めましょう。

男性の場合で、上記のようなモミアゲやヒゲの部分の盛り上がったほくろは、繰り返し傷つけてしまうことによって癌化したり感染症にかかる可能性もあるので、あまりにも気になる場合は専門医にかかって除去するのも良いでしょう。

泣きぼくろや口元ほくろなど、他人から見れば魅力的に映るほくろでも、自分ではとても気になったりするものや、人相学的に良くないと言われ、気になったりするものもありますよね。

ほぼ一生付き合うほくろですから、除去するかどうか慎重に考えて決断すると良いでしょう。
除去する場合は傷が残りにくいくり抜き法やレーザーを使った方法がとられる場合が多いようです。

手のほくろの注意点

日に焼けやすい腕や手の甲は、顔などの部分と同じくなるべく日焼け止めを塗るようにしましょう。手のひらに急に出来たほくろは皮膚の癌、悪性黒色腫の可能性もありますので、気になる場合は早めに皮膚の専門家に相談すると良いでしょう。
悪性か良性かにもよりますが、良性の場合の除去方法はくりぬき方法やレーザーを使った方法のほか、範囲によっては切開縫合法を取る場合もあります。

足のほくろの注意点

日本人の皮膚の癌、悪性黒色腫で最も発症率が高いのが足のほくろです。
特に注意するべきなのは足の裏に突然出来たほくろや急に大きくなってきたもの、境目がはっきりしていないものなど。
これらは注意が必要なので気をつけましょう。

ほくろは刺激を与えると悪性が増すことから、足の裏にできると歩行することで刺激を受けやすく、悪化しやすいと言われています。悪性黒色腫の種類は前回のテーマであげた通り4種類あり、それぞれに進行度合いは異なりますので、まめに皮膚の様子に気を配り、癌化の恐れのあるほくろの早期発見に努めましょう。

その他、口の中など粘膜に出来たほくろは悪性の可能性が高いので発見次第病院にかかった方が良いでしょう。こちらも手のほくろと同じく、くり抜き法や切開縫合法レーザーを使った方法など、症状や進行に合わせた方法がとられます。

見た目からも病気という観点からもなるべく発生を抑えたいほくろ。基本的には、紫外線対策を日頃から行うことと、自分の肌の状態をこまめにチェックすることが重要と言えそうです。

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