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黒ずみのケアで憧れのピンク色のバストトップに!

更新日:2017.07.07
公開日:2013.02.20
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

乳首や乳輪の黒ずみはメラニンによる色素沈着が原因です。女性なら誰もが憧れるピンク色のバストトップですが、いま黒ずみが気になっていても、諦める必要はありません。正しいケアで、ピンク色のバストトップを目指しましょう。

デリケートゾーンと同じくらい「バストトップの黒ずみ」に悩み、コンプレックスを抱いている女性は多いようで、20~30代の日本人女性の9割以上が乳首の色にコンプレックスを抱いていると聞きます。実際、日本人女性の大多数が綺麗なピンク色とは程遠い色なのです。「デリケートゾーンやバストトップの黒ずみは遊んでる証拠」などという迷信を口にする人がいますが、医学的根拠は全くありませんし、経験人数と色には何ら関連性はないのです。しかし、これが女性の悩みを更に深刻にしているように思えます。

バストトップの色や形の殆どが先天的な要因で決定され、元々黒っぽい人もいれば、ピンク色の人もいます。でも、パートナーに黒ずみを指摘されたりするとがっかりしてしまいますし、きれいなピンク色のバストトップには少なからず憧れを抱きます。そして、適切なケアをすることで、ある程度黒ずみを解消してピンク色に近づけることもできます。こちらでは、自宅で手軽にできるセルフケアから最新医療まで、簡単にご紹介したいと思います。

バストトップの黒ずみの原因は?

バストトップの黒ずみの原因をご存知でしょうか。それは、自然に体内で生成されるメラニンという色素成分が沈着しているためです。メラニンは、紫外線や外的刺激から真皮を守るために生成されますが、バストトップの場合は、授乳する際に赤ちゃんが見つけやすいように、また、柔らかい先端部分を保護するため、色素が沈着しやすくできているのです。

そして、バストトップの色は、「加齢」や「妊娠」によっても変化します。「加齢」については、お肌の新陳代謝が落ちるとお肌のターンオーバーも遅れて古い角質細胞とともにメラニン色素も残り、黒ずんでいきます。しかし、高齢になるとメラニン色素の生成も衰えるため、徐々に薄くピンク色に近づいていきます。

「妊娠」については、妊娠すると女性の体には様々な変化が生じますが、母乳を生成する準備段階として、徐々に乳首が固く、皮膚も厚くなっていきます。そして、赤ちゃんの吸う力から肌を守るため、メラニン色素の生成が促され、誰しもが黒ずんでくるのです。

バストトップの黒ずみ対策 ~セルフケア~

まずは人知れずセルフケアして改善したい!と考えるでしょう。黒ずみの原因ははっきりしていますから、後はいかにして色素沈着したメラニンを除去するか?ということになります。顔やボディー用の美白化粧品を流用してもよいのですが、バストトップ専用のアイテムも多数市販されています。

美白成分として、「ハイドロキノン」や「トレチノイン酸」、「ルミキシルペプチド」などが知られていますが、それぞれ一長一短があります。「ハイドロキノン」は、ビタミンCとトレチノイン酸と共に使用すると効果が高く、メラニン色素を生成する酵素の働きを抑えて、黒ずみを徐々に薄くしていきます。但し、漂白効果が強いため、使用方法や使用量には注意が必要です。

「トレチノイン酸」は、お肌のターンオーバーを促進し、ピーリング剤と同様に皮膚がポロポロと落ちることがあります。また、催奇形成がある点も注意が必要です。「ルミキシルペプチド」は、メラニン色素を生成する酵素の働きを阻害し、黒ずみを徐々に薄くしていきます。その美白効果はハイドロキノンの17倍と言われ、注目されています。

いずれにしても、敏感な部分のケアですから、自分のお肌に合ったものを選ぶことが大切だと思います。

エステや医療機関でできるケア

徐々に薄くするというより、確実にしっかり黒ずみを除去したい方は、エステや医療機関に足を運ぶとよいでしょう。エステでは、塗り薬によるケアや、パックなどの施術が受けられるようです。クリニックでは、塗り薬による治療や、レーザーによる治療があります。塗り薬による治療でも、セルフケアよりは安心ですし、市販されているものと医療用のものとでは、同じ有効成分でも量が違う場合があるので、効果も高いようです。レーザーによる治療も、従来に比べ痛みは殆どないものもありますし、何より、高い効果が期待できます。

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