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オールシーズン、紫外線を意識した生活習慣

更新日:2016.12.09
公開日:2013.02.20
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

紫外線というと夏のイメージですが、オールシーズン昼間ならば多少なりとも降り注いでいます。部屋のなかにいても浴びてしまうことがあり、シミやそばかす対策のためには、これらの紫外線にいつも注意する必要があります。日焼け止めのクリームを塗る、帽子・日傘等で日よけをするのが、一般的な方法として知られているところです。

紫外線というと夏のイメージですが、オールシーズン昼間ならば多少なりとも降り注いでいます。部屋のなかにいても浴びてしまうことがあり、シミやそばかす対策のためには、これらの紫外線にいつも注意する必要があります。もちろん、紫外線が一番強いのは真夏の炎天下ですが、雪やアスファルト、水辺の照り返しなども紫外線を強く浴びてしまうポイントです。

紫外線のダメージを受けやすいか、受けにくいかということには個人差があり、生まれつきシミやそばかすのできにくい人と、そうでない人があるのは事実です。小さいころ、そばかすがありましたか。そばかすは成長すると消えてしまうことも多いものです。

しかし幼少時にこのそばかすに悩んだ経験のある人は、シミのできやすい肌質である可能性が高いともいわれています。紫外線のブロックとともに、生活習慣を改善したりすることも強い素肌を作りに役立ちます。

これ以上作らず、かつ減らすために

ちまたには、シミやそばかすを減らし、消すための化粧品が数多くあります。「美白化粧品」はそれだけで一つのジャンルになっている感じさえあります。皆さんどうしても、それらの化粧品を使ってシミ・そばかすを減らす、消すということに一生懸命になりがちです。

同様に大切なのは「これ以上作らないこと」。前述のようにシミやそばかすの出来やすさには個人差があり、がんばって対策をしてもやっぱりできてしまう、という場合もあるでしょう。ですが最善を尽くして、新たなシミをつくらないようにしましょう。

例えば「洗顔をしないで寝てしまうこともある」「夏のみ紫外線対策をしている」「野菜より肉が好き」「アウトドアの遊び、仕事が多い」「便秘がち」「ストレスフルな生活をしている」「生活が不規則」等々、思い当たるフシはありませんか。これらの生活習慣を改善することは、シミやそばかすに対してだけでなく、あらゆる美容・健康を形作る基礎となりますので、現状当てはまるという人は改善しましょう。

具体的な紫外線対策って

では、具体的に紫外線から素肌を守るには、どんな対策があるのでしょうか。日焼け止めのクリームを塗る、帽子・日傘等で日よけをするなどが、一般的な方法として知られているところです。これらが一番有効ですので、日差しのもとでは一年中、しっかりと行うようにしてください。

特に、日焼け止めクリームは紫外線の気になるときは一日に何度も塗り直すのがポイントです。手や顔、腕など気になる部分にたくさん塗ることができるよう、塗り心地のよいクリームがオススメです。

今のうちから、生活習慣から対策を

夜更かしや偏食、仕事のストレスなど、あらゆる生活習慣を見直してみましょう。30代を過ぎてからのシミやそばかすは、過去に日焼け止め対策を怠ったり、生活習慣が乱れていたりということが少なからず影響しています。

つまり、できてしまったシミ・そばかすは身体からのサインともとれます。「ストレスをためないでね」「食べものに気をつかってね」「ゆっくり休んでね」というメッセージとして受け止め、明日からの生活習慣改善に役立ててくださいね。

シミ・そばかすの改善は日頃の小さな積み重ねから。日々、努力を重ねていけば5年後、10年後の肌は確実に違ってきます。毎日日焼け止めクリームを丹念に塗り、紫外線をカットしてください。日傘や帽子で太陽の光から大事な素肌を守ってください。そうすることで、徐々に素肌がよみがえる喜びを実感できることでしょう。

その経過を楽しみ、より美しい自分を目指しましょう。そうすれば紫外線対策も楽しいものになりますよ。

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