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おでこニキビが治らないのは前髪が原因?

更新日:2017.08.04
公開日:2013.02.28
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

おでこにぽつぽつと出来てしまったニキビ。髪で隠す人も多いですが、悪化の原因はそのヘアスタイルかもしれません。ニキビが出来てしまったときは、スキンケアはもちろん、ヘアスタイルや整髪剤にも気をつけたいものです。

おでこは、皮脂の分泌の多いTゾーンや汚れのたまりやすい髪の生え際があり、ニキビや吹き出物ができやすい条件が揃ったトラブルの多い場所です。その原因の一つに前髪の存在が挙げられます。前髪を下すヘアスタイルの方は、要注意です。前髪が触れるだけでも蒸れや汚れ、刺激になりますが、特にぱっつん前髪は最もニキビができやすいヘアスタイルといえそうです。

特に、毛先が当たるところは、毛の流れが覆っているところよりも強い刺激を受けてしまいます。
もし、目立つニキビを前髪で隠している方がいたら、それはニキビを悪化させる行為につながります。前髪をなくすのがベストですが、どうしても隠したいのなら、前髪の量をできるだけ減らして、横に流してピンでとめるなど、少しでも刺激を少なくする工夫をするとよいでしょう。

おでこニキビは前髪による刺激も原因のひとつ

前髪による刺激は侮れません。前髪を下している場合、殆ど一日中、おでこは前髪による刺激を受け続けることになります。おでこは皮脂の分泌が多く、毛穴は詰まりやすい状態ですが、そこへ絶えず前髪による刺激が加わると、刺激からお肌を保護するために角質は硬くなり、余計に毛穴詰まりを助長させてしまいます。そして、前髪が覆っていることによって起きる蒸れは、アクネ菌の繁殖を促します。

おでこニキビはシャンプーなどの刺激が原因になることも

忘れてはいけないのが、毛髪についている汚れによる刺激です。髪の毛は、思った以上に汚れています。シャンプー・リンスの洗い残しや整髪剤も刺激になってしまう場合があります。

整髪剤には、ワックスやジェル、スプレーなどいろいろなものがありますが、その構成成分に大きな違いはありません。端的にいえば、髪をアクリル樹脂系の接着剤で固め、表面を薄いプラスティックの膜で覆い艶を出すようにできています。他に油分やアルコール、界面活性剤なども含まれています。これらが肌に付着すると、刺激を与えたり毛穴を塞いでしまうことになります。急におでこニキビが増えてきたという場合、使っているシャンプーやリンス、整髪剤が肌に合っていない可能性を疑ってもいいかもしれません。

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