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かかとケアでガサガサからツルツルへ|足の角質が厚くなる原因と自宅でのケア方法

更新日:2018/02/13 公開日:2013/05/01

足裏、特にかかと部分の角質がガサついている、白く粉をふいている状態は、なんとかしたいものですね。冬場は人目につかないからまだいいとしても、夏になればサンダルを履いたり素足をさらしたりする機会も多くなります。つるつるのかかとを手に入れるため、何かしらのケアを実践している方は多いでしょう。

でも、その方法は本当に正しいのでしょうか?かかとの角質ケアで大切なポイントは、「古い角質の除去」と「保湿」の2点です。さまざまな角質ケアの方法と、ケアをするうえでの注意点について見ていきましょう。

かかとがガサガサにひび割れる原因

そもそも、かかとはなぜガサガサになりやすいのでしょうか。主な原因として、以下の3つが考えられます。

  • 外的刺激
  • ターンオーバーの乱れ
  • 乾燥

足の裏やかかとは普段から体重がかかる部位であり、角質が厚くなりやすいという性質があります。それに加えてサイズの合わない靴を履くことで摩擦や圧迫、ムレなどの刺激を受け続けたり、夏場にサンダル履きや裸足で過ごして紫外線を浴びたりすると、皮膚は外的刺激から自らを守るために、角質をどんどん厚くしてしまうのです。

また、血行不良や冷え、加齢やストレスなどさまざまな要因により肌のターンオーバーが滞ると、古い角質がはがれ落ちることなく蓄積されます。

しかも、足裏やかかとの皮膚は皮脂腺がほとんどなく、乾燥しやすい部位です。厚くなった角質層では水分やうるおいが行き渡りにくく、さらに角質を厚くするという悪循環が生まれます。こうして角化症になったかかとは白い粉をふいたり、カサカサに荒れた状態になり、ひどいときはひび割れを起こすこともあるのです。

水虫でかかとが硬くなることも!かかとの乾燥と水虫の違い

かかとの角質が厚くなったり粉をふく原因として、もうひとつ、水虫の可能性があげられます。

水虫というと足の爪付近や足指の間などにできると思いがちですが、かかとにもできることがあります。かゆみが少なく気づきにくいものの、水虫の原因である白癬菌が皮膚の奥に感染している状態です。放置しているとかかとから爪や手など他の部位に感染したり、家族など周囲の人にうつしてしまう可能性があるので注意が必要です。

かかとの乾燥とかかと水虫の見分け方

かかとが乾燥しやすいことはすでにご紹介しましたが、水虫の場合はクリームなどで保湿ケアを行っても進行するのが特徴です。きちんとお手入れしているのにひび割れや粉吹きが改善しない、爪でかくと皮がめくれてくる・・・などの場合は、かかと水虫を疑ったほうがよいかもしれません。

かかと水虫の場合は皮膚科で治療を

かかと水虫を早期に治療するには、やはり医師に相談することが一番です。皮膚科では水虫(足白癬)と診断された場合、抗真菌薬の内服薬や塗り薬を処方します。かかと水虫は角質層の奥深くで進行するため、塗り薬には尿素など角質を柔らかくする成分が配合されていることもあります。

ホームケアでは患部を清潔に保ち、毎日洗ってしっかり水分を拭き取りましょう。また、治療薬を塗る場合は皮膚がやわらかくなっているお風呂上りなどが効果的です。

ガサガサからツルツルへ!自宅でできるおすすめのかかとケア

かかとの角質ケアグッズは、本当にさまざまなものが市販されています。でも、角質ケアはそう難しいケアではありません。高価なアイテムでなくても、手軽にケアすることができるので、ご紹介します。

かかと専用のファイル(やすり)でケアする方法

まず、アイテムとしては、かかと専用のファイル(やすり)、化粧水、ハンドクリーム、食品用ラップです。かかと専用のファイル(やすり)は、ドラッグストアに売っている手動のもので十分です。粗い面と細かい面があって、にぎりやすいものがよいでしょう。ハンドクリームはあるものでいいですが、尿素を配合しているものもおすすめです。

  1. 入浴、またはフットバスで足をつけて、角質を柔らかくする。
  2. 軽くかかとをタオルドライしてから、角質の肥厚が顕著な部位はファイル(やすり)の粗い面で、そうでない部位はやすりの細かい面で、力を入れず、一定方向に動かして余計な角質を除去する。
  3. ファイル(やすり)を使用したところ全体を、軽く細かいファイル(やすり)で優しくなぞって表面を整える。
  4. タオルドライ後、化粧水をつけ、ハンドクリームをたっぷり塗り、上から食品用ラップで覆う。
  5. 就寝前なら、その上から靴下をはいて寝る。

ラップでかかとを覆って10~15分なじませることにより、ハンドクリームの保湿成分をかかとに効果的に浸透させることができます。ただし、きつく巻き付けると血行が悪くなるので注意しましょう。

注意点としては、力を入れすぎないことと、除去しすぎないことです。かかとの角質は、体重を支える部分ですから、ある程度は必要ということを念頭に置いてください。ファイルで削ることよりも、クリームでの保湿に重きを置くくらいがよいでしょう。

角質を除去するピーリングパックを使ったケア方法

厚くなったかかとの角質を除去するピーリング剤はさまざまな種類が市販されていますが、一定期間むけ続ける場合もあり、注意が必要です。肌に乾燥やひび割れが起こっている場合、ピーリング剤の予期せぬ浸透によってトラブルを引き起こすおそれもあります。肌の状態や肌質、体質に合ったものを選ぶようにしましょう。

かかとをケアするクリームの選び方

かかとの角質ケアは普段使っているハンドクリームでも構いませんが、かかと専用のクリームや以下のような成分配合のものがあれば、なおよいでしょう。

角質を柔らかくする尿素配合クリーム
尿素には水分保持量を増やしたり、固くなった角質をやわらかくする効果があり、手荒れやかかとの角質除去におすすめです。ただし、すでにひび割れや傷口が開いたかかとには刺激が強すぎる成分でもあるため、予防ケアに活用するようにしましょう。
血行を促すビタミンE配合クリーム
肌にさまざまな美容効果をもたらすビタミンのなかでも、ビタミンEは代謝を促したり、血行を促進する作用があるため、かかとの角質ケアにも適しています。

靴下でかかとケアする方法

保湿クリームを塗ったかかとは、靴下を履くことで乾燥や冷えから守られ、ケア効果が高まります。最近は綿やシルクなどでかかとの保湿性を高めたタイプや、抗菌・防臭加工をほどこしたタイプなど、さまざまなかかとケア用靴下が販売されていますので、好みのタイプを選んで活用するのもよいでしょう。

就寝中に使用するのであれば、足首の締め付けが少ないタイプや、つま先の開いたタイプなどもおすすめです。

サロンで本格的なかかとケアをする方法

手軽なセルフケアよりも、プロにケアしてもらいたいという方は、フットケアサロンに通ってみるのもよいでしょう。サロンによって、アロマを使っていたり、足ツボマッサージ、デトックス、リフレクソロジーなどをしてくれたり、色々なフットケアや全身ケアがあるため、角質ケアのみにとどまらずプラスの楽しみが見つかるかもしれません。

また、かかとのガサつきに、急な症状の拡大、痛みやかゆみなどをともなうなど、異常や病気の疑いがある場合は、皮膚科、あるいはフットケア外来のある医療機関へ相談しましょう。

注意したい角質ケア方法

間違ったケアとまではいきませんが、あまりおすすめできない方法が「軽石」や「あかすり」を使ったケアです。これらは力の加減が難しく、肌を傷つけて必要な角質まで除去してしまう可能性が高いです。

また、いずれのケア方法をとるにしても、頻繁にケアしすぎると肌を痛めてしまいます。角質層がバリア機能を担っている事も忘れずに、角質を除去することに囚われすぎないようにしましょう。1日1回でも保湿ケアをしっかり続けていくことが、一番のケアかもしれません。

かかとのガサガサや厚くなった角質を放置すると

かかとは外的刺激を受けやすい部位なので、他の部分の皮膚よりも角質が厚いものです。しかし、ただ皮膚が厚いだけでなく、ガサガサに乾燥して皮膚がめくれ上がり、ストッキングが頻繁に伝染するようになったり、常に白く粉をふいた状態になるなど「角化症」が深刻化すると、かかとがひび割れを起こす可能性があります。

ひび割れが真皮まで深くなってしまうと、出血し、歩くたびに痛みをともなうこともあります。また、蓄積された古い角質層が水虫の白癬菌をはじめ細菌の温床となり、においやかゆみを引き起こすことも。一旦かかとがひび割れてしまうと完治までに根気強いケアが必要ですし、前述の通り水虫の可能性もあります。見た目にもよくないので、早めのケアや治療を心がけましょう。

※かかとで発症しやすい「角化症」について知りたい方は、『足の皮膚が厚く硬くなる!角化症の原因と症状』をご覧ください。また、「ひじ」の角質ケアについては、『乾燥しやすい肘(ひじ)の角質ケア』をご覧ください。

まとめ:簡単自宅ケアでツルツルのかかとをめざそう

かかとがガサガサになる原因と自宅でできる簡単ケア、注意したい水虫の可能性などについてご紹介しました。かかとケアのポイントは以下の2点です。

  • やすりやピーリングで古い角質を除去
  • クリームやパック、靴下でかかとを保湿

かかとはもともと体重がかかるため、角質が厚くなりやすいパーツですが、外的刺激や乾燥、ターンオーバーの乱れなどによって角質がさらに厚くなると、白く粉をふいたり、ひどいときはひび割れを起こすこともあります。また、保湿ケアを行ってもガサガサが治らないときは、水虫に感染している可能性もあります。

やすりやクリーム、食品用ラップ、靴下など、自宅にあるもので手軽にケアが可能ですので、普段からお手入れをこころがけ、ツルツルのかかとを目指しましょう。

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