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産後の肌バリア低下と、スキンケアのポイント

更新日:2016/12/09

約40週という長い妊娠期間と出産という大仕事を終えた後、多くのお母さんが経験するのが肌トラブルです。産後に多く聞かれるのが、「肌質が変わった」、「化粧品が合わなくなった」、「シミや黒ずみが増えた」、「ハリがなくなった」などです。

さまざまな肌トラブルを自覚するお母さんは多いのですが、「赤ちゃんで手一杯」、「スキンケアするよりちょっとでも寝たい」などの理由できちんと自身の肌トラブルに向き合えないというお母さんが多いのも事実です。

産後の疲れ切った状況で有無を言わさずにスタートする育児…四六時中赤ちゃんの世話に追われ、ろくに睡眠もとれない状態が続くのですから無理もありません。こちらでは、わかっていてもなかなか手が回らない「産後の肌トラブル」について、肌の状態とやっておきたいケアについてご紹介します。

産後の肌の状態とは?

産後のお母さんの体は、まさに満身創痍といった状態です。産後6~8週程は「産褥期」と呼ばれ、母体は急速に元に戻ろうと変化しながら、ゆっくりと回復していきます。出産直後から急速に収縮していく子宮は約6週間で元の大きさに戻りますし、大量に分泌されていた女性ホルモンの量も激減します。「生みの苦しみ」も然ることながら、産後は体のあちこちに生じる痛みや不調と戦わなければならない時期です。

肌の状態も、こうしたホルモンバランスの変化やストレス、育児にともなう睡眠不足などのため、さまざまな形でトラブルが表面化してきます。色々な肌トラブルが見られますが、根底には、「肌のバリア機能の低下」が挙げられます。

健康な肌では、肌表面の皮脂膜がバリアを形成し、外部の刺激から肌を保護しています。そして、表皮の角質層にも、十分な水分が保持されていて細胞がきれいに整列して積み重なっています。

産後の肌では、このバリア機能が低下します。皮脂膜が不十分だったり失われていたりして、外的刺激が肌内部に侵入しやすい状態になっています。その結果、角質層で水分が保持できなくなって乾燥が進んだり、敏感肌になったり、シミや湿疹が現れたりとさまざまな肌トラブルを引き起こします。

また、産後はメラニン色素が活発に生成されるため、乳首が黒ずんでくることもあります。しかし、これらの肌トラブルに神経質になりすぎず、ある程度は「産後の自然な現象」と軽く受けとめる寛大さも必要かもしれません。多くの場合、産後の肌トラブルは数か月の間に軽減、消失します。

産後スキンケアのポイント~保湿ケア、食事、睡眠、紫外線対策~

産後は、さまざまな肌トラブルに見舞われますが、育児で忙しく、いたしかたない部分はあります。しかし、だからといって洗顔後の化粧水すら放棄してしまっていいはずがありません。そこで、簡単だけどしっかり効果の得られる産後スキンケアのポイントをご紹介します。

あれもこれもは大変ですが、「保湿ケア」だけはしっかりするよう心がけましょう。洗顔もしくは入浴後には、すぐに保湿ケアをしてください。普段使っていた化粧品が合わないと感じたら、しばらくは使用を中止し、肌に合った、なるべく肌に刺激の少ない優しいものに換えましょう。スキンケアに時間がかけられないお母さんには、オールインワンタイプの化粧品がオススメです。

それから、バランスのとれた食事に、ビタミンCやビタミンEを積極的に摂取することも肌には大いにプラスに働きます。睡眠を十分にとることは難しいかもしれませんが、なるべくお肌のゴールデンタイムと言われる22時から2時の間は睡眠をとるようにしましょう。

外出時には、普段以上に紫外線対策をしっかりすることも大切です。

一つ一つは小さなことかもしれませんが、それらの積み重ねが、肌をよい状態に導きます。ぜひ、産後だからと諦めずに無理のない範囲で取り入れてみてください。そして、悪い状態が続く場合は、ドクターに相談してください。

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