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オーガニックコスメに対する間違ったイメージ

更新日:2016/12/09

“オーガニックコスメ”と聞いて、どのようなものを想像しますか?「天然成分で肌に優しそう」「体によさそう」「敏感肌でも使えそう」という方が多いかもしれません。ですが、必ずしも「オーガニック=優しい」というわけではないのです。では、オーガニックコスメとは一体どういったものなのでしょうか。ここではオーガニックコスメの定義や、肌へどのように影響を与えるかについて解説します。

オーガニックコスメとはなにか

“オーガニック”とはそのまま直訳すると“有機の”という意味です。農薬を使わない有機栽培によって作られた植物で作られたものをオーガニック製品として扱います。オーガニックコスメは、“有機栽培によって作られた植物を使った化粧品”と言うことになります。

では、有機栽培とは具体的にどのような栽培方法なのでしょうか。有機栽培とは化学肥料や農薬を使わないか、極力控えて農作物を栽培する方法です。変わりに有機肥料(堆肥、油かす、牛糞など、合成成分を使わない肥料)を使って、土に栄養を与えます。一般的な農薬を使った場合よりも手間がかかる上に、虫や疫病にもかかりやすくなります。市場に流せる農作物の数は、化学肥料を使ったときよりも少なくなるので、作られるオーガニックコスメも単価が高くなるのです。

実は強力?オーガニックコスメ

植物には肌によいといわれる成分が含まれており、その効果を得るために化粧品に配合されます。その反面、実はまだわかっていないことも多いのが植物。研究が追いついておらず、実は肌にとってよくない成分や、肌にとっては強すぎる成分が含まれている可能性も否定できません。

このことから「成分や効果がはっきりと分かっている化学成分をあえて使用する」というブランドも多いのです。肌の弱い人に配慮して作られた製品も多いため、「使って即かぶれる」ということは稀ですが、「オーガニック=優しい」ではないことを知っておく必要はあります。

日本には認証機関がない

日本でオーガニック認定をする機関は農林水産省(有機JAS認定)ですが、実は食品に対しての認定しか行っていません。日本には“オーガニックコスメ”に対する認証機関がないため、オーガニックコスメであるか否か、それをうたい文句にするか否かは各ブランドやメーカーの判断にゆだねられています。

日本製のオーガニック化粧品は、基本的には各社で独自の無農薬栽培によって作られたもので製品化されています。また、オーガニックコスメと変わらない品質を誇りつつも、あえて“オーガニック”として売り出さないブランドも数多く存在します。このことを踏まえると、安心できるブランドまたはメーカーかどうかを製品選びのポイントにするべきでしょう。

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