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首にしわができる原因とたるみを取るマッサージ方法

更新日:2017/11/02 公開日:2013/10/17

衣服で隠れることも少なく、外見年齢を感じさせやすいパーツのひとつである首に刻まれたしわは、若い10代や20代の人でも出ている場合があります。首のしわの原因は、加齢や生まれつきだけではないのでしょうか。どのような原因で首のしわができるのか、できるだけ首のしわを予防するために日常生活の中でできる工夫とあわせて解説します。

首にしわができる原因

首のしわの原因を見てみましょう。首のしわの原因は、一つではありません。

  • 加齢による首を支える筋肉の拘縮
  • 真皮コラーゲンの減少や変性
  • 首の皮下脂肪の減少
  • フェイスラインの皮下脂肪の増加
  • 枕の高さと姿勢
  • 乾燥
  • 紫外線や活性酸素の増加
  • 表情筋の低下
  • 生まれつき
  • アトピー性皮膚炎など炎症によるもの
  • ストレスや不規則な食事

このように、さまざまな原因が考えられます。

筋肉が原因となる首のしわの関係

チキンレッグともいわれる、あごの下から縦に伸びるもりあがった太いラインは、広頚筋(こうけいきん)という筋肉が、拘縮という硬くひきつれていることが影響しています。広頚筋は、頬の下方から首の前面鎖骨のあたりまで広く存在する筋肉です。思いっきり口を「イー」と横に広げたときに浮き上がる縦筋はその一部ですが、ひどくなると、じっとしていてもフェイスラインの下に見えることがあります。

筋肉が硬くなっていることで、常に皮膚が縮まり、細かいしわや、太い横ジワの原因になります。

首をささえる筋肉は広頚筋以外にもあり、それらの筋肉が動くことで、皮膚は上下左右、またねじれるように斜めにも引っ張られます。したがって皮膚が下記のような変化を起こしているとよりその張力でダメージが起きてしわになりやすくなります。

皮膚の変化

皮膚の変化が関連するのは、上記の中でもこの要素です。

  • アトピー性皮膚炎、加齢、女性ホルモン低下による乾燥
  • 加齢や女性ホルモン低下によるコラーゲンや線維芽細胞の変化
  • 紫外線やストレスなどによる活性酸素の増加による酸化
  • 不規則な食事など糖代謝がよくないためにおこる糖化

皮膚が乾燥すれば、顔と同様にちりめんジワが目立ち、ツヤ感もなくなります。

コラーゲンは、皮膚の「真皮層」で網目のような構造を保ち、肌の弾力を保つのに一役買っています。このコラーゲンは線維芽細胞という細胞から生み出されていますが、加齢によって生み出される量が減少したり変質するのが普通です。そのほかにも、紫外線や活性酸素による酸化や、糖化によってコラーゲン線維や線維芽細胞がダメージを受けてコラーゲンの量が減少したり変性を起こすことがあります。

コラーゲンの減少は皮膚の弾力低下につながり、それがしわの原因となるのです。

首は服などで守られにくい部位です。また、日焼け止めを顔にはぬっても首には塗り忘れるということもあるため、紫外線による影響を比較的受けやすい部位と考えられます。

皮膚が上記のような変化を起こしているときに、ストールやアクセサリーなどで摩擦がおきれば、よりしわはできやすくなります。刺激がないものにしましょう。

皮下脂肪の変化

主に加齢により首の皮膚の下にある皮下脂肪は減少していき、皮膚の下の組織の厚みは薄くなります。

したがって、上を覆っている皮膚が少しあまりやすくなり、それが広頚筋によって縮められるためしわになりやすくなります。

一方、フェイスラインの上方の皮下脂肪はむしろ加齢とともに増加していきます。皮膚の弾力も低下しているために、その部分が重力で下がるのを支えられなくなり、その部分が下方に下垂します。そのふくらみの重さが首側の皮膚に負担になり、しわになります。

下あごの下方にも皮下脂肪がたまりやすくなり、そのフェイスライン下方に厚くたまった状態であごを下げると、そこに深い横ジワが刻まれていきます。

枕の高さと姿勢

枕の高さや姿勢が首のしわの原因になるのは、首の形状記憶と関わっています。首は、会話であいづちを打つときにうなずいたり、あちこちを見渡したりと、伸縮の多い部位。そのため、形状記憶のしわができやすいのです。枕の高さによって、首にしわができたまま同じ姿勢を続けると、大きくて深い横じわになってしまうというわけです。

また、寝ているとき以外の姿勢も首のしわに影響します。たとえば、パソコンやスマートフォンの操作で下を向いている時間が長かったり、デスクワークで長時間下を向いている必要があるといった場合も首に形状記憶のしわができやすいと言えるでしょう。

意外と簡単にできてしまう首のしわ。ぜひ早めに対策を行っておきたいものですね。日常的にできるケアとしては『首のシワを作らないための日常ケア』を参考にしてください。

首のしわやたるみを取るマッサージ方法

首のしわやたるみを取るには、むくみを解消するリンパマッサージが効果を期待できるといわれています。リンパドレナージュ効果で、皮膚や皮下組織の代謝を促せば、余分な皮下脂肪もたまりにくくなります。

お風呂上りなどにボディクリームや顔につけるクリームで滑りをよくして行うとよいでしょう。

  1. 両耳の下から鎖骨に向けて、指全体でなでおろします
  2. 鎖骨の中心から外側に向けて、やさしく押しながらなでます

上から下、中心から外側という方向が大切です。肌に負担をかけないやさしい力で、方向を守ってマッサージしましょう。

首のしわを予防するケア方法

首のしわやたるみは、クリームを使った前述のマッサージのほか、以下のようなポイントに日常的に気をつけることがケアの一環となります。

  • 首のエクササイズ
  • 自分に合った高さの枕選び
  • 紫外線対策
  • 保湿

それぞれについて解説します。

首のエクササイズ

下を向く時間が長く続けば、それだけ広頚筋が下方に縮んだままの状態になり、首の横じわができやすくなります。下を向く作業などを行う場合は、ある程度時間が経ったら首を回したり、上下左右に倒したりして首をのばすエクササイズを行いましょう。

枕選び

枕は高すぎても低すぎても首の横じわの原因となる可能性があります。高すぎれば常に首が曲がり、低すぎれば首の皮膚が引っ張られてたるみの原因となりえるのです。枕の高さは、立っているときと同じように身体に対して首がまっすぐになる高さが正しいといわれています。自分ではわかりにくいという場合は、オーダーメイドで自分に合った枕を作ってくれるお店などで作ってもらうというのもよいでしょう。

紫外線対策

首は衣服で守られることが少なく、年間を通じて紫外線にさらされやすい部位です。紫外線は1年中降り注いでいるため、日焼け止めなどによる紫外線対策は年中行うことが望ましいでしょう。皮膚に塗る日焼け止めのほか、最近は抗酸化作用の強いサプリメントを内服して内側から防御できることもできます。日傘やストールといったアイテムも首の紫外線対策に役立ちます。ただし、ストールを使用する場合は、シルク素材などの肌にやさしいものを選びましょう。

首の皮膚の保湿

原因の項でも説明したとおり、首のしわの一因として「皮膚の乾燥」があげられます。そのため、普段から保湿を意識するとよいでしょう。首の保湿ケアといっても、必ずしも専用のクリームを使わなければいけないというわけではありません。化粧水や乳液、クリームなどを使って顔の保湿をするときに、あわせて首の保湿を行うだけでもじゅうぶんです。また、空気が乾燥している時期には、化粧品による保湿だけではなく部屋の加湿も行うことをおすすめします。

まとめ

首のしわは生まれつきできやすい方もいますが、加齢や日常生活の中の何気ない習慣の積み重ねも原因となります。

  • 首の皮膚の保湿をしない
  • 首の紫外線対策をしていない
  • 表情筋を普段あまり動かさない
  • 高さが合っていない枕を使用している
  • 睡眠不足のことが多い
  • 栄養バランスがとれていない
  • ストレスをためこんでいる

首のたるみを解消するためのリンパマッサージを顔用の保湿クリームで行えば、保湿とマッサージを一緒に行うことができます。また、枕を快適な高さに変えることは、首のしわの予防だけでなく睡眠の質の改善にもつながる可能性があります。

また、デスクワークの合間に首を回したり、上下左右に倒してストレッチしたりといったことも、首のしわの予防に役立ちます。

1回では効果が目に見えなくとも、小さなケアの積み重ねが後々大きな差となって現れることもあります。日ごろの対策をしっかり行うようにしましょう。

 

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