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全身のシェービング方法

更新日:2018.09.27
公開日:2013.10.03
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

産毛の処理には自宅でのシェービングがもっとも手軽ですが、肌は非常に敏感なため、カミソリの刺激で肌トラブルを引き起こしてしまうこともあります。ドクター監修の記事で、全身の正しいシェービング法を理解しておきましょう。

自宅でシェービングを行うことで産毛の処理が簡単にできます。しかし、肌は非常に敏感であるためカミソリの刺激でトラブルが起きることもあります。肌トラブルを予防するためにも、正しいシェービング法を身に付けておきましょう。

基本のシェービング法

まずはシェービング専用のカミソリを用意するとともに、シェービングする部分を清潔にして蒸しタオルを当て、肌を温めて毛穴を開かせます。次に産毛の生え方を確認したうえでシェービングクリームやジェルを塗り、毛の流れに沿ってシェービングを行います。

シェービングの際には、剃る箇所が剃りやすくなるよう、片手で肌を押さえ、力を入れ過ぎないようにすることがポイントです。

最後にクリームやジェルを洗い流し、専用のケアアイテム、または低刺激のローションや乳液で肌をしっかり保湿します。シェービング後の肌は乾燥しやすいため、保湿ケアをしっかり行うようにしてください。

カミソリの扱い方

カミソリによるシェービングは、お金をかけることなく自宅で手軽にでき、一度に広い面積が処理できるなどのメリットがあります。しかし誤った方法で処理すると肌トラブルを招きかねませんので、注意が必要です。

カミソリを使用する前には、清潔かどうか、刃こぼれがないかチェックしましょう。また、お風呂など湿度の高い場所に置きっぱなしにすると切れ味が悪くなります。刃の使用限度は2週間ほどにとどめ、こまめに取り替えることも大切です。

最近のカミソリは二枚刃や三枚刃など、複数の刃がついている商品がありますが、実は刃の数が多いほど、肌への負担が大きくなることも。できれば一枚刃で、セーフティーガードつきのものがおすすめです。

部位別のシェービングポイント

シェービングは肌に負担をかけないよう、毛の流れに沿って剃ることが基本です。部位別のケアポイントをご紹介します。

顔へのシェービングは産毛処理だけでなく、古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを正常化する効果も期待できます。しかし、頻繁にシェービングを行うと角質層へのダメージが強いため、3週間に1度程度のお手入れが望ましいでしょう。

剃るときはクリームや泡でしっかり肌を保護してから、毛の流れとは逆方向に皮膚を軽く引っ張り、毛の流れに沿って剃ります。T字型のカミソリが一番使いやすくて安全ですが、鼻の下など細かい部分にはL字型でヘッドが小さめのカミソリを選ぶとよいでしょう。

ワキ

ワキは窪みができないよう、腕を伸ばしてなるべく平らにしてから剃りましょう。力を入れて押し当てるのではなく、毛の流れに沿って肌に負担をかけないようシェービングすることが大切です。

腕や脚

腕は肩から指先に向けて、脚はヒザ下から足首へ向けて剃っていきます。ヒザ・ヒジなどシワができやすい部分は、シワを伸ばしてから、シワに沿ってシェービングしましょう。

背中

背中は自分では処理するのが難しい部位なので、できるだけ誰かの協力を得て剃るのがよいでしょう。背中の上から下へ、毛の流れに沿ってゆっくりとシェービングするよう心がけましょう。

ビキニライン

ビキニラインを含むデリケートゾーンは、よく「VIOライン」という言葉で言い表されます。Vラインとは、前から見て小さめの下着からはみ出すビキニラインのこと。Iラインは股関節の内側の陰部の両サイド、Oラインは、肛門周りを指します。

ビキニラインはとてもデリケートな部位なので、専門の施設で処理するのがおすすめです。ですが、どうしても自分で処理せざるを得ない場合、Vラインは毛の流れに沿って上から下へ、Iラインは座って開脚し、鏡を正面にセットして毛の流れと同じ方向に剃るようにしましょう。

シェービングでやってはいけない4つのこと

・必要以上に力を入れてシェービングを行う

シェービングの際に力を入れ過ぎると、肌に必要な角質までも除去してしまいます。肌への負担もかなり大きいため肌荒れやひりつきが起こる原因となります。

・毛の流れに逆らってシェービングする

毛の流れと逆方向にシェービングをすると、きれいに剃ることはできますが深剃りや毛穴を傷つける原因となります。

・ジェルやクリームで保護しない

ジェルやクリームで保護しないと、カミソリがスムーズに滑らなくなりシェービングに力が入ってしまいます。それによって色素沈着や黒ずみ、またかゆみやカミソリ負けなどの肌トラブルが起きてしまいます。

・シェービング後に保湿ケアをしない

シェービング後の保湿ケアを怠ると、乾燥や毛穴の黒ずみなどの肌トラブルが起こります。

シェービングサロンに任せるという方法も

自己流のシェービングでは、どうしても剃り残しが発生してしまいがちです。また、部位によっては自分で処理するのが難しい場合もあります。特に背中は自分で直接見ることができないため剃り残しが発生しやすく、ケガをする可能性もある部位です。

安全に背中のシェービングを行いたいのであれば、プロに依頼するという方法もあります。

シェービングサロンでは、理容師の有資格者でなければ持てない専用のカミソリを使用します。さらに「刃の重みだけで産毛を取り除く」といったテクニックによって、肌への負担を軽減できます。

また、シェービングサロンでは専用クリームで保湿しながら施術を行っていくため、シェービング後の肌の仕上がりも美しくなります。

自分自身でうまくシェービングできない場合は、シェービングサロンでプロの施術を受けるのもよいでしょう。

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