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口元のしわを消す方法と皮膚科での治し方

更新日:2017/11/21 公開日:2013/11/14

この記事の監修ドクター

スキンクリニック藤枝
小野 健太郎先生

小じわや笑いじわ、ちりめんじわ、たるみじわ、ほうれい線など、口元には色々な種類のしわができます。できる場所も口角付近や唇の周りなど、さまざまです。

これらのしわを改善するために、まずそれぞれのしわの原因を突き止めて、それに合った対策を行いましょう。今回は、口元のしわ改善方法をタイプ別にご紹介します。

※口元のしわの種類と原因については、『口もとのしわの種類と原因』をご覧ください。

口元にできたしわを目立たなくするには?

口元のシワは、できる場所や原因によって以下の3タイプに分類できます。

  • 乾燥によるしわ
  • 表情じわ
  • 筋肉老化じわ

まずは自分の口元のしわがどのようなタイプなのか見極めてみましょう。そのうえで、自分のしわの種類に最適な対策を行いましょう。

細かなしわが気になる「乾燥じわ」の改善方法

上唇の上にできる縦じわや、口をすぼめたときに放射状に現れるしわは、加齢や乾燥が関係しています。唇周りの皮膚は皮脂の分泌も少なく、乾燥に弱い部位です。

しわが太くなる前に即対策!

乾燥じわは細かいしわなので、ひとつひとつは目立たないものですが、細かいしわが集まって太くて深いシワになってしまうと、目立ってきます。太いしわを作らないためにも、細かいうちに早めに保湿で対策しておきましょう。

部屋の空気を乾燥させない

特に秋冬は空気が乾燥するので、洗濯物を室内に干したり、加湿器を使うなどして湿度が下がらないよう工夫しましょう。エアコンからの風が直接顔に当たらないようにする、などの工夫も重要です。

スキンケアでは保湿成分にこだわって

スキンケアでは、乾燥の度合いに応じてセラミドやヒアルロン酸などの保湿成分の入ったものや、ワセリンやケラチナミンの入ったもの、必要であればスクラワン、アスタキサンチン、馬油などを使い分けましょう。

表情のくせにより悪化する「表情じわ」の改善方法

表情を作ったときに口角にしわが寄ったり、あごに梅干のようなしわができ、表情を戻しても残ってしまう場合は、表情じわが疑われます。この場合は、表情のクセを見直すとともに、保湿中心のスキンケアを行い、進行を緩やかにすることが大切です。

表情のクセに注意

表情じわは表情筋のある場所につくられます。何度も同じ部位にシワを寄せることによって、皮膚が形状を記憶するように、しわとして刻まれてしまうことが原因です。表情を作ろうと口角などに必要以上の力を入れる、頬杖をつくクセがある、いつも片側の歯で物を噛んでいる、姿勢が猫背ぎみなどの習慣も、表情じわの原因になり得るので気をつけましょう。

真皮の水分量を保つ

肌の形状記憶力は、表皮の下にある真皮層で保たれています。真皮層ではコラーゲンやエラスチンが肌のハリや弾力を維持するとともに、水分を溜め込むなどの働きを担っています。コラーゲンやエラスチンをよく機能させるためにも、保湿力の高い化粧品でスキンケアを行いましょう。日常のスキンケアでは、しわを伸ばして美容液を塗り、美容成分がしわの奥まで行き届くようにします。シートパックを使ってもよいでしょう。

また、コラーゲンの生成を助けるビタミンCを破壊してしまう喫煙習慣をやめる、十分に睡眠をとる、栄養バランスのよい食生活を送るなど、生活習慣を見直すことも大切です。紫外線はコラーゲンを変性させて肌にダメージを与えるので、UV対策も忘れず行いましょう。

筋肉の老化からくる「たるみじわ」の改善方法

普段から顔の筋肉を動かすことが少ないと、口の周りの筋肉である「口輪筋(こうりんきん)」や、頬と上唇を結ぶ「頬骨筋(きょうこつきん)」などが衰え、皮膚を支えきれずにたるんでしまいます。このたるみが境界線となってしわに見えるのが、ほうれい線などの「たるみじわ」の正体です。たるみじわは真皮層のコラーゲンやエラスチンが失われ、肌の弾力が失われることでも悪化します。

コラーゲンを増やすスキンケア

ほうれい線などのたるみじわは非常に深いしわなので、専用の化粧品などを使ってもほとんど効果がありません。他のタイプのしわにはスキンケアとしてコラーゲンを増やす働きを持つビタミンC誘導体や、レチノール入りの美容液、またはピーリングをとり入れてみましょう。紫外線によるダメージは肌の老化を進行させるので、普段からUV対策をしっかり行うことも大切です。

生活習慣を見直す

顔には多くの筋肉がありますが、私たちはその大半を使い切れていません。普段からたくさんおしゃべりする、思い切り笑うなど、大きく表情を作ることを意識したり、食事の際はたくさん咀嚼したりなどして表情筋を鍛えましょう。

また、肌に必要な栄養素や水分をきちんととる、十分な睡眠をとる、肌老化を招くストレスをできるだけ減らすといったことも大切です。前述のとおり、タバコはコラーゲン生成を促すビタミンCを破壊するため、吸わないようにしましょう。また、スマートフォンの操作などで猫背が習慣化されると、顔のたるみにつながります。普段から気をつけるようにしましょう。

表情筋を鍛えるエクササイズ

ほうれい線などの筋肉老化じわを改善するセルフケア方法の基本に、表情筋エクササイズがあります。特に、口元のしわ予防には次のようなエクササイズがおすすめです。

  • 口を大きく開いて「アカンベー」をするように舌を出し、20秒キープする
  • ゆっくりと大きく口の筋肉を使って、「ア・イ・ウ・エ・オ」と言って口を動かす
  • 上を向いてアゴを上げたまま、口角を上げてにっこりと微笑み、20秒キープする

それぞれのしわの特徴をよく知って、保湿やエクササイズなど上手に生活の中にとり入れていきましょう。

ただし、表情筋を鍛えようとしてエクササイズをやりすぎると、逆に表情じわが悪化してしまうおそれもあります。やりすぎには注意しましょう。また、肌を強くこするマッサージなども、皮膚を伸ばすことでたるみの原因になったり、摩擦によるしわや乾燥、シミを招いたりする可能性があります。こちらにも気をつけましょう。

『唇まわりにできる小ジワのケア方法』で、さまざまな顔トレーニングを紹介しているので、こちらも参考にしてください。

口元のしわを皮膚科で治療する方法

ご紹介してきたように、保湿重視のスキンケアや表情グセの改善などでしわの進行を遅らせることはできますが、どうしても気になるしわは美容皮膚科や美容外科でプチ整形を受けるという方法もあります。主な治療方法をご紹介します。

注入治療

プチ整形の代表格としてあげられるのが、しわを消すための注入治療です。以下のような種類があり、小さなしわであれば日帰りで行うことも可能です。

  • ヒアルロン酸注射…乾燥した肌にうるおい保持するヒアルロン酸を注入し、唇の縦じわや口元のしわ、顔全体のしわなどを改善
  • ボトックス注射…筋肉の緊張をやわらげることで、表情じわやあごの梅干しわなどを解消
  • コラーゲン注射…凹みに注入し、肌を盛り上げることで、ほうれい線や口角横のしわを改善
  • 再生医療…再生因子を注射で移植し、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの生成を促す

その他の治療

  • ケミカルピーリング…肌に薬品を塗布して古い角質を取り除くとともに、コラーゲンの生成を促して小じわを改善
  • レーザーや光治療…コラーゲンの生成を促してハリや弾力を取り戻しながら、乾燥じわを改善。レーザートーニングやサーマクール、HIFUなど、さまざまな種類がある

まとめ

口元のしわはさまざまな原因で発生しますが、主に乾燥じわ、表情じわ、筋肉老化じわの3種類に分けられます。それぞれのしわの原因を見極め、これ以上進行しないよう日頃から対策を立てることが大切です。

  • スキンケアや加湿器などで肌の乾燥を防ぐ
  • コラーゲン生成を促す化粧品などを使用する
  • 栄養バランスのよい食事を心がけ、喫煙をやめる
  • ストレスを解消するとともに質のよい睡眠をとる
  • シワの原因となる表情グセや姿勢に気をつける
  • 表情筋が衰えないようエクササイズを行う

こうしたことの積み重ねが、しわの改善につながります。できることからとり入れ、すこやかで魅力的な口元をキープしましょう。

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