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便秘の原因(4)腸内環境の悪化

更新日:2017/07/21 公開日:2013/12/26

この記事の監修ドクター

ララクリニック
川端愛子先生

腸内環境と便秘

健康な状態の腸内には、500種類以上、総数100兆個もの腸内細菌が住み着いています。これらの中には、人体にとってよい影響を及ぼす細菌(=善玉菌)と悪い影響を及ぼす細菌(=悪玉菌)、善玉菌または悪玉菌の強い方に加勢する細菌(=日和見菌)とが混在しています。

これらはバランスを保って共棲しており、「腸内フローラ」と呼ばれる一種の生態系を形成しています。

健康であれば、善玉菌が優勢です。善玉菌は腸の働きを活性化させるほか、ビタミンを合成して栄養不足を補うような働きまでしています。ところが、腸内環境のバランスが崩れ、悪玉菌が優勢となってしまうと、腸の働きは鈍くなり、便秘の原因となります。

腸内細菌の分類

上述の通り腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌の3種類があり、それぞれ以下のような働きをしています。

(1)善玉菌

人体によい影響を与えてくれる腸内細菌の総称です。消化・吸収を助ける働きや、消化管の機能向上、免疫を高めるなどの役割を果たしています。

善玉菌はオリゴ糖、乳糖といった糖類によって増殖します。

善玉菌には、ビフィズス菌、乳酸球菌(ラクトコッカス)、乳酸桿菌(ラクトバチルス)などがあります。

しかし、現代はこのような善玉菌を増やす食事を摂取する機会が減り、欧米型の食生活が浸透しているため、意識的に善玉菌を増やす努力が必要になっています。

(2)悪玉菌

人体に悪い影響を与えてしまう腸内細菌の総称です。発がん性物質や腸内に炎症を起こす物質を生成したり、ガスを発生させたりします。

代表的な悪玉菌としては、大腸菌、ウェルシュ菌、ピロリ菌などがあります。

悪玉菌が増加すると、腸の働きが鈍り、便秘、下痢、肌荒れなどを引き起こすほか、アレルギーや大腸がんなどさまざまな健康リスクが高まります。

悪玉菌は、動物性脂肪や動物性タンパク質を含む肉類などを多く摂取すると増殖します。現代の日本では、どうしても悪玉菌を増殖させる食事が多くなりがちですので、意識的に悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす食生活を心がける必要があります。

(3)日和見菌

人体によい影響も悪い影響も与える可能性のある腸内細菌の総称です。いわゆる中立な立場ではなく、優勢な側に加勢をする菌なので、日和見菌と呼ばれています。

日和見菌には、バクテロイデス、プロテウス菌、嫌気性連鎖球菌などがあります。

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