1448名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

便秘の原因(5)水分不足

更新日:2017/08/22 公開日:2013/12/26

便と水分と便秘の関係

便秘の原因と呼ばれるものには、食生活や生活習慣、ストレスなど数多くありますが、原因の一つだと言えるのが水分不足でしょう。

人間の体の60%が水分でできていることからもわかるように、水は生物が生きていくために必要不可欠なものです。こと排便に関しても、水の役割は非常に重大なのです。

(1)消化から排出までの流れ

口から摂取された食物は胃と小腸で消化・吸収し、その残りが大腸に運ばれます。

大腸に到達した食物の残りは、最初は水分を多く含んだ液体状です。その後、腸管を通るうちに腸壁から水分を吸収されて、直腸に到達するまでの間に固形物として形が整います。

健康な状態であれば、このまま排便がなされることになります。

(2)水分不足の影響

水分の80%は小腸で吸収され、大腸では残り20%の水分のほとんどが吸収されます。

体内の水分が不足すると、腸の働きが悪くなり、便の水分量が減ってしまい、便が硬くなる原因となります。便秘になると、大腸に溜まった便は水分をさらに吸収してしまうことで、便がより硬くなり、悪循環に陥ってしまいます。

便の中には、消化されないまま残っている成分も入っています。その代表格が、便秘対策としてよく知られる食物繊維です。

便の水分が多い場合、食物繊維はその水分を吸って大きく膨らみます。そのため、便のカサ(体積)が大きくなることで腸が刺激され、蠕動(ぜんどう)運動が活発になります。よって、スムーズな排便につながります。

しかし、体内の水分が少なければ、便のカサが小さくなってしまい、便秘の原因となります。

水分不足の原因

水分不足になる理由はさまざまですが、以下に代表的な要因をご紹介します。

(1)ダイエットの影響

ダイエットのために食事制限をしている人も少なくないでしょう。

実は食べ物には、多くの水分が含まれており、人間は食べ物から多くの水分を補給しています。そのため、食事を減らした分の水分を意識的に摂取しないと、水分不足になってしまいます。

(2)むくみ・水太りに対する不安

「水分を大量に摂取すると体がむくみやすくなる」と思い、水分補給を少なめにしているという人もいるかと思います。しかし、腎臓が健全であれば、不要な水分は体外へ排泄されます。一気に大量の水を飲んだり、寝る前にたくさん水を飲みすぎなければ、水分の摂りすぎが原因でむくむことはないと言えるでしょう。

(3)気づかない・のどが渇かない

寒いとのどの渇きを感じにくく、水分摂取量が減少してしまいがちです。しかし、人間の身体では常に発汗(不感蒸発)が起きており、水分は失われています。

また、高齢者になると、水分を摂っていなくても喉の渇きを感じにくくなります。これは代謝量が減ったためですが、それでも水分は必要です。

のどが渇いていなくても定期的に水分補給をするようにするのが、便秘を防ぐポイントです。

また、朝起きたあとに水を飲むことも大切です。のどが渇いた感覚がなくても、人は眠っている間に大量の汗をかいているので、最低でも失った分の水分を補給するようにしましょう。

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート