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便秘の原因(6)病気と薬の副作用

更新日:2017/09/14 公開日:2013/12/26

便秘の原因はさまざま

ここまでに紹介した便秘の5つの原因(『食物繊維不足』『運動不足』『ストレス』『腸内環境の悪化』『水分不足』)の他にも、便秘の原因となる要素はまだまだあります。

その中でも今回は、病気が原因となって発生する便秘と、薬の副作用によって発生する便秘について解説します。

病気による便秘

多くの便秘は日常生活の習慣や態度に端を発するものですが、中には、病気に由来する便秘もあります。

他の種類の便秘であれば、生活改善をするだけでも一定の効果が期待できるところですが、病気の場合はセルフケアでは対処ができません。それどころか、見過ごしていると命に関わる可能性もあります。

病気に由来する便秘は器質性便秘と呼ばれ、重大な病状が潜んでいることがあります。便秘をもたらす病気の代表例として、以下のようなものがあります。

  • 大腸がん
  • 腹膜炎
  • 腸閉塞
  • 腸捻転
  • 潰瘍性大腸炎
  • 子宮筋腫
  • 甲状腺機能低下症
  • 糖尿病

特に病気に由来する急性の便秘は、血便や嘔吐(おうと)、めまい、激しい腹痛といった深刻な症状が発生します。

特に腸閉塞では、症状が出はじめると急速な勢いで悪化していきます。自覚症状が出はじめたら一刻も早く病院で診察してもらわなければなりません。

『器質性便秘とその症状とは』では、器質性便秘とその症状について、さらに詳しくご紹介しています。

薬の副作用による便秘

他の病気に由来しておらず、また便秘を改善するために生活習慣を見直してみても改善が見られない場合は、薬の副作用による便秘を疑ってみましょう。

薬は病気を治療するうえで非常に有用なものですが、どのような薬にも、主となる効果以外に副作用があります。薬の中には、消化管の運動を抑制する副作用があり、便秘を引き起こしやすいものにはさまざまな種類の薬が当てはまります。

こうした薬による便秘を薬物性便秘と呼びます。薬物性便秘は、日常的に服用している薬の量が多い高齢者に目立ちます。便秘を起こしやすい薬としては、以下のようなものがあげられます。

  • 咳止め薬
  • 抗がん剤
  • 不整脈用剤
  • 血圧降下剤
  • カルシウム拮抗薬
  • 抗うつ薬
  • 向精神薬
  • 鎮痙剤抗てんかん剤
  • 鎮痙剤鎮痙剤
  • 抗生物質製剤

薬による便秘に対しては、便秘薬や浣腸、下剤などを自己判断で使用するのはNGです。主治医に相談して適切な対策を講じるようにしましょう。

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