メタボの原因と対策(5)内臓脂肪対策とサプリメント

更新日:2017/03/23 公開日:2013/12/26

メタボリックシンドローム

メタボ解消のために提唱されている生活習慣の改善。これが達成できなければ生活習慣病のリスクは増大します。内臓脂肪の蓄積が顕著になる30代から発症年齢の60歳までに、生活習慣を改善しメタボを解消するために、サプリメントが期待されています。ドクター監修のもと、メタボ対策を考えます。

生活習慣改善と投薬治療のすき間を埋める

厚生労働省の提唱する通り、早いうちに生活習慣を改善すれば、少なくとも3大生活習慣病とは無縁になるはずです。でも、生活習慣を改善できない人、あるいは改善してもメタボが解消しない人は、いずれ体調が悪化して医師の治療を受けることになります。

実はこの間には、すき間と呼べないほど長い期間があります。

男性の例を挙げれば、20代では見られなかった内臓脂肪の蓄積が30代で始まり、その結果としての生活習慣病の発症は早い人で40代~50代、遅ければ60代後半から70代には、半数近くが糖尿病とその予備軍になっています。

この間、20年間~40年間、大抵の人は、生活習慣の改善をしようと努力したことがあったはずです。それがうまくいかなかったのはなぜでしょうか。その原因に着目して開発されているのが、ダイエットサプリメントなのです。

サプリメントの始まりはビタミン剤

サプリメントとは、米国のダイエタリー・サプリメントDietary supplementに基づく外来語です。Dietとは、元々は食事療法を指し、supplementは補充、つまりダイエットサプリメントとは、健康維持のために特化した栄養素補給のための補助食品という意味です。

サプリメントの起源は、19世紀まで死の病であった脚気(かっけ)の治療のための研究の結果、米糠(コメヌカ)の成分であるビタミンが発見されたことによります。

最初の発見は1910年、日本の学者鈴木梅太郎によるオリザニンの発見ですが、日本語による論文のため広まりませんでした。翌1911年、ビタミンの命名者であるポーランド人カジミール・フンクがチアミンを検出し、日本でも欧米でも、その有効成分を特化したビタミン剤が作られるようになりました。

現在、米国ではサプリメントは食品のひとつとされています。日本では、ビタミン剤などの栄養補助食品、一般には健康食品としてさまざまな製品が発売されてきました。最近では、総合ビタミン剤も、機能や成分を特化した製品も合わせて、「サプリメント」と総称しています。これは、米国の使い方とほぼ同じです。

健康を維持するために、栄養を補うなどの補助的な役割をする製品で、そのために抽出された成分を錠剤やカプセル、粉末、ドリンクなどの形状をした食品なのです。

特に、食生活改善には、脂肪分を減らす、糖分をコントロールする、塩分を減らす、さらに食べる量を減らす、という様々な食制限が必要になってきます。

食制限はダイエットの基本であるだけに、その実践が辛くても生活習慣になりにくいのです。

現代日本で、サプリメントに期待されること

食生活が充実し、栄養不良などの心配もなくなった現代の日本で、今、一番求められているのは、メタボリックシンドロームを予防するためのダイエット補助の役割です。このことはもちろん、女性の美容のためのダイエットサプリメントに共通しています。

当初は脚気治療の栄養補助のために始まったサプリメントの歴史は、常に健康を維持するためという大きな目標に向かって進んでいます。

ところで、適正体重を保つためには身体が健康でなくてはなりません。運動不足や栄養過多のほかに、新陳代謝が鈍るとやせにくくなることが知られています。年齢を重ねると太ったり、やせにくくなったりするのはこのためです。年齢による身体の機能低下を改善することでも、やせやすい身体を作ることができます。

サプリメントは、身体の健康維持、機能の維持という広い視野から開発が進められていますから、一見すると、やせることと関係ないようなサプリメントも、実はダイエットの役に立つということがよくあります。

さまざまなダイエットサプリメントの成分と役割を知って、その時々の自分にあったダイエットサプリメントを選んでいきましょう。

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