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便秘によるおなかの張りに!ガス抜きマッサージ

更新日:2017/08/15 公開日:2014/02/27

この記事の監修ドクター

ひがし内科クリニック 院長
東幸助先生

ガス抜きは腸内環境改善に効果的

腸内ガスが溜まると、便秘や腸内環境の悪化につながりやすくなります。腸内ガスは、主に腸内細菌(腸内フローラ)が食べ物を分解する過程で発生します。発生したガスは、通常は腸の蠕動(ぜんどう)運動(腸が伸び縮みすること)によって排出されます。しかし、生活習慣など、なんらかの理由で蠕動(ぜんどう)運動が弱まると、ガスは排出されずに腸内に溜まってしまいます。おなかの張りから便秘と思って受診したら、実はガスが溜まっていただけだったというケースも、少なくないといいます。

腸内ガスが溜まると、腸はふくらんで硬くなり、動きにくい状態となってさらに蠕動(ぜんどう)運動が弱まるため、便秘になりやすくなります。便秘になると宿便からもガスが発生するため、腸内には便とガスが溜まり、腸の腐敗が進んでしまうという悪循環に陥ります。このように、ガス溜まりは便秘や、腸内環境の悪化による病気の原因となるので、ガスは発生するたびにしっかり外に出すことが望ましいのです。

腸内環境について気になる方は、『あなたの腸内整っていますか?お肌への影響大!腸内環境セルフチェック』でチェックしてみましょう。

毎朝のガス抜きマッサージを習慣に

しぶとい便秘には、マッサージが効果的です。ガス抜きマッサージを行なってガスを腸内に溜めこまないようにすることは、おなかの張りを解消するだけでなく、便秘の予防や改善にもつながります。日中は、思いのままにおならをするわけにもいきません。そこで、毎朝まとめておならを出してしまうことで、ガスをがまんすることなく排出し、便秘の予防や改善につなげていきましょう。

タイミングとしては、できれば起床直後、朝食を食べる前がいいでしょう。朝食後は1日のうちでもっとも腸が活発に動きやすいため、その前に少し刺激してあげることでガスが出やすくなります。もちろん、便意をもよおしやすくもなるので、ガス抜きだけのつもりがお通じもあるという嬉しい結果につながることもあるでしょう。

ガス抜きマッサージの方法

ガス抜きマッサージの具体的な方法をご紹介します。

ガス抜きマッサージ(1)

・右手で頭を支え、身体の右側を下にして横になります。このとき、右わき腹の下に枕や丸めたタオルを入れましょう。

・右のわき腹を引き上げるように、左手で腸を刺激していきます。1分ほど続けましょう。

・終わったら、左も同様に行います。

・左も終わったら、仰向けに寝て両手の指(親指以外)で下腹をさするようにマッサージします。1分ほど続けましょう。

・うつぶせになり、ゆっくりと深呼吸します。1分ほど続けましょう。

ガス抜きマッサージ(2)

・仰向けになり、両ひざを90度に曲げます。

・両手の指(親指以外)をそろえて、おへその周囲(おへそのすぐ近く。小腸の部分)を刺激していきます。おへその左上→左横→真下→右横→右上の順番で、各ポイントを5秒ずつ軽く押していきましょう。

・終わったら、より外側(お腹の端の方。大腸の部分)を刺激していきます。右骨盤の上→右ウエストの端→みぞおち→左ウエストの端→左骨盤の上の順番で、各ポイントを5秒ずつ軽く押していきましょう。

・最後に、左の下腹(S字状結腸がある部分です)を刺激します。グーっと圧力をかけたり、グリグリと円を描くように刺激しましょう。

マッサージのポイント・注意点

マッサージをする際は、指を立てないよう注意しましょう。指の腹で少しずつ圧をかけてください。利き手を下にし、もう片方の手を上に添えて押すと力を上手に加えやすいです。硬い部分があれば、宿便やガスが溜まっている可能性があるので、より念入りにマッサージしましょう。

この他、排便時に左の下腹(S字状結腸がある部分)をマッサージすることで、より多くのガスが排出されやすくなります。また、上記のマッサージをお風呂に入りながら行うのも効果的です。その際は、40℃ほどの少しぬるめのお湯につかり、リラックスしながら行いましょう。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。

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