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オイリー肌(脂性肌)のメイク術(2)化粧下地・コンシーラー・コントロールカラーの選び方

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.10
ドクター画像
この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

脂性肌(オイリー肌)を悩ませる、皮脂による化粧崩れを防ぐ化粧下地とは?メイクのプロであるメイクアップアーティストが皮脂による化粧崩れを防ぐ化粧下地やコンシーラーの選び方を伝授します。

化粧下地

脂性肌に化粧下地は必要?

化粧下地というのは、ファンデーションの密着効果、整地効果、お肌の保護効果を目的としています。

皮脂が多く、ベタつきがちな脂性肌は「化粧下地は不必要」と思われるかもしれません。しかし、ファンデーションをキレイに仕上げるためにも、基本的には化粧下地を使うことをオススメします。

また、脂性肌のお悩みとして、毛穴が気になる、という方も多いかと思います。

化粧下地は整地効果で皮膚表面をムラが無いよう整えてくれますので、毛穴をカバーするという点でも、使用する方がキレイに仕上がります。

脂性肌に適した化粧下地とは?

脂性肌に適した化粧下地は、以下のようなものになります。

  • 油分が少ない
  • 毛穴を塞ぐ成分が含まれていない(ノンコメドジェニック処方)
  • UVカット効果がある
  • 抗酸化成分が配合されている

まず、油分が多いものは避け、毛穴を塞ぐ成分が入っていないノンコメドジェニックのものを選ぶようにしましょう。

また、化粧下地の油分や分泌された皮脂が紫外線などによって酸化して活性酸素が発生すると、ニキビや毛穴の黒ずみの原因になります。

そのため、UVカット効果があり、抗酸化成分が含まれているものを選ぶと安心です。

コンシーラーはパウダータイプを

悩みをカバーするのによく使われるのがコンシーラーですが、一般的にコンシーラーは油分が多く含まれています。

ニキビを隠す場合、炎症が起きている箇所に上から直接付けることになります。

あまりオススメはしたくないですが「どうしても隠したい!」という時もありますよね。

そういう時は、コンシーラーにもパウダータイプがありますので、脂性肌の方には油分の多いスティックタイプではなく、パウダータイプをオススメします。

パウダータイプは基本的にミネラル成分のものが多く、筆で隠したい場所にのせて使用します。

私も使用したことがありますが、カバー力は思っていたより高く、上手く使えば十分な効果があると思います。

コントロールカラーで肌色を補正

コントロールカラー

脂性肌の人の中には、皮脂によって刺激を受け、特に鼻の周辺など皮脂分泌が多い箇所が赤味を帯びている方がいらっしゃいます。

赤みが気になる部分には、ブルーやグリーンのコントロールカラーを使いましょう。

また、くすみが気になる場合は、パープルが透明感も出てオススメです。

シミや毛穴の黒ずみが気になる箇所は、イエロー系のコントロールカラーを使用すると褐色が目立たなくなります。

脂性肌の化粧下地選びの注意点

化粧下地の中には「テカらない」「崩れない」ということを大きく謳った商品も多数あります。

しかし、こういった商品の中にはお肌を乾燥させたり、合成ポリマーなど、お肌に負担となる成分が多く入っているものがあります。

お肌が乾燥したり、角質層がダメージを受けると、角質層が厚くなる「過角化」が発生し、毛穴が詰まりやすくなります。そうなると、ニキビや毛穴の黒ずみなど、肌トラブルの原因となりますので、注意が必要です。

※こちらの記事はメイクアップアーティスト/メイク講師の小野寺舞先生にご執筆いただき、ドクターの監修を経て制作をいたしました。

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