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オイリー肌(脂性肌)のメイク術(6) 皮脂崩れを回復させるメイク直し法

更新日:2016.12.09
公開日:2014.03.10
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この記事の監修者
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗

テカりや皮脂による化粧崩れなど、悩みが多い脂性肌(オイリー肌)のベースメイク。皮脂や汗でメイクが崩れてしまった場合は、どのように対処すればいいのでしょうか。メイクのプロであるメイクアップアーティストが、脂性肌の正しいお化粧直しの方法を伝授します。

オイリー肌

オイリー肌の方は普通肌や乾燥肌の方よりも皮脂によるメイク崩れが起こりやすく、お困りの方も多いでしょう。ここでは、そんなオイリー肌のお化粧直しの方法をご紹介します。

あぶらとり紙よりティッシュオフがオススメ

「あぶらとり紙が手放せない」というオイリー肌の方は多いのではないでしょうか。1度に何枚も使う方もよくお見掛けします。しかし、あぶらとり紙は皮脂と一緒にお肌の水分も奪うため、あまりオススメできません。

ティッシュオフで軽めに抑えるだけで十分です。擦ってしまうと肌を傷つけてしまいますので、あくまで軽く押さえるだけです。顔にティッシュをのせたら、ティッシュは動かさず上から手をすべらせるようにして動かし、余分な油分をティッシュに移します。

最近は水分を奪わない高機能タイプも登場

近年発売されているフィルムタイプのあぶらとり紙で、「水分は吸わない」と記載されたものがあります。どうしてもあぶらとり紙を使いたい場合は、こういった水分を奪わないフィルムタイプを試してみるのもいいでしょう。

パウダーまたはパウダーファンデーションでベース直し

その後、パウダー系の油分を吸収してくれるファンデーションでベースを直します。その際、スポンジではなくブラシを使用するとキレイに仕上がります。ベースが崩れていた部分と崩れていなかった部分の境目にファンデーションのヨレができてしまいがちなので、この境目をブラシで自然に馴染ませます。

ブラシの使い方は一方向に動かすのではなく、クルクルとを回したり色々な方向から動かします。少し大雑把に感じるくらいで構いません。そうすることにより、筆の跡がつかずベース直しができます。

脂浮きがひどい時の対処法

化粧崩れ

上述の方法で大概の場合はお化粧直しができると思いますが、夏など皮脂や汗の分泌が多く上手く治せない場合は、ティッシュオフの後に保湿効果のある化粧水のスプレーやミストを顔に吹きかけましょう。

化粧水を吹きつけると蒸発する時の気化熱でお肌の温度が下げると同時に、お肌に水分を補給できます。スプレー後、再び軽くティッシュで押さえてファンデーションまたはパウダーを同じようにのせればOKです。目の下や小鼻周りの細かい部分の皮脂を上手くオフできない場合は、綿棒で皮脂を吸い取りましょう。

ウォータープルーフのマスカラやアイラインはNG!

オイリー肌には「マスカラやアイラインが皮脂で落ちてしまう」という方も多いでしょう。そのような方に使っているメイク道具を聞くと、ウォータープルーフタイプを使用している方が多いです。しかし、逆にそれが良くありません。

ウォータープルーフは確かに水に強いのですが、油に弱い場合が多いです。オイルで落ちるということは、油に弱い証拠です。オイリー肌にオススメなのは、近年多く販売されている、お湯でオフできるフィルムタイプのマスカラやアイラインです。クレンジングも簡単なのでお肌への負担も少なく、皮脂に強いので脂性肌の方にピッタリです。

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