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ヒト型セラミドとは?

更新日:2017/09/14 公開日:2014/04/01

ヒト型セラミド

化粧水や美容液などの化粧品に配合されているセラミドは、「天然セラミド」、「合成セラミド」、「ヒト型セラミド」、「植物性セラミド」の4種類に分けることができます。

今回は「ヒト型セラミド」について解説します。

「ヒト型セラミド」とは

酵母を利用して生成されたもので、保湿力や浸透力に優れていることや、刺激が少ないことが特徴です。

このセラミドが「ヒト型」と呼ばれる理由は、人間の体内の、角質細胞間脂質にもともと存在しているセラミドと、ほぼ同等の化学構造を持っていることにあります。

「合成セラミド」や「天然セラミド」などと比較して、特に肌への親和性が最も高く、角質層にある細胞間脂質のラメラ構造形成に有用とされています。

セラミドはどんなお肌に適している?

「ヒト型セラミド」は、お肌に塗布することで、不足しているセラミドを補い、角質層の水分保持力を高めます。そのため、アトピー患者や敏感肌、重度の乾燥肌を解消するのに大きな力を発揮すると考えられています。

また、年齢を重ねてセラミドの生成が減少していることでお肌が乾燥する場合も、セラミドを補うことが解決に繋がります。

しかし、「ヒト型セラミド」は、水にはまったく溶けない性質を持つことや、油や多価アルコールなどの、あらゆる成分への溶解性がとても低いことから、化粧品へ配合することが困難な成分と言われていました。

そのため、「ヒト型セラミド」を使用する場合は、とても多くの油や、乳化剤を使用する必要があり、高濃度配合できず、それと同時に角質層への浸透性も十分でなかったと言われています。

これらのことから、「ヒト型セラミド」は敬遠され、より取り扱いやすい、セラミドに似たような構造の「疑似セラミド」や、「糖セラミド」が化粧品に使用されていました。

しかし、「ヒト型セラミド」ではないため、ラメラ構造を修復させるまでの機能を持つまでには至りませんでした。

注目を浴びるセラミドと技術進歩

富士フイルム株式会社は、2010年、独自技術によって「ヒト型ナノセラミド」と呼ばれるものを開発しています。これは、「ヒト型セラミド」を世界最小20ナノメートルサイズで高濃度分散したものです。

この「ヒト型ナノセラミド」を配合した化粧品は、とても肌への浸透力に優れており、実験によれば、従来のセラミド分散物に対して、約9倍角質層への浸透性が高いことが明らかになっています。

また、別の実験では、角質層のバリア機能改善に有効であることも確認されています。

セラミドは化粧品や美容業界で大変注目を集めており、これからも技術開発が進んでいくことが予想されます。

セラミド配合のスキンケアについて詳しく知りたい方は、「セラミド配合化粧水の正しい選び方・使い方」や「セラミド配合美容液の正しい選び方・使い方」をご覧ください。また、セラミドが皮膚内でどんな役割を果たしているのかについては、「セラミドの皮膚内での役割」をご参照ください。

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