淡いばら色の斑点に注意!ジベルばら色粃糠疹

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/03

角化症

突然お腹に多くの赤い発疹ができてしまう病気、ジベルばら色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)。聞きなれない名前ですし、何か大きな病気かと心配になりがちです。 ここではジベルばら色粃糠疹の原因や症状、治療法について詳しく解説します。

ジベルばら色粃糠疹

特徴

淡いばら色の斑点が腹部を中心に現れるのが特徴です。ジベルばら色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)と聞くと聞きなれない名前だし何やら重い病気かと思いがちですが、発熱等の自覚症状も少なく多くの場合は自然に治る病気でもあるのでほとんど心配はいりません。

この病気はお年寄りや子どもにはあまり発症せず、20~30歳代に多く見られます。再発の心配はほぼありません。

症状

初期の症状としては、2cmほどの赤い発疹が体幹を中心に現れてきます。その後の約7日~10日の間に、突然その発疹よりも小さな楕円形の発疹が胴体に現れ一定方向に分布していき、クリスマスツリーのような模様を作ります。

発疹の大きさはそれぞれ約3~4cmと大小不同になっていて、色は赤く次第に大きくなると中央部が褐色に変化していきます。また、周囲が赤くガサガサしていきます。かゆみが伴う場合と全くない場合があります。症状は手の平や足、顔にはほとんど現れません。ほとんどの場合は特別な治療をしなくても1~2か月で症状は改善していきます。

原因

残念ながら原因は未だはっきりと解明されておらず、諸説あります。ウイルス感染、病巣感染アレルギー、自己免疫、自家感作皮膚炎などが考えられていますが、この病気自体が直接感染することはありません。

治療法

ほとんどの場合は特別な治療がなくても症状は改善していきますが、強いかゆみが伴う場合や発疹がひどい場合にはクリニックで受診をして治療をする必要があります。

かゆみがひどい場合には服用抗ヒスタミン薬、発疹がひどい場合にはステロイド外用薬が用いられます。消炎鎮痛薬やワセリンを用いる場合もあります。ジベルばら色粃糠疹という病気自体は過度に心配する必要はありませんが、薬疹やウイルス性発疹などの病気や体部白癬などの病気と識別することが難しいので、皮膚科のドクターに相談することも大切です。

他の病気を患っているにもかかわらずジベルばら色粃糠疹だと勘違いして放っていると、後に重い症状があらわれる場合があるので注意が必要です。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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