削るのは逆効果!「魚の目」の正しいケア方法

更新日:2016/12/09

物理・化学的皮膚障害

魚の目とは文字通り、さかなの目に似ていることから「魚の目」と呼ばれています。魚の目は、足の裏や指に発症することが多く痛みを伴います。日常での歩行にも支障をきたします。魚の目の原因のほとんどが生活習慣からきています。ここでは少しでも早く魚の目を治すために、生活習慣の改善と治療法について詳しく解説します。

岡田昌子先生

この記事の監修ドクター

マオクリニック 院長  岡田昌子先生

魚の目

魚の目とは?

魚の目とは皮膚を守っている角質が厚くなって、皮膚の深いところまで入り込んでしまう症状のことです。患部の形状は文字通り、さかなの目に似ていて正式には鶏眼(けいがん)と呼ばれています。

魚の目は、真ん中に硬い芯が現れます。その芯が神経を刺激するため、強い痛みを伴います。多くの場合、足の指の付け根や親指、小指の外側に発症します。タコであれば削るだけで症状が緩和されますが、魚の目は削っても痛みはほとんど取れません。

魚の目の原因は生活習慣

主な原因はサイズの合っていない靴やハイヒールなどの先端の狭い靴を履き続けたり、立っている時や歩いている時の姿勢が悪かったり、足の加重バランスが崩れたりすると症状が現れます。

一か所の部分が突出してしまい常に同じ場所に圧力や摩擦が加わった結果、魚の目を発症します。このように魚の目ができたら、普段の生活習慣を見直す必要があります。自分に合った靴で歩き、姿勢を正すことで症状の緩和や予防、さらには再発防止も期待できます。

自宅でできる治療法

魚の目は小さいものであれば、薬局で市販されている貼り薬で治すことが可能です。分厚く硬くなった皮膚を柔らかくしていき、芯ごと落とすという方法です。上手くいけば約2週間で芯が取れて改善します。ですが、周りの健康な皮膚までも柔らかくして傷つけてしまう恐れがあるので注意が必要です。

クリニックでの治療法

魚の目は皮膚科で治療することができます。芯を取り除く外科的治療がメインになります。方法としては分厚く硬くなった皮膚を柔らかくした後に、レーザー照射やメスでの切除を行います。

痛みもほとんどなく治療時間も短いので、痛みに我慢できない場合はクリニックでの治療がおすすめです。また小さな魚の目なら、市販薬と同じような貼り薬で治療を進めていきます。

誤った治療法

魚の目にかかると、分厚く硬くなった皮膚を削って改善を図る方が多くいます。しかし削るのは改善が期待できないばかりか、かえって症状を悪化させることになりかねません。特に芯が深くまで侵入している場合には全く効果がありませので、クリニックでの治療をおすすめします。

また、足自体の形に原因がある場合には整形外科を受診することも重要です。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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