やけどの正しい処置とやけど跡のケア

更新日:2016/12/09

物理・化学的皮膚障害

高熱の液体や固体、炎に触れて起こるやけど。医学的には熱症と言い、熱による皮膚や粘膜の損傷のことを言います。やけどは他の怪我とは異なり出血などはしませんが、赤みや腫れといった症状が起こります。

処置

やけどとは?

やけどとは熱によって生じる皮膚や粘膜の損傷です。日常の中で熱いものや液体、炎に触れて起こり、特に珍しい病気ではありません。しかし重症化すると危険な症状が現れます。

症状の軽い浅いやけどなら赤みが生じるだけですが、症状の重いやけどになると腫れや水疱が生じ、数日間でさらに進行する恐れがあります。また広範囲のやけどにおいては、患部そのものの治療に合わせてやけどのショック症状を治療することが必要になります。

やけどの正しい処置

やけどの処置は患部を冷却することが最も重要です。ですので、患部を流水でどんどん冷やすように心掛けましょう。もし衣服の上から熱湯や油をかぶりやけどした場合には、衣服の上から流水で冷やすようにしましょう。無理に衣服を脱がせてしまうとやけど部分の皮膚も一緒にはがれてしまう可能性がありますし、水泡が破れ、痛みが強くなる場合もあるので、かえって治療の時間を長くしてしまう恐れがあります。

水疱は患部を保護する働きがあるので、破ってはいけません。まずは冷やすことを優先しましょう。また、やけどをした患部は徐々に腫れを伴うので、アクセサリーなどはすぐに外すようにしましょう。

多くの場合、流水で冷やすのをすぐに止めてしまいがちですが、最低でも15分から30分は冷やし続けましょう。指先のやけどの場合はさらに時間が必要で、1時間くらいが目安です。患部を十分に冷やした後はできるだけ早く皮膚科に受診し、適切な治療を受けましょう。素人判断で外用薬を使用することは非常に危険です。

やけど跡のケア

やけどは症状の程度にもよりますが、多くの場合は跡が残るものです。治療後は出来るだけ跡を残さないように、きちんとしたケアをする必要があります。

そのためにはビタミンCを多く摂取することが大切です。ビタミンCを多く摂取することで色素沈着を抑え、やけど跡を早くキレイに治すことができます。食事やサプリメントはもちろん、皮膚に直接塗ることができるビタミンCのローションなどを用いると効果的でしょう。

また、やけど跡には紫外線は大敵です。紫外線を浴びてしまうことで跡の色が濃くなります。衣服などで紫外線から患部を守るように心掛けましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

今すぐ読みたい

関連記事

公式アプリ

fem.
fem.

毎日1つ。ドクター監修の簡単ヘルスケア・ビューティー習慣!