日光皮膚炎(紫外線皮膚炎)の症状と対処法

更新日:2016/12/09

物理・化学的皮膚障害

夏場に海やプールに行き存分に楽しんで帰宅すると、肌が赤くなってヒリヒリするという事は多くの方が経験していることでしょう。実はこれ、日光皮膚炎(紫外線皮膚炎)という立派な皮膚の病気です。重度になると全身症状なども招きかねないので、たかが日焼けといって油断せず、適切な対処が必要です。ここでは日光皮膚炎(外線皮膚炎)の対処法について詳しく解説します。

日光皮膚炎

日光皮膚炎(紫外線皮膚炎)とは

日光皮膚炎は読んで字のごとく、日光に当たって日焼けすることで生じる皮膚の炎症です。そのため紫外線の強い夏場に多くみられます。紫外線は、肌の表面(表皮)に当たっているだけでなく、皮膚の奥(真皮)にまで達しています。日焼けでヒリヒリするのは表皮が炎症しているように思えますが、実は真皮に炎症反応が起こることで赤くヒリヒリしてきます。

日光皮膚炎の症状

日光皮膚炎は、軽度であれば肌が赤くなってヒリヒリするだけですが、症状はそれだけに限りません。ひどくなると水ぶくれ、むくみ、頭痛、悪寒、発熱、吐き気、食欲不振など、さまざまな症状が現れます。

さらに重度になると、意識低下、血圧低下など、死を招くほど重篤になる場合もあり、入院での治療が必要になる場合があります。

日光皮膚炎の対処法

紫外線の強い場所に出かけ肌がヒリヒリしたら、まずは冷やすことが最も大切です。症状があらわれてきたら、すぐに冷たいタオルや氷嚢を使いましょう。また炎症が広範囲に及んでいる場合や、強い炎症が起こっている場合はクリニックの受診が必要です。脱水状態になることがあるので、水分補給を忘れないように心掛けましょう。

また日光皮膚炎は肌を傷めるだけではありません。紫外線を多く浴びると皮膚の奥でメラニン色素が生成され、肌が黒くなっていきます。シミやそばかすの原因になり、美容面から見ても悪影響を及ぼすので注意しましょう。

日光皮膚炎の治療

冷やしても改善しない重度の場合、ステロイド薬や非ステロイド炎症薬を用いて治療を進めていきます。さらに重篤になっている場合は内服薬も用います。最悪の場合入院が必要です。

日光皮膚炎の予防

日光皮膚炎にならないためには、適切な予防が必要です。直射日光が当たる場所は極力避け、衣服はできるだけ長袖や長ズボンを着用して肌を露出しないようにします。また日焼け止めクリームなども忘れずに使用し、肌を紫外線から守りましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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