自家感作性皮膚炎の原因・症状・治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/04/30

湿疹・皮膚炎

ジクジクした皮膚炎ができたと思ったら、他の部分にまで皮疹があらわれてきた。そんな時は自家感作性皮膚炎の疑いがあります。夜まともに眠れないほどのかゆみがあり、とても辛いものです。さらになかなか治らない病気なので悩んでいる方も多いでしょう。 ここでは自家感作性皮膚炎の原因や症状、治療法について詳しくお伝えします。

自家感作性皮膚炎

自家感作性皮膚炎とは

自家感作性皮膚炎とは身体の一部にジクジクした強い皮膚炎ができた後、しばらくして他の部分にまで細かい丘疹(散布疹)が生じる皮膚の病気です。湿疹やかぶれ、やけどなどを治療せずに放置していたり、間違った治療法によりこじらせたりすることで、他の部分までかゆみや皮疹が生じます。そのかゆみは夜も眠れないほど強くなる場合もあります。

自家感作性皮膚炎の原因

皮膚に接触した物質の刺激やそれに対するアレルギーで皮膚炎を起こしたり、貨幣状皮膚炎などの急性皮膚炎が悪化して、活性化したリンパ球が他の部分にも影響したりして皮膚炎を起こします。急性皮膚炎を患った際に併発した細菌感染が原因だとも考えられています。

自家感作性皮膚炎の症状

何らかの原発巣(最初に出来た皮膚炎)が現れてから、しばらくするとその周囲から顔面や胴体、手足に約1ミリ程度の小さな皮疹があらわれます。その皮疹には強いかゆみがあります。

また新たに散布疹が生じて全身へと広がっていくことがあります。またその散布疹が融合して大きな皮疹になるケースも多くみられ、手足では大きな水ぶくれになることもあります。散布疹が生じることでなかなか治りにくいのがこの病気の特徴です。

自家感作性皮膚炎の治療法

原発巣や散布疹にはステロイド外用薬を塗って炎症を緩和していきます。かゆみには内服薬の抗ヒスタミン薬を用います。しかし炎症が強く症状が重い場合にはステロイド薬を少量、短期間内服する場合があります。

またジクジクしている場合には、亜鉛華単軟膏を用いることで効果が期待できます。まずは原発巣を完治させることで、しだいに散布疹も消えていき症状は改善します。

尚、自家感作性皮膚炎はウィルス感染である水痘や疥癬などと症状が似ている場合があり判断が難しくなります。原発巣の有無で判断できますが、万が一誤った方法で治療すると、かえって悪化させる恐れがあるので、症状が出たらすぐにクリニックを受診することをオススメします。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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