原因不明の病、単純性紫斑とは?原因と治療法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/14

紫斑

単純性紫斑は女性に多い症状で、特に20代の方の皮膚に好発する出血斑です。痛みやかゆみはありませんが、時に色素沈着をして痕が残ることもあるので、女性としては油断できない症状です。春や秋などの穏やかな季節に生じることが多いので注意しましょう。ここでは単純性紫斑の特徴と原因、治療法について詳しく解説します。

単純性紫斑

単純性紫斑の症状

単純性紫斑は米粒大のツブツブとした点状の出血斑が多数現れます。その出血斑はあらゆる場所に拡散します。症状によっては色素沈着をして痕が残るケースもあります。

症状は四肢、特に下肢に多く発生し、20代の女性を中心に姿を現します。出血斑は隆起しておらず平らで、しこりも確認できません。またかゆみや痛みを伴う事はありませんし、重篤になったり合併症を招いたりする恐れもないので過度な心配は不要です。

しかしお年寄りや副腎皮質ステロイド薬を使用して疾患を治療している方にも発生することがあり、この場合は境界線がぼんやりした紫色の斑点が腕に生じます。

さらに血管に他の疾患がある場合はアレルギー反応が原因であるケースがあり、シェーンラインヘノーホ紫斑病の疑いがあるので注意が必要です。この症状は子どもに多く発症しますが、時間とともに自然に消えていきます。

単純性紫斑の原因

単純性紫斑の詳しい原因は解明されていません。しかし血管に何らかの原因があると考えられています。また疲労を感じている時や月経の時に症状が悪化する傾向にあります。

単純性紫斑の治療法

単純性紫斑は比較的、症状の経過が良好な疾患ですので心配は要りません。また発症しても数週間で自然に消えていく場合がほとんどなので、特別な治療を必ずしも行わなければならないわけではありません。

しかし症状によっては血管を強化するために、ビタミンCなどの薬を内服する場合があります。

単純性紫斑になったらまずは安静にすることが大切です。症状がある時期に過度な運動をすると、血管に支障をきたすので症状が悪化します。

また単純性紫斑は一度消えても再発する可能性が高いので、経過をよく観察しておく必要があります。

単純性紫斑は診断が容易ではなく、検査を行うものの、ほとんどの場合は見た目で判断しなければなりません。自己判断では他の疾患との識別は困難ですので、症状に気付いたら早めにクリニックを受診し、専門のドクターの判断を仰ぐことが重要です。

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