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頬のたるみの解消法は?マッサージ・スキンケア・美容治療

更新日:2018/02/13 公開日:2014/05/01

頬がたるんでくると、年齢よりも老けて見られがちです。それだけではなく、たるんだ頬のせいで生き生きとした表情も作られにくくなり、全体として暗い雰囲気を与えてしまうようになります。

すでに起こっているたるみの原因を探り、その解消法をご紹介します。

最近、頬のたるみに悩んでいませんか?

洗顔後やふとした瞬間、鏡に映った自分の顔を見たときに、以前はなかったはずのほうれい線やブルドッグのようなたるみができつつあってショックを受けたことはありませんか。ブルドッグのようなしまりのない顔は、いわゆる「老け見え」してしまう大きなポイントの1つ。でも、いつまでも若々しくありたいですよね。

このブルドッグのようなラインは、頬や顔のたるみが原因かもしれません。まずは、こちらの顔のたるみ可能性チェックで、顔や頬のたるみやすい生活習慣がついていないかチェックしてみてはいかがでしょうか。もしこちらのチェックで結果が悪ければ、顔にたるみが生じているかもしれません。頬のたるみを防いで、若々しい印象を保つ方法はないのでしょうか。

まずは、そもそもなぜ顔や頬がたるむのか、その原因を解説します。

顔や頬のたるみの原因

頬のたるみにはさまざまな原因があります。私たちの肌の中にある真皮層には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す線維芽細胞が存在します。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの成分が十分に行き渡っていることにより、肌には適度の弾力が生まれるのです。

皮下脂肪が減少し、弾力性が低下する。そのため緊張を欠き、皮膚にたるみ(laxity)が生じてくる。これは加齢により徐々に進行し、皺の発生とほぼ平行してみられる。 引用: 加齢に伴う皮膚の変化─細胞外マトリックスの変化を中心に─

とあるように、加齢は頬がたるむ原因の一つです。しかし一方で、紫外線、生活習慣、肌の乾燥、表情筋の衰えなどたるみはさまざまな要因で起こるとされています。

肌の乾燥により水分量が低下

肌の乾燥は、目尻などにできる細かな「ちりめんジワ」の原因になることはご存知の方も多いかもしれません。しかし、肌の乾燥は、顔のたるみの原因の1つでもあるのです。

肌が乾燥すると内側に蓄えられた水分が少なくなり、肌の弾力やハリを失う要因になります。肌の弾力やハリが失われると、肌は重力に逆らいきれなくなり、自然と下に引っ張られます。これが、乾燥によってたるみが生じる原因です。

表情筋の衰え

人間の皮膚の奥には筋肉があり、その筋肉が皮膚を内側から支えています。顔の筋肉は30種類以上あり、まとめて「表情筋」と呼ばれていますが、この表情筋が衰えると皮膚を支える力が弱くなり、たるみにつながります。

表情筋が衰える原因は、主に2つあります。

  • 加齢
  • 表情筋を動かしていない

筋肉は一般的に、40歳くらいから年齢による衰えが見え始めるといわれています。また、日常生活で使っている表情筋は3割程度といわれており、そのほかのあまり使われていない筋肉は、そのままにしておくと衰えていくのです。

紫外線の影響

皮膚を支えているのは内側にある筋肉というお話を前述しましたが、その皮膚の中にもハリや弾力を実現するしくみがあります。

人間の肌は表側から表皮、真皮、皮下組織という3重構造になっており、このうちの「真皮」に存在するコラーゲンやエラスチン、基質(ヒアルロン酸など)が肌にハリや弾力を与えています。コラーゲンやエラスチン、基質は、同じく真皮にある「線維芽細胞(せんいがさいぼう)」で作り出されています。

紫外線を浴びると、肌の内部には活性酸素が発生します。活性酸素は非常に酸化力が強く、過剰になることで老化現象にも関係するともいわれる物質です。この活性酸素は線維芽細胞にもダメージを与え、コラーゲンやエラスチンなどを作り出す力を弱めます。

つまり、紫外線を浴びて肌の内部に生じた活性酸素によって、肌のハリや弾力を支える物質を作り出す力が弱くなり、肌のたるみにつながるのです。

猫背の姿勢の習慣化

近年、若くても頬がたるみ、ほうれい線が目立つ方が増えているといわれています。頬のたるみの原因としては、生活習慣の中でも猫背の姿勢が老若男女問わず大きく影響しています。

猫背による頬のたるみは私たちの生活習慣の中にパソコンや携帯電話が深くかかわってきたためといわれています。会社でも家でもIT家電が普及した今、パソコンによるデスクワークは年齢に関係なく猫背を引き起こすと危惧されています。パソコンによるデスクワークを行っている時、腰の力を抜き楽な姿勢をとっていませんか?実はこれが「猫背」の原因になるのです。

  • 肩こりや頭痛の自覚症状を感じる
  • あごを引くと二重あごになる
  • 足を組むクセがある
  • デスクワーク中、無意識に前かがみになっている
  • スマホを見るとき、かがむように下を向く
  • ハイヒールをよく履く

こうした毎日の生活習慣が、皮膚や顔の筋肉へ影響を与え続け、たるみを悪化させていきます。

頬のたるみ解消にマッサージは逆効果

頬のたるみといった顔のトラブル解消法として、美顔器やローラーを使ったマッサージや、手で行うリンパマッサージがよいと聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、自己流のマッサージはかえってたるみを悪化させる可能性があります。

よくあるマッサージの方法の間違いとして、以下のものがあげられます。

  • 必要以上に手に力を入れたマッサージ
  • 強く引っ張るようなマッサージ
  • クレンジング剤などをなじませるついでに行うマッサージ

強い力をかけるマッサージは、血行の悪化や摩擦による肌荒れ、肌のたるみを招きます。また、「クレンジングオイルをなじませるついでにオイルマッサージしているの」という人も要注意。クレンジングで浮かせた汚れをマッサージで肌につけているようなものです。

ただし、マッサージがすべて顔によくないのかというと、そうとは限りません。やさしい力で行うマッサージであれば、血流やリンパの流れをよくする効果を見込めるという見解もあります。ただし、方法を間違えたマッサージは逆効果になるため、自己流のマッサージには注意したほうがよいでしょう。

頬のたるみ対策に効果的なエクササイズ「あいうー体操」

あごの下には顎舌骨筋(がくぜつこつきん)という筋肉があります。この筋肉が使われずにいると、下を支える力が弱くなり、あごの下のたるみに繋がります。下に引かれる力が強くなると、頬も同じように下へとたるんでいくのです。

これを解消するためには、頬の筋肉を引き締める「あいうー体操」が有効です。顎舌骨筋を鍛えて、たるみを改善します。

  1. なるべく大きな口を開け、10秒間「あ」を言う時の口をする
  2. 次に10秒間、口をできるだけ横に引いて「い」の口をする
  3. 最後に10秒間、「う」の口をする

手軽にできる運動ですので、生活に取り入れて、たるみの予防に役立ててみるのもいいでしょう。ただし、表情筋のエクササイズは、やり過ぎると肝斑や表情ジワの原因になりますので注意してください。

頬のたるみを解消するスキンケア方法

表情筋エクササイズのほかに自分でできる頬のたるみの対処法として、スキンケアがあります。「顔や頬のたるみの原因」でもお話したように、頬のたるみは肌の乾燥や紫外線によるダメージによっても引き起こされます。そのため、これらの予防・対策を行うことが、頬のたるみの解消に効果的と考えられるのです。

紫外線対策

紫外線対策と聞くと日焼け止めを塗ることと考えがちですが、そのほかにもできることがあります。たとえば、化粧下地やファンデーションなどのベースメイクでUVカット機能のついたものを使用することや、つばの広い帽子や日傘を使用することがあげられます。

日焼け止めやベースメイクによるUVカット効果は、2,3時間ほどたつと薄れてしまいます。そのため、日焼け止めをこまめに塗りなおしたり、日傘や帽子なども併用して日中の紫外線対策を行うようにしましょう。紫外線は、強さは季節や天候、地域によって変わるものの、1年中降り注いでいます。紫外線の弱い冬なども紫外線対策を怠らないようにしてください。

なお、1日の終わりには日焼け止めをしっかりオフすることも忘れないようにしましょう。紫外線から守る効果は薄れても、日焼け止めの成分は肌の表面に残っています。そのまま時間がたつと肌の乾燥を招く要因にもなるため、メイク落としや石けんなど、使用する日焼け止めに合った方法で落とすことが大切です。

保湿ケア

スキンケアは保湿をメインとしたケアを行うのが、肌のたるみ対策の基本です。保湿力の高い美容成分が配合された化粧品を使用するようにしましょう。保湿成分の例として、以下のものがあげられます。

  • セラミド
  • スフィンゴ脂質
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン

このような成分が配合された化粧水や乳液、クリームなどを活用し、自分の肌に合った保湿ケアを行いましょう。

また、必要以上に洗浄力の高いクレンジング剤を使うのをやめたり、正しい洗顔方法を身につけることも、肌が本来持っているうるおいを保つ能力を生かすうえで大切なことです。

頬のたるみ改善におすすめの化粧品については、『頬のたるみの原因とハリが低下した肌におすすめの化粧品』で解説しています。

エクササイズやスキンケアについて、コツコツ継続していくと、たるみ予防の効果は期待できます。しかし、たるみ改善の度合いには限界があることを覚えておきましょう。頬のたるみがなかなか改善できず悩んでいる場合は、クリニックで治療を受けることも一案です。では実際に、どのような施術があるのでしょうか。

頬のたるみを改善するリフトアップ手術とは

クリニックで行われている頬のたるみを改善する治療には、以下のような種類があります。

  • ヒアルロン酸注射
  • レーザー治療
  • フェイスリフト手術(切る手術)
  • サーマクール手術(切らない手術)

それぞれどのような施術か、ご紹介します。

ヒアルロン酸注射

ヒアルロン酸注射は、シワや影になっている部分にヒアルロン酸を注入し、内側からボリュームアップして凹凸を目立ちにくくする施術です。ほうれい線の改善などに効果を発揮しやすい傾向にあります。しかし、頬のたるみを引き上げる効果はないため、ヒアルロン酸注射でたるみを根本的に改善することは難しいでしょう。

レーザー治療

レーザー治療とは、レーザーを照射することで引き締め効果を期待できる治療です。サーマクールやウルセラ、フラクセルなど機械や商社するレーザーの強さなどさまざまな種類があります。治療法にもよりますが、1年に1回から数回施術を受けることで効果を持続して感じられるものです。

ヒアルロン酸注射と同じく、レーザー治療は頬のたるみの根本的なアプローチにはつながらないとされています。

頬のたるみへの根本的なアプローチ方法は、ここから解説するフェイスリフト手術や糸で引き上げる手術になってきます。

フェイスリフト手術(切る手術)

フェイスリフト手術とは、こめかみや耳の前の皮膚を切り開き、余分な皮膚を切除して物理的に引き上げる手術のことです。たるんで下がった皮膚をもとの位置に戻すため、根本的な対処ができる手術と言えるでしょう。

手術時間は施術内容によって異なり、2時間ほどで終わる場合もあれば、5時間から6時間かかる場合もあります。1回で効果を実感しやすい一方で、切る手術であることからダウンタイムが長くなったり、傷跡が目立ったりするといったリスクもあります。

糸で引き上げる手術(切らない手術)

特殊な糸を用いて頬のたるんだ部分を引き上げるのが、このタイプの手術です。とげ状の返しがついた糸や円錐形のコーンがついている糸など、特殊な形の糸を使用して行われます。

前述したフェイスリフト手術と違い、皮膚を切開せずに行えることから、ダウンタイムが少なくて済むことが魅力と言えるでしょう。一方で、持続期間が切る手術と比べて短い傾向があり、たるみが再発する可能性があります。また、特に正面から顔を見たときの効果が、切る手術と比較すると実感しにくい傾向があります。

このように、頬のたるみを引き上げる手術にはさまざまな手法があり、効果の実感しやすさや術後のダウンタイム、持続期間などが異なります。手術を検討する場合は、医師とよく相談して後悔しない方法を選ぶようにしましょう。

まとめ

顔の印象を老けて見せてしまう頬のたるみは、加齢のほか、日常の小さな習慣の積み重ねやスキンケアの間違い、表情筋をあまり動かさない生活などが原因となります。

表情筋を鍛えるエクササイズや紫外線対策、保湿を重視したスキンケアを日常にとり入れて、頬のたるみのセルフケアを心がけましょう。ただし、自己流のマッサージは力の入れ過ぎなどによって逆効果になる可能性もあります。マッサージには注意してください。

このようなセルフケアでは改善できない場合は、プロである医師の力を借りることも可能です。クリニックで頬のたるみに行われる治療にはさまざまな種類があり、それぞれメリットや注意点があります。もし手術を受けたい場合には、手術方法について医師としっかり話し合い、納得のいく方法を選択してください。

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