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ほうれい線をエクササイズやベロ回しで消す方法

更新日:2017/11/02 公開日:2014/05/01

鼻の両側から口元に向かって伸びるほうれい線は、一度できてしまうと老けた印象に見られがちです。人によっては20代から発生してしまうほうれい線ですが、消す方法はあるのでしょうか。ここではほうれい線の種類や原因、ほうれい線を薄くしたり、予防するためのエクササイズを中心にご紹介します。

ほうれい線ができる原因

30代ごろから気になり始め、年齢とともにどんどん深くなっていくほうれい線。これ以上進行させないためにも早期のケアが大切です。まずは、ほうれい線の種類ごとに原因を見ていきましょう。

ほうれい線には2つの種類がある

ほうれい線には20代でもできてしまう「浅いほうれい線」と、加齢とともに深刻化していく「深いほうれい線」の2種類があります。それぞれに発生する原因やメカニズム、対策が異なりますので、まずは自分のほうれい線がどちらのタイプかをしっかり見極めましょう。

浅いほうれい線
表皮に浅くあらわれるほうれい線は、1本の線のように見えるのが特徴です。肌表面の乾燥や、表情のクセ、血流不足や老廃物が溜まることで引き起こされる顔のむくみなどが、浅いほうれい線を口元に定着させる要因となります。
日頃から表情のクセを作らないよう気をつけるとともに、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分を配合した化粧品で保湿を行い、肌のうるおいをキープしましょう。また、下記でご紹介する「ベロ回しエクササイズ」など顔の体操もおすすめです。
深いほうれい線
深いほうれい線の正体は、真皮の機能が衰えることで発生する皮膚のたるみです。肌の内部にあるコラーゲンやエラスチン線維が加齢や紫外線の影響で減少・劣化し、さらに、皮膚を支える表情筋が衰えることによって、ハリや弾力を失った肌が重力によって垂れ下がってしまった状態です。
肌のたるみによるほうれい線を消すのはかなり困難になるでしょう。これ以上進行させないためには、コラーゲンの生成を促すために栄養バランスの取れた食生活や質のよい睡眠を心がけるとともに、表情筋を鍛えるリンパマッサージなどがおすすめです。それでも気になる場合は、医療機関でヒアルロン注射やレーザー治療を受けるという選択肢もあります。

ほうれい線を悪化させてしまう要因

ほうれい線は肌の乾燥や表情グセ、加齢や表情筋の衰えなどのほかにも、以下のような要因で悪化してしまいます。

  • 喫煙による肌老化
  • ストレス
  • 無理なダイエットや偏った食生活
  • 睡眠不足
  • 骨格のゆがみ

ほうれい線ができる原因については、『ほうれい線ができる原因と解消法、予防法について』もご覧ください。

ベロ回しエクササイズ

舌を回すだけの簡単なエクササイズですが、血行がよくなり新陳代謝が促されることで表皮の浅いほうれい線を予防したり、目立たなくする効果があります。顔の表情を明るく若々しく保つためにも、ぜひ実践してみてください。

  1. 口を閉じたまま、舌を歯の表面に沿ってぐるりと回します。
  2. まずは、左回りに20回行います。
  3. 次に、右回りに20回行います。

以上をワンセットとして、1日に3セット行います。

数回くり返すと血行がよくなり、顔全体が温まるのを感じることができるでしょう。このベロ回しエクササイズには、以下のような効果も期待できます。

  • 顔の歪みや噛み合わせの改善ケア
  • 二重あごのケア
  • 口臭・歯周病予防

舌を回すことで口周りの筋肉が左右均等に鍛えられ、顔の歪みや噛み合わせを整える効果が期待できます。同時に二重あごの予防に効果のある顎舌骨筋(がくぜつこつきん)も鍛えることができるので、すっきりとしたフェイスラインを作るのに役立つでしょう。さらに、舌を動かすことによって唾液の分泌量も増え、口臭や歯周病の予防も期待できます。

歯ブラシを使ったエクササイズ

歯ブラシを使ったエクササイズもご紹介します。毎日の歯磨き時などにとり入れてみてください。

  1. 毛を下にした歯ブラシをくわえて、口をすぼめます。
  2. 歯ブラシを吸い込みながらキープし、8秒数えます。
  3. 歯ブラシの背部分を口の裏側にあて、ほうれい線を伸ばすように上から下へとマッサージします。

歯ブラシエクササイズはあまり何度もやりすぎると顔のほかの部分にシワができてしまうおそれもあるので、1日3回程度にとどめましょう。

あいうー体操

顔の筋肉を鍛え直すという意味でも、上記のエクササイズと合わせて、あいうー体操も実践してみてはいかがでしょうか。

あごの下の顎舌骨筋は舌を支えている筋肉ですが、普段あまり使われていないために弱くなっています。この顎舌骨筋が弱くなると頬を支える筋肉も小さくなり、たるみやほうれい線の原因となるのです。

口の周りやあごの下の筋肉を鍛えるために、以下のように行ってください。

  1. なるべく大きな口を開け、10秒間「あ」を言う時の口をする
  2. 次に10秒間、口をできるだけ横に引いて「い」の口をする
  3. 最後に10秒間、「う」の口をする

これをワンセットとして、5セット行います。

普段あまり使うことのない筋肉は、使わなければ使わないだけ衰えていってしまいます。使わないからこそエクササイズを行って、口周り、顔の筋肉を使うようにしてみてください。

ただし、あまりやり過ぎるとシワやシミの原因になってしまいます。適度に行って、ほうれい線の予防に役立ててください。

ほうれい線に効果的なツボ

顔の血流を促してむくみを防いだり、肌のターンオーバーを整えたいときは、ツボを刺激するのもよいでしょう。ここでは特に、ほうれい線のケアにおすすめのツボをご紹介します。

巨りゅう
場所:黒目の中心からまっすぐ下に引いたラインと、小鼻の横から真横に引いたラインが交わるところ
押し方:人差し指、中指、薬指を3本揃えて指の腹をツボ周辺に当て、上の方へ向けて押し上げる感じで3~5回。反対側の頬も同様に行なう。
下関(げかん)
場所:目尻と耳の穴を結ぶラインの真ん中あたりにある骨の下のくぼみ部分
押し方:人差し指、中指、薬指を3本揃えて指の腹をツボ周辺に当て、頬に優しく押し込むようにゆっくりと3~5回刺激する。反対側も同様に行なう。
角孫(かくそん)
場所:側頭部の、耳の上先端があたる部分
押し方:人差し指、中指、薬指を3本揃えて指の腹をツボ周辺に当てる。頭皮を上に押し上げるような感じで、後ろに引き上げるようにゆっくり回しながら3~5回押す。眼の周辺や頬が引っ張られるのを感じられるくらいの強さで行なうのがポイント。

顔は皮膚が薄く、血管やリンパが集まるデリケートな部分です。ツボを刺激するときは爪を立てたり、強く押しすぎないよう気をつけましょう。また、ツボを押す前にクリームやジェルを塗ると摩擦による刺激を軽減することができます。

ほうれい線を予防するスキンケア

ほうれい線も深いものになると、化粧品によるケアでは改善が難しくなります。しかし、普段から丁寧にスキンケアを行うことでほうれい線が進行するスピードを遅らせることは可能です。以下ではエクササイズのほかにとり入れたい、スキンケアのコツをご紹介します。

毎日の保湿ケア
クレンジングや洗顔の後は、角質層にある細胞間脂質や天然保湿成分が洗い流されてしまいます。そのため肌のバリア機能が回復するまでの間、保湿ケアで応急処置をしてあげることが大切です。化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品には、保湿成分であるセラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などが含まれているものを選ぶとよいでしょう。
紫外線対策
毎日何気なく浴びている紫外線は肌のコラーゲンやエラスチン線維、また、それらを作り出す細胞を傷つけ、生成を減少させてしまいます。特に真皮まで届く紫外線A波は、季節を問わず一年中降り注いでおり、窓ガラスも透過してしまいます。日頃からUVケアをしっかりと行い、肌の老化スピードを抑えましょう。
姿勢や表情にも気をつける
スキンケアとともに、普段の姿勢や表情にも気を配りましょう。特に猫背の人は僧坊筋が衰え、顔の筋肉を引き上げる力が弱いため、ほうれい線が目立ちやすくなる傾向があります。デスクワークやスマートフォンの操作をするときは正しい姿勢を意識することが大切です。また、常に何かに怒っているような人も、表情を作る筋肉がこわばり、余計なシワの原因に。口角を上げて笑顔をつくり、表情グセによるシワを防ぎましょう。

まとめ

ほうれい線には表皮の乾燥や表情グセ、顔のむくみなどによってあらわれる浅いものと、加齢や紫外線による影響で肌がハリ・弾力を失ってたるむ深いものの2種類があります。深いほうれい線になると完全になくすことは不可能になるおそれがありますので、日頃からほうれい線に効果のあるエクササイズなどを実行し、予防に努めましょう。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。

2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。

3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。

4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。

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