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頭皮の乾燥の原因とフケ・かゆみを解消する対策方法

更新日:2018.09.27
公開日:2014.05.01
ドクター画像
この記事の監修者
スキンケア大学編集部

顔や身体の皮膚と同じく、頭皮も加齢で保湿力が低下し、乾燥しやすくなっています。ドクター監修のもと、頭皮が乾燥しやすくなる理由や対処法について解説します。乾燥によるトラブルが起きる前に、頭皮をケアしましょう。

頭皮が乾燥する原因

頭皮や地肌の乾燥は、フケなど、多くの頭髪トラブルの原因となります。うるおいをなくした頭皮は細胞のターンオーバーが正常になされなくなるため、健康な状態を維持できなくなります。

頭皮や地肌の乾燥には、さまざまな原因があります。たとえば、生活習慣の問題やシャンプーの仕方が悪い、頭皮の病気といったものが考えられます。そのほかにも、紫外線を浴びることで頭皮がダメージを受け、乾燥しやすくなるなっています。しかし、こうした原因による乾燥は、正しい対処をすることで症状を改善することができます。

また、顔や身体の皮膚と同じく、頭皮の乾燥には季節も関係します。秋から冬にかけては、頭皮の乾燥が原因の皮膚トラブルを訴える人が増える傾向にあるのです。また、特に東京などでは近年、年間平均気温の上昇とともに平均湿度が低くなっていることから、さらに乾燥しやすい環境になりつつあると言えるでしょう。

ところが、ひとつだけ完全には防ぐことのできない原因があります。それは、老化です。頭皮にうるおいを与えてくれる保湿成分は、加齢とともに分泌量が減ってしまうからです。特に、女性はピークが20代と早いため、男性よりも頭皮の乾燥が早期に訪れます。

若いころとほとんど変わらない生活をしているにもかかわらず、急にフケやかゆみが出やすくなったとしたら、その根本原因は老化であるかもしれません。

フケ・かゆみは頭皮の老化のサイン?

頭皮の老化がトラブルを招きやすい理由は、顔や腕と比較してみればわかりやすいのではないでしょうか。老化した皮膚は乾燥し、新陳代謝がスムーズに行われなくなります。新陳代謝が滞ると、免疫力が弱くなるため表皮を痛めやすくなり、それによりさらに老化が進むという負のスパイラルに陥ってしまいます。これが顔や腕であれば、シワやシミ、肌荒れといったトラブルで現れるため、すぐに対策をとることができます。

ところが、頭皮となるとそうはいきません。普段は髪の毛に覆われているので目につかず、トラブルが起こってもなかなか気づくことができないからです。この自覚の遅さが、頭皮や地肌の乾燥をさらに進めてしまい、フケやかゆみといった症状が出てきたときには、老化はかなり進行してしまっているという場合もあります。

頭皮の乾燥を解消する対策方法

老化はすべての人間に必ず訪れるものです。よって、頭皮の乾燥を完全に予防することはできません。しかし、進行速度を緩やかにすることはできます。そのためには、早め早めのケアが大切です。

正しいシャンプー方法と選び方

乾燥した頭皮のケアは肌荒れ時のスキンケアと同じで、優しく刺激の少ない方法で行わなければなりません。頭皮の老化が気になりはじめたら、シャンプー選びに気を遣いましょう。また、洗い方にも気をつけなければなりません。

シャンプーで髪を洗うときには、まず髪をぬるま湯で十分にぬらし、手に取ったシャンプーを頭皮から髪全体になじませます。シャンプーを頭皮に行き渡らせるようなイメージで、頭皮を指の腹でマッサージしながら洗います。その後、ぬるま湯を使い、シャンプーが残らないよう十分に洗い流しましょう。また、髪を乾かすときには、髪をドライヤーで乾かす前に地肌の水分をふき取ること、ドライヤーを当てるときは10~15cmほど離して当て、髪を手ぐしで揺らしながら乾かすことも大切です。

紫外線対策もしっかり

頭皮の老化には、紫外線も関連していることを前述しました。特に紫外線が強くなる6月から9月の間は、紫外線に極力当たらないよう帽子をかぶったり、紫外線対応の日傘をさしたりするとよいでしょう。また、髪用の日焼け止めを使用することも効果的です。なお、曇りの日でも紫外線は降り注いでいます。曇りの日も対策を怠らないようにしましょう。

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