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美白ケアの3種類の方法と肌へ期待される効果

更新日:2017.12.15
公開日:2014.05.01
ドクター画像
この記事の監修者
銀座ケイスキンクリニック 院長 慶田朋子

透明感のある美しい肌を保つには、メラニンの生成を防ぐのがポイント。美白に対してどのようなアプローチをすればいいのか、ドクター監修の記事でお伝えします。

美白方法の種類と効果

紫外線対策によるメラニン生成の原因へのケア

肌がくすむ、シミができるなど肌トラブルの最も大きな原因は紫外線。肌を紫外線のダメージから守ることが美白のファースト・ステップです。

サンスクリーン剤(日焼け止め)は、SPFの数値の大きいもの、UVAをカットする数値を表すPA値「+」の多いものを選ぶことも大切ですが、それ以上に気をつけたいのが重ね塗りで塗りムラをなくし、汗をかいたり、手を洗った場合は塗り直したりするということ。

せっかく紫外線カット力の高いUVクリームを使っていても、量が足りなかったり、落ちてしまったりしたら効果はありません。

ストレスにさらされている肌は活性酸素を作り出し、この刺激によってメラニンを作る細胞であるメラノサイトが活性化され、チロシナーゼという酸化酵素が働いて、メラニンが生成されます。汚れた空気の中に長時間いる、睡眠不足が続いているなどのストレスは、メラニンを大量に発生させる原因になります。

これらの原因を取り除いてあげるのも、透明感のある肌のためには重要です。

メラニンの生成を防ぐスキンケア

メラニンが作られる過程で、チロシナーゼという酸化酵素が働きます。このチロシナーゼの発生を防ぐことが美白へのひとつのアプローチです。

チロシナーゼを阻害する成分には、コウジ酸、L-システイン、アルブミンなどがあります。またトラネキサム酸は、メラノサイトの活性化因子であるプラスミン(情報伝達物質)の働きを抑制する作用があるとされています。これらの成分が入った化粧水や美容液を使って、スキンケアを行うのがメラニンの生成を防ぐポイントになります。

できてしまったメラニンを排出するスキンケア

メラニンがすでにできてしまい、シミになりかけているといった状態を還元する作用を持つ美白成分があります。また、メラニンを含む古い角質がいつまでもお肌に定着しないよう、ターンオーバーを正常に整えてあげるお手入れも大切です。

洗顔やピーリングで古い角質を落とし、水分・油分をバランスよく補って、健康な肌を保つように心がけましょう。エイジングケア成分として注目されるプラセンタエキスにも、肌のターンオーバーを整える作用があると言われています。

美白への3つのアプローチで、透明感あふれる肌を保ちましょう。

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