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デリケートゾーンにも化粧水は必要?

更新日:2016.12.09
公開日:2014.07.01
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

アンダーヘアのお手入れをする女性が増え、デリケートゾーンのスキンケアが少しずつ注目されてきています。デリケートゾーンの化粧水は必要なのか、ドクター監修の記事で解説します。

デリケートゾーン

欧米では常識「ピュビケア」

日本は、欧米に比べてデリケートゾーンのケアに関しては後進国だと考えられてきました。しかし、最近ではアンダーヘアのお手入れをクリニックやサロンで行う女性が徐々に増えてきています。日本でもデリケートゾーンのケアに関心が高まっているようです。

欧米では、デリケートゾーンのケアを「ピュービックケア(ピュビケア)」と言い、母から娘に伝えられたりするくらい一般的に行われています。具体的にはアンダーヘアの形を整える、くすみや黒ずみのケア、洗浄・保湿などがピュビケアにあたり、イタリアなどではドラッグストアにも何種類ものデリケートゾーン専用ソープが置いてあるほどメジャーになっています。

デリケートゾーンにも保湿を

デリケートゾーンの角質層は10層程度ある顔よりも薄く、5層くらいしかありません。そのような敏感な肌であるにも関わらず、デリケートゾーンはトイレに行くたびにペーパーで拭くことによる摩擦の他、下着との摩擦、ストッキングやパンツによるムレなど、常にトラブルが起こりやすい状態にさらされているのです。

そのため、デリケートゾーンの保湿ケアはとても重要になってきます。特に保湿ケアが必要なのは40代以降の女性です。年齢を重ねると肌が乾燥しやすくなってくるように、デリケートゾーンもドライな状態に。ホルモンバランスが変化する40代頃からデリケートゾーンが乾きやすくなってきます。

乾燥すると角質間に隙間ができて肌のバリア機能が弱くなり、炎症やかゆみなどのトラブルが起こりやすくなります。デリケートゾーンも顔と同じようにスキンケアを心がけ、トラブルを防ぐとよいでしょう。

様々なデリケートゾーン専用アイテム

最近はコットンシートに化粧水を含ませたデリケートゾーン専用シートがあり、外出先でも手軽に使うことができます。また入浴中にデリケートゾーンを洗うことで、古い角質がはがれ落ち、水分保持力が低下。お風呂上がりはデリケートゾーンの保湿も行うようにしましょう。ただし粘膜部分は極めて敏感なので、顔などに使用する化粧水などの使用は避けてください。

デリケートゾーンのスキンケアアイテムは、女性ホルモンに働きかけるローズなどの天然オイルが配合されたものやオーガニックの素材を使ったものなどがあります。欧米に比べると、まだアイテムは少ないかもしれませんが、自分の肌に合ったものを探してみてください。

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