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美白成分の効果と特徴(2)トラネキサム酸

更新日:2016/12/09

トラネキサム酸

女性ホルモンの影響でできる肝斑に作用

トラネキサム酸は、抗プラスミン作用を持つアミノ酸。プラスミンとは凝固した血液を溶かす物質で、これが異常に活発になると出血が止まりにくくなるといったことが起こります。

このようにトラネキサム酸は元来、止血剤や抗炎症剤として使用されてきました。しかし、このプラスミンは紫外線などにより活性化し、皮膚の炎症や肌荒れを起こす働きもあるのです。トラネキサム酸は、この抗プラスミン作用によりプラスミンの活性化を抑え炎症などを防ぎます。それにより、炎症によるメラニンの過剰生成を抑制します。

また、トラネキサム酸と言えば「肝斑」に有効な成分として知られています。1960年代から医療用医薬品として医療現場で用いられてきたトラネキサム酸ですが、加齢によって現れる肝斑への効果が厚生労働省により認められ、OTC医薬品(一般用医薬品)としても販売されるようになりました。今では美白を目的とした化粧品にも配合されています。

肝斑とはシミの一種で目の下の頬骨の高い辺りに左右対象にできやすく、女性ホルモンの影響によって発生すると言われています。肝斑が発生しやすいのは30~40代の女性で、閉経時期を過ぎる頃になると肝斑はできにくくなります。

ホルモンバランスの影響を受けてできるものなので、紫外線に気をつけていれば良いというわけではありません。またレーザー治療などでも、かえって濃くなってしまうケースがあります。トラネキサム酸は、このようにやっかいな肝斑に効果があるとされ、皮膚科でも処方されています。

トラネキサム酸+他の美白成分でさらに効果大

メラノサイトでメラニンが大量に作られ、これが細胞内に蓄積されるとシミになりますが、その際に影響を与えるのが紫外線や女性ホルモンです。トラネキサム酸はこの初期の段階で、メラノサイトの活性化因子(プラスミン)を阻害します。

トラネキサム酸だけでなく、ビタミンC誘導体などできてしまったシミを還元する作用を持つ成分や、肌のターンオーバーを促す成分などと組み合わせた化粧品を塗布することで、さらに効果を発揮します。

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