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美白成分の効果と特徴(4)リノール酸

更新日:2016/12/15

リノール酸

食品としてのリノール酸

リノール酸は体内で作ることができない脂肪酸で、身体の成長などに欠かせないことから必須脂肪酸と呼ばれます。グレープシードオイル、オリーブオイル、ベニバナ油、コーン油、綿実油、大豆油などの植物油や味噌に含まれています。

現代の食生活では必要量を上回るリノール酸を食品から摂取していますので、あえてリノール酸が多く含まれた食品を摂らなくても問題ないでしょう。逆に、リノール酸を過剰に摂取することでアトピー性皮膚炎などアレルギーの悪化や老化の促進に繋がることがあります。食生活においては、リノール酸の採り過ぎに注意しましょう。

美白成分・リノール酸S

リノール酸は、保湿や抗炎症作用などの作用があります。角質から水分が蒸発するのを防ぐだけでなく、肌をなめらかにする作用があり、肌のバリア機能を高めます。リノール酸は不飽和脂肪酸なので酸化しやすいという性質があり、酸化を防ぐ成分と一緒に使うことでより効果が発揮されます。

化粧品では乳液、美白クリーム、洗浄剤、ヘアコンディショングなどに使われています。

リノール酸Sはベニバナ油から精製し、処理されたリノール酸由来の美白成分。2001年に厚生労働省に有効美白成分として承認されました。食用のリノール酸が3つの脂肪酸からなるのに対し、リノール酸Sは遊離リノール酸という1つの脂肪酸から成り立っています。

リノール酸自体は肌への浸透力が高いために、肌の表面にあるシミやシワには効果が出にくいとされていました。しかし、そこを改良したのがリノール酸Sです。リノール酸を酵素処理することにより、メラノサイトがある表皮に作用するように開発されました。

リノール酸Sはメラニンのもとになる酵素チロシナーゼを不要なものとして分解する働きを持っているので、チロシナーゼの活性を抑制するという美白アプローチではなく、チロシナーゼそのものを分解するという働きをします。それにより、チロシナーゼが減少し、メラニンが作られるのを防ぐのです。

臨床では肝斑の改善にも効果を認められ、できてしまったメラニンの還元にも働きかける作用があると言われています。

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