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美白成分の効果と特徴(7)コウジ酸

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/01

コウジ酸

日本発美白成分・コウジ酸

コウジ酸の歴史は古く、1900年代前半に農芸化学者である薮田貞次郎がコウジ酸発見に関する論文を発表しています。その後も麹(こうじ)を扱う杜氏(とうじ:お酒を造る職人)の手がなめらかで白いことから、研究が進められてきました。このような経緯があり、1988年には厚生労働省により美白成分として認可されたのです。

現在では、美白成分としてのコウジ酸は日本のみならず海外でも注目されています。

メラニンの生成を抑制

コウジ酸の働きの1つに、メラニンの生成を抑制するというのがあります。メラニンは肌の新陳代謝によって古い角質と共に排出されますが、ホルモンバランスの乱れや紫外線を浴びることにより過剰にメラニンが作られます。それが排出されにくくなり定着してしまうのがシミです。

コウジ酸は、このメラニンを生成する酵素を抑制する働きがあります。また、メラニン生成を促進する情報伝達物質の産生も抑えてくれます。それだけでなく、肌老化の原因ともなりシミやシワ、たるみを引き起こす活性酸素や炎症の発生も抑える作用もあります。

黄ぐすみにも効果

最近、話題になっている「糖化(とうか)」による黄ぐすみ。コウジ酸はシミだけでなく、この黄ぐすみにも効果があると言われています。

糖化とは、体内でタンパク質と糖が結びつくこと。これは通常に起こる自然なことなのですが、この時に作られるAGEs(エイジス)という褐色の物質が加齢により蓄積してしまい、肌が黄色っぽくくすむのが「黄ぐすみ」です。コウジ酸には抗糖化作用があり、黄ぐすみの元であるAGEsの生成を抑えることができると分かっています。

コウジ酸は皮膚科でも活用されています。皮膚科では美白効果の高いハイドロキノンを使うのが主流ですが、ハイドロキノンは肌が弱い方には刺激が強いというデメリットもあります。そこで、ハイドロキノンを使えない方などにコウジ酸クリームを処方することもあるなど、シミの治療にも使われています。

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