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プラセンタの原料・種類と特徴

更新日:2016.12.09
公開日:2014.06.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

美肌効果で大注目のプラセンタは、原料によっていくつかに分類することが可能です。メジャーな豚由来や馬由来のものから、厳密にはプラセンタとは呼べないものまで、様々な種類のプラセンタが流通しています。このページでは、プラセンタの種類とそれぞれの特徴について、ドクター監修のもと詳しく解説しています。

種類

プラセンタには様々な種類がある

美肌効果や疲労回復効果などで大注目のプラセンタは、動物の胎盤から得られるエキスです。そのため、どんな動物の胎盤を利用しているかによっていくつかの種類に分類することができます。

豚プラセンタ:最もメジャー

数あるプラセンタの中でも最も多く流通しているのが、豚由来のプラセンタです。豚は一度の出産で10頭前後の子どもを産むのに加え、出産時期も年に2回あります。生産される胎盤の絶対量が多いため、価格が他のものに比べてお手頃となっています。

最もメジャーなプラセンタですから、効果や安全性の点では豚プラセンタを基準として考えると良いでしょう。

※豚プラセンタについてより詳しくは『豚プラセンタの特徴と効果』をご参照ください。

馬プラセンタ:効果的で安全だが高級

豚由来のものに次いでポピュラーなのが、馬由来のプラセンタです。豚プラセンタの数百倍ものアミノ酸が含まれているほか、豚プラセンタには存在しない種類の成分も確認されています。また、馬は元々あまり病気にかかりにくい上に、日本で多く流通している馬プラセンタは身元のハッキリしているサラブレッドの胎盤が利用されているため、安全面でも優秀だと評価できるでしょう。

ただし、馬は年に1回1頭ずつしか出産をしません。しっかりと管理されているため、育てる際のコストも大きいです。そのため価格的には高級品となっています。

※馬プラセンタについてより詳しくは『馬プラセンタの特徴と効果』をご参照ください。

羊プラセンタ:浸透力が高く海外では人気

羊プラセンタは北米やヨーロッパなどで人気のプラセンタです。羊も病気にかかりにくい動物なので、豚よりは安全性は高いと考えられます。

しかしながら日本では狂牛病問題以降、羊の胎盤の利用には制限がかかっており流通量が少ないのがネックです。

※羊プラセンタについてより詳しくは『羊プラセンタの特徴と効果』をご参照ください。

ヒトプラセンタ:医薬品としての使用

人間由来のプラセンタもあります。効果、安全面共に非常に優秀ですが、医薬品のためサプリメントや化粧品には利用できません。医療機関で注射や点滴を打ってもらうことで摂取が可能です。

美容目的での注射は全額自己負担となりますので、コスト的にも高級です。

※ヒトプラセンタについてより詳しくは『人由来プラセンタの特徴と効果』をご参照ください。

厳密にはプラセンタではないもの

植物性プラセンタ:成長因子がない

植物には胎盤がありませんので、厳密には「プラセンタ」とは呼べません。これは、植物の胎座という部分を用いて得られるものです。胎座は胎盤に似た成分を持っているため、動物性プラセンタ同様の美肌効果に期待ができます。

ただし成長因子が含まれないため、エイジングケア効果は限定的であるとする意見が多いのが現状です。

※植物性プラセンタについてより詳しくは『植物性プラセンタの特徴と効果』をご参照ください。

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