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小ジワ(ちりめんジワ)の原因と改善方法

更新日:2016/12/09

目尻や目元、口元などにあらわれる細かく散らしたようなシワのことを、小ジワ(ちりめんジワ)と呼びます。最初は鏡をよく見なければ分からない程度の症状からはじまりますが、油断をしていると、より深いシワへと進行してしまいます。そうなる前に対処しなければいけません。

では、どのような原因で小ジワができるのか、またその改善方法をご紹介します。

小ジワはどうしてできるのか?

肌(皮膚)は一番外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層からできています。小ジワはそのなかでも表皮にできますが、放っておくと悪化して次の層である真皮にまで達します。

通常、表皮の角質細胞がバリアの役割を果たし肌を守ってくれていますが、この角質細胞が乾燥して壊れることなどによって小ジワは発生するのです。

角質細胞の保湿力は次の3つによって保たれています。この3つの成分がきちんと機能してしないと、肌のバランスが崩れて乾燥肌へと傾いてしまいます。(パーセント表示は水分保持機能の割合)

・角質細胞間脂質…80%

主にセラミドから構成されています。角質細胞と角質細胞の間に隙間なく詰まることで、バリアの役割も果たしています。水分保持機能が80%と、保湿する上では最も重要です。

・天然保湿因子(NMF)…18%

角質細胞のなかで保湿の役を担います。紫外線やストレスなどにより、働きが弱まってしまいます。

・皮脂膜…2%

皮脂と汗が混ざり、肌を覆って守っています。水分保持機能は2%とそれほど高くありません。

小ジワを改善するには?

小ジワ対策は、肌の乾燥をどれだけ防ぐかにかかっています。

・気温、湿度の変化に注意!

加齢や季節による気温・湿度の変化。血行が悪くなることで新陳代謝が低下し、新しい細胞が生まれにくくなって、肌の保湿力が落ちてしまいます。冬や夏のクーラーの下では血管が収縮するので注意が必要です。

・睡眠はしっかりととる

不規則な生活も血行を悪くしますので、乾燥の原因となります。睡眠不足が続くとホルモンバランスが崩れ、肌のターンオーバーが滞ってしまいます。肌は寝ている間に回復し作られるので、規則正しい生活を心掛けましょう。

・洗顔は優しく丁寧に

ゴシゴシとこするような洗顔方法は、肌に摩擦のダメージを与えています。指の腹を顔にあてないように、泡で包み込むように洗顔しましょう。泡立たないジェルなどの洗顔料を使う時には、肌に直接触れないように注意しましょう。

・自分の肌に合った保湿化粧品を使う

肌の状態を理解した上で、保湿化粧品を選ぶことが大切です。症状に合わない化粧品を使い続けると、乾燥を進めてしまうことにもなりかねません。

乾燥対策としては角質細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)を補い、回復させる成分が入っているものを選びましょう。美容成分がたっぷり入っているシートマスクなどは一見良さそうに思えますが、長時間顔に当てているとシート表面が乾燥してしまい、反対にお肌の水分を奪ってしまうので、説明書き通りの時間を守って使いましょう。

・皮膚科で治療を!

以上のことに気をつけても乾燥が改善されない場合は、皮膚科での診療をオススメします。「白色ワセリン」や「ヘパリン類似物質製剤」など、乾燥の原因に合わせた保湿剤を薬として処方してもらえます。

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