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アイクリームの効果とメリット・デメリットについて

更新日:2017/11/17 公開日:2014/06/01

人間の皮膚の厚さは平均して約2mmといわれていますが、目元の皮膚は特に薄く、他の部位の3分の1程度の薄さしかありません。そのうえ、皮脂分泌が少ないため皮脂膜ができにくくなっています。このように特別な性質を持つ目元の皮膚のために作られた化粧品として、アイクリームや目元美容液がありますが、どのようなときに使うべきでしょうか。アイクリームの選び方や塗り方、メリット・デメリットについてもご紹介します。

アイクリームが必要なときとは?

上記で見てきたとおり目元の皮膚は他の身体の部位に比べてとても薄く、皮脂膜も作られにくいという性質があります。そのため、目元は外部刺激による影響を非常に受けやすくなっています。紫外線や乾燥、大気汚染など外的ダメージはもちろんのこと、目元をひんぱんにこするクセや、メイクのときのアイシャドーやマスカラ、アイライン、クレンジングによる刺激、まつげのエクステによる重みなどが加わると、目元は多くのダメージを受けることになります。

とはいえ、目元への刺激は気をつけていても避けられないものも数多くあります。こうしたときに取り入れたいのが、アイクリームや目元美容液によるケアでしょう。目元専用に作られたアイクリームや美容液は、目元の皮膚の特性や環境要因を考えて作られていますので、保湿効果の高い成分や、小ジワを防ぐ効果のある成分などが特に多く配合されています。

目元は非常にデリケートな場所ですので、目元用ではない化粧品を使っても効果がでにくかったり、逆に刺激となってしまう可能性があります。特に乾燥や小ジワ、たるみ、くまなど目元のトラブルやエイジングのサインが出始めた人は、アイクリームや目元美容液によるケアをとり入れることをおすすめします。

アイクリーム・目元美容液の成分と使う順番

ひとくちに目元専用化粧品と言っても、さまざまな化粧品メーカーからさまざまな目的のアイクリームや目元美容液が発売されています。ここでは気になる症状に合わせて選べるよう、悩み別におすすめの成分をご紹介します。

目元の乾燥や小ジワにおすすめの成分

目元の乾燥が続くことにより、皮膚の薄い部分にごく浅いちりめんのようなシワが現れることがあります。原因は表皮の水分量が不足していることですので、以下のような有効成分入りのクリームや美容液で保湿を徹底的に行いましょう。

  • セラミド
  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • アミノ酸

目元のたるみにおすすめの成分

まぶたのたるみや目の下のたるみは、加齢による真皮層のコラーゲン不足や筋肉の衰え、目の下の眼窩脂肪(がんかしぼう)が年齢とともに膨らんでくるものなど、さまざまな原因によって起こります。目元専用化粧品によるケアを考えたとき、コラーゲンを増やす以下のような成分がおすすめです。

  • ビタミンC誘導体(リン酸アスコルビルやAPPSなど)
  • 成長因子(グロスファクター)
  • ビタミンAの一種であるレチノールやレチノール誘導体(パルミチン酸レチノール、酢酸レチノールなど)

目元のくまにおすすめの成分

色素沈着によって起こる「茶ぐま」や、目元のたるみによって黒く見える「黒くま」には、やはりビタミンAの一種であるレチノールがおすすめです。

ただし、レチノールは肌の弱い人が使用すると刺激となる場合もあります。気になる場合はあらかじめ、腕など目立たない部位で試してから使用するようにしましょう。

アイクリーム・目元美容液を使う順番

スキンケア化粧品は、(1)化粧水、(2)美容液、(3)乳液、(4)クリームと使う順番が決まっています。これは、水分の多い化粧水でまず角質層にうるおいを与えてから美容液の有効成分を肌に浸透させ、美容液の後に乳液やクリームで油分を補い、有効成分を肌にしっかりと閉じ込めるという流れがあるためです。アイクリームや目元美容液もこの順番に沿って使うことが基本ですが、判断に迷う場合はパッケージなどに書かれた使用方法をよく読むようにしましょう。

アイクリームの塗り方

指先に適量を取り、まぶたや目の下、くまなど気になる部分にやさしく塗り込みます。このときリンパの流れを意識し、目頭から目尻、こめかみ方向に向かってやさしくマッサージするのもよいでしょう。

目尻や眉間のシワが気になるときは、指でシワを広げ、下から上へ引き上げるようにクリームを塗り込みましょう。

アイクリームを塗る際は、こすり過ぎに注意

アイクリームをしっかり浸透させようと力を入れて塗り込んだり、マッサージをかねて強くこすると皮膚への刺激となり、茶ぐまの原因である色素沈着につながることがあるので注意しましょう。アイクリームを選ぶときは、テクスチャーの伸びのよさも考慮したいところです。

目元をケアするうえでのポイント

デリケートな目元は、日頃から丁寧にスキンケアを行うことが大切です。ここではアイクリームや目元美容液を使う以外でも、押さえておきたい目元ケアのポイントをご紹介します。

目元ケアには保湿が第一

目元のケアでは、基本的に目元を乾燥させないようにすることが一番大切です。保湿をしっかりすることで、ちりめんジワなど乾燥による小ジワの予防にもなります。

洗顔やクレンジングで汚れやメイクを落とした後は、保湿成分入りの化粧品を使ってきちんと保湿をしましょう。

洗顔における注意点

「洗顔」は余分な皮脂や汚れを落とすのが目的ですが、間違った洗顔方法は必要な皮脂まで落としてしまい、肌の乾燥を招くなどダメージを与える原因となってしまいます。泡立つタイプの洗顔料は十分に泡立てて、泡で優しく包み込むように洗いましょう。

泡立たないタイプの洗顔料は、適量を手に取って肌をこすらないように洗いましょう。アイメイクなどをしっかり落とそうとして、目のまわりをゴシゴシこすってしまうと肌のバリア機能を弱め、乾燥が進んでしまいます。過剰に洗顔をしすぎて肌を痛めないようにしましょう。

アイクリーム・目元美容液のメリットとデメリット

最後に、アイクリームや目元美容液を使うメリットとデメリットをまとめました。気になる目元の乾燥や小ジワをケアする目元化粧品には、以下のようなメリットがあります。

  • 目元の乾燥や小ジワ、たるみ、くまなど、気になる症状に特化したケアができる
  • 日常的に使うことでデリケートな目元をダメージから守り、エイジングサインの予防につながる
  • クリームを伸ばすことで、ツボ押しや軽いマッサージなどのケアが同時に行える

なお、目元のツボ押しについては『目の下・まぶたのたるみを解消するツボ押しマッサージ』をご覧ください。

反面、デメリットとしては以下のようなことが考えられます。

  • 医薬品ではないため、効果がマイルドでわかりづらい
  • スキンケアのステップが1つ増えて面倒
  • 容量のわりに価格が高めであることが多く、継続して使いづらい

目元はエイジングサインが出やすく、乾燥に弱いなどデリケートな部分です。必要な成分やメリット・デメリットを理解したうえで、お手入れのタイミングを見極めましょう。

まとめ

アイクリームの効果やメリット・デメリットについてご紹介しました。目の周りや目元の皮膚は他の部分に比べて非常に薄く、紫外線や乾燥、こすることによる刺激など、さまざまなダメージによる影響を受けやすいという特徴があります。乾燥や小ジワなど、目元のトラブルやエイジングのサインがはっきりあらわれるまえに使用し、美しい目元を保ちましょう。

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