光接触皮膚炎の症状・原因・治療法

更新日:2016/12/09

物理・化学的皮膚障害

光接触皮膚炎はかゆみがある赤い皮疹が身体の皮膚に現れる病気です。皮膚に何らかの化学物質が触れることでアレルギー反応を起こし、その後日光などの光が皮膚に当たると症状があらわれます。よくあるケースが湿布です。もともと何らかの疾患を生じており、治療のために湿布を貼った部分が紫外線に当たって発症する例があります。ここでは光接触皮膚炎にならないために、原因や症状、治療と予防について詳しく解説します。

光接触皮膚炎

光接触皮膚炎とは

光接触皮膚炎は化学物質と日光の紫外線などが密接に影響しています。皮膚に何らかの化学物質が触れアレルギー反応を起こした後に、日光の紫外線を浴びると症状が現れます。

かゆみを伴う赤い斑点や丘疹を生じます。原因となる化学物質は金属や化粧品、革製品や香水などさまざまですが、湿布を貼った場所が日光に当たると症状が現れるというのがよくあるパターンです。

光接触皮膚炎の原因

光接触皮膚炎の原因は化学物質と日光の紫外線です。金属や化粧品、湿布薬など特定の化学物質が肌に触れると、皮膚はアレルギー反応を起こします。その部分に日光の紫外線が照射されると症状が現れます。

光接触皮膚炎は大きく分けて2種類あり、光毒性のものと光アレルギー性のものです。光毒性は化学物質に紫外線があたり活性酸素が発生することで皮膚を損傷していきます。一方光アレルギー性は免疫反応により症状が現れ、わずかな光でも強い炎症を招きます。

光接触皮膚炎の症状

光毒性で生じた光接触皮膚炎は、感作期間を必要としないので初めて日光の紫外線に当たっただけで皮疹が生じます。光アレルギー性で生じた光接触皮膚炎は感作期間を必要として、皮疹や赤みを帯びた腫れ、強いかゆみを伴い、水ぶくれなどの皮膚症状を多岐にわたり発症します。

光接触皮膚炎の検査や診断

光接触皮膚炎の検査は、光パッチテストで行います。はじめに絆創膏を長時間皮膚に貼ります。その後絆創膏をはがし、その部分に紫外線を照射して反応を観察します。もしもその部分が赤く変色した場合は光接触皮膚炎と診断が確定します。

光接触皮膚炎の治療と予防

光接触皮膚炎は主にステロイド外用薬を用いて薬物療法を行います。また症状を観察しながら抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服薬を併せて使用します。さらに症状がひどく水ぶくれや皮疹が拡散している場合にはステロイド剤の内服薬を使用します。

予防としては、皮膚の弱い方は外出する時に金属などの化学物質を身につけないようにすることです。また湿布を貼っていた場所は特に紫外線に当たらないようにしましょう。もしも光接触皮膚炎になってしまったら、紫外線に当たると再発する恐れがありますので注意が必要です。

この病気・症状の初診に向いている科 皮膚科

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