「手水虫」の特徴、原因、対処法

更新日:2016/12/09 公開日:2014/05/14

爪・手・かかとの水虫

水虫というと足にできるものだと思われがちですが、水虫は足に限らず手や指にも発症する場合があります。手水虫は白癬菌というカビの一種が手に感染し寄生することで発症する病気です。足に比べると発症は稀ですが、症状を甘くみた結果悪化する場合もあるので油断はできません。ここでは手水虫の特徴と原因、対処法について詳しくお伝えします。

手水虫

手水虫(手白癬)の特徴と原因

手水虫(手白癬)は足水虫(足白癬)に比べると、発症するケースは極めて稀です。症状が手の湿疹と似ているため、ほとんどの場合が手水虫だと気づかずにクリニックの診察を受けず、手荒れの薬を自己判断で使用した結果、重症になったり完治が困難になったりする場合も多くみられます。

水虫の原因である白癬菌は高温多湿の環境を好みますので、多くの場合靴を履いていて蒸れやすい足に発症します。手は基本的に露出していることが多く、蒸れることはあまりありません。足に比べると日に何回も洗うので白癬菌には感染しにくいと言えるでしょう。

ではなぜ手にも水虫ができてしまうのでしょうか。

手水虫は多くの場合、足の水虫(足白癬)から感染しています。自分が足水虫(足白癬)にかかっていれば、爪を切るときや入浴の時に白癬菌がはびこっている足に直接触れることになります。

また風呂場やトイレの足拭きマットには白癬菌が多く付着していて、特に湿った状態だと白癬菌が増殖しています。そのマットに直接素手で触れると、手にも白癬菌が感染し手水虫を発症します。そのため足水虫(足白癬)が完治しなければ手水虫を治療したとしても、何度も繰り返す事になるので注意が必要です。

手水虫の症状と対処法

手水虫(手白癬)の症状は、足水虫(足白癬)と同様に・趾間型水虫・小水疱型水虫・角質増殖型水虫・爪水虫(爪白癬)の4つに分類されます。

手水虫は角質増殖型水虫にかかりカサカサ状態になるケースがほとんどです。かゆみや痛みがないので見落としがちなので注意が必要です。

手水虫の対処法は足と同様で、外用薬や内服薬で治療していきます。特に爪にも症状が出た場合にはドクターに相談し、内服薬を処方してもらう事が大切です。爪の場合には完治するまでが長いので根気よく治療を続けていくことがポイントです。

手水虫と間違えやすい他の症状

手水虫は、比較的かゆみや痛みが少なく手の表面がカサカサしてくるので、他の軽い症状と間違えやすいです。しかし自己判断で症状に合わない薬などを使用するとかえって症状を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。

主婦湿疹(手湿疹)との違い

洗剤や金属で刺激を受けて発症する湿疹。湿疹は両手にできることがほとんどです。片方だけに症状が出た場合には手水虫の可能性があります。

掌せき膿胞症との違い

掌に膿疱や水疱が出て痛みかゆみを伴います。湿疹やあせも、他の皮膚疾患との鑑別が難しいので決して自己判断してはいけません。必ず専門ドクターの診察を受けるようにしましょう。

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