1526名の医師が参画するスキンケア情報サイト

 | スキンケア大学をフォロー

  • Twitter
  • Facebook

病院でのワキガ(腋臭)治療・手術(1)ワキガ手術の内容と費用

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/01

この記事の監修ドクター

すなおクリニック 院長
土屋沙緒先生

手術

ワキガの手術は原因となるアポクリン腺をはじめエクリン腺、皮脂腺を除去することでにおいの元はもちろん、影響を与える要因にまでアプローチできるのが大きな特徴です。“効果が続く”という点からも有効的で、軽い症状から重い症状まで幅広く対応できる治療と言えます。

手術にはいくつか種類があり、ドクター自身の目で部位を見ながら行う「直視下手術法」と、部位を見ずに機械を使って行う「非直視下手術法」に大きく分けられます。

直視下手術法

直視下手術法の「剪除法(せんじょほう)」は、現在最も多くの病院で行われ、効果の出方が比較的安定している手術です。

剪除法(せんじょほう)

ワキの下を3~5cmほど切開し、皮膚を裏返すと粒状に並んだアポクリン腺が現れます。そのひとつひとつを目で確認しながら取り除いていく方法です。

アポクリン腺を確実に除去できるというメリットがある一方で(片側15分から20分程度です)、他の手術に比べて傷跡の長さが長いというデメリットがありますので縫合技術の高い医師を選ぶ方が良いでしょう。

入院の必要はありませんが、傷口が落ち着くまでガーゼ固定などが必要です。また、ワキ毛が減少するという特徴があります。

・費用:30~50万円(※症状の程度や保険が適用できる場合で変動があります。)

非直視下手術法

術後の傷あとを考慮している治療法です。

皮下組織吸引法

イメージは、美容クリニックで行っている脂肪吸引です。ワキの下に1cmほどの穴を開け、そこから細い管(カニューレ)を通してアポクリン腺やエクリン腺、皮脂腺などをかき出しながら吸い取ります。

小さな穴を開けるだけなので傷口は目立たなく、剪除法より広い範囲にアプローチできるというメリットがあります。しかしアポクリン腺は直視下手術よりも残ることがあり、また根の部分(腺根)が残っていると再発する可能性があります。

・費用:15万円~

超音波吸引(治療)法

皮下組織吸引法をベースにして改良された手術です。カニューレでかき取る変わりに超音波を発生させ、その熱でアポクリン腺をはじめとする汗腺を破壊しながら吸引します。

皮下組織吸引法より効果が高いですが、全てのアポクリン腺を取り除くことは難しいといわれています。また、火傷や皮膚壊死など合併症のリスクがないわけではありません。

・費用:18~30万円

皮下組織削除法

カミソリの刃と皮膚を押さえるローラーを組み合わせた専用器具を使うのが特徴です。ワキの下を1cmほど切開し、皮膚の表面をローラーで転がしながらカミソリ部分で皮下組織ごと削り、アポクリン腺やエクリン腺を除去します。

傷口が小さいながらも高い効果を期待できますが、術後はワキを1週間程固定する必要があり、回復するまで時間がかかります。また、この手術はドクターの高い技術が求められます。器具の操作を誤って、皮膚に穴があいてしまうなどのトラブルもあります。

・費用:20~40万円

手術を受ける前に

ワキガの手術は様々で、費用や方法も病院によって異なる上にメリットとデメリットがあります。また、どの手術も共通してドクターの腕と経験が効果を大きく左右するといっても過言ではないくらい重要です。手術を受ける以上、身体への負担はゼロではありません。費用も決して安いものではありません。

だからこそ、その手術が症状にとって最善の方法かどうか?自分に合っているかどうか?信頼できるドクターかどうか?を見極めるためにも、事前のカウンセリングがポイントになります。

手術を検討されている方は、ワキガの手術にありがちなトラブルやリスクをまとめた記事『ワキガ手術が失敗するとどうなる?』も参考としてご覧ください。長い間ずっと悩んでいたワキガの治療です。後悔のないよう、ドクターとしっかり話し合いながら、十分に納得した上で選んでください。

関連Q&A

Q&Aをもっと見る

振り返りやまとめ読みに便利。クリップで記事を保存!

クリップ機能を使用するには、会員登録(無料)が必要になります。

会員サービスで利用できる便利な機能

無料登録してこの記事をクリップ

登録済みの方はログイン

あなたのページを今すぐチェック

マイページ

公式アプリ

  • fem. fem.
    毎日1つ。ドクター監修の簡単
    ヘルスケア・ビューティー習慣!
    App Store Google Play

Facebook

いいね!して気になる情報をチェック!

公式ツイート