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ワキガ対策のデオドラント剤と病院治療の飲み薬・外用薬

更新日:2017/12/08 公開日:2014/07/01

市販のケア商品でにおい対策

においを防ぐ薬のポイントは、汗を減らす「制汗作用」とにおいの原因をつくる細菌の繁殖を防ぐ「殺菌作用」です。店頭にはさまざまな制汗剤やデオドラント化粧品などが並んでいますが、どれを選んでいいか迷う方も多いのではないでしょうか。

こういったケアアイテムはあくまでも一時的な対策で根本的な治療にはなりません。また、これらのアイテムはにおいの症状が軽い方には有効ですが、強い症状の方が使うと体臭と香りがミックスされ、周囲にとって逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

弱酸性の石けん

においの元となる肌の悪玉菌(黄色ブドウ球菌など)を減らし、善玉菌がより住みやすい環境を作るため、弱酸性の石けんを使って身体を洗うこともおすすめです。このとき、ゴシゴシこすらず、必ずたっぷりの泡で優しく丁寧に洗うのもポイントです。

ミョウバン水は世界最古のデオドラント剤

肌の表面を酸性にし、細菌の繁殖を抑えるにはミョウバン水も有効です。抗菌作用に加え、除菌作用にも優れているため、ワキガのにおいに悩む方の強い味方といえます。また、ミョウバンは、わきの下だけに限らず足のにおいやペットのにおいなどを抑えるのにも役立ちます。

ミョウバン水の作り方については、『ワキガに効果的なミョウバンの正しい使い方』をご覧ください。

病院でワキガに処方される外用薬

上記のような市販のケアアイテムでもにおいが気になる場合、医療機関を受診したうえで薬を処方してもらいましょう。

病院で処方されている外用薬として代表的なのは、「塩化アルミニウム液」です。基本的な効能は「制汗」ですが、においを抑える効果もあり軽いワキガの症状に効果を発揮します。一般的な濃度は20%ですが、病院によって配合量が異なる場合があります。

「塩化アルミニウム液」はかゆみを生じることがあります。そのようなときには、ティッシュやコットンに染み込ませて部分的に使う、寝る前に塗って翌朝洗い流す、といった対応で改善することもあります。ただし、強いかゆみや炎症を生じた場合には皮膚科を受診しましょう。

他にも、細菌の繁殖を防ぐため抗生物質を塗る場合もあります。前述の塩化アルミニウム液とあわせて使うと効果的といわれています。

病院でワキガに処方される内服薬(飲み薬)

ワキガ治療の内服薬として代表的なのは、保険適用が認められている「臭化プロバンテリン(プロバンサイン)」という抗コリン剤です。汗が出るときの伝達物質アセチルコリンの分泌を抑える働きがあります。しかし、口や目の渇きや尿の出が悪くなるといった副作用があるため、継続的な服用はおすすめしません。

また、ワキガで悩む方の多くは、「におったらどうしよう」「人に会うのが怖い」という恐怖心を抱えていることから、精神面や自律神経にはたらきかける薬を飲むことも効果があるともいわれています。ただし、これらの薬には眠気やふらつきなどの副作用があり、飲み続けるとリスクを高めることもあるため、必ず医師の指導にもとづいて正しく服用してください。

体臭の悩みは専門家を頼ることも重要

デリケートなにおいの悩み。におっているか周りの人に聞きたくても聞けず一人で悩む方も多いですが、自己判断によるケアアイテムが逆効果になってしまうこともあるのです。誤った対処をしないためにも、『ワキガ(腋臭)の原因「アポクリン腺」とは』を参考の上、専門の病院で「アポクリン腺」の数や質、においの強さなどを医学的な視点で調べてもらいましょう。

そのうえで、上記のような薬や、場合によっては手術を検討してみてください。

病院でできるワキガ治療については、『重症度別!病院でできるワキガ(腋臭)の治療方法』に詳しくまとめています。ぜひ参考にしてください。

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