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足の裏・足の爪の臭いを解消するフットケア方法

更新日:2017/04/28 公開日:2014/07/01

蒸し暑い夏、またはブーツを履く冬など、1日中歩き回った後で靴を脱ぐとき、足のニオイが気になることがありませんか?足の中でも特にニオイが気になる、足の裏と爪をケアする方法について詳しくご紹介します。

足のニオイの原因

足のニオイは、汗と繁殖した細菌が原因です。汗には、ワキや耳、陰部などの特定の場所にある「アポクリン腺」から分泌されるものと、ほぼ全身にある「エクリン腺」から分泌されるものの2種類があります。このうち足の裏の汗は、「エクリン腺」にあたります。エクリン腺からの汗は99%が水分のため、実はほぼ無臭なのです。ではなぜ足の裏や足の爪が臭うのでしょうか。

(1)足のニオイ

足の裏は、エクリン腺から出る汗によって蒸れてしまいます。そして湿気が好きな細菌が活性化し、足の裏の角質や垢を分解し、「イソ吉草酸」という脂肪酸を発生させます。これがニオイの原因です。

(2)爪のニオイ

実は足の爪もニオイを発しています。爪の間には垢や靴下のくず、ホコリが溜まります。また、足の裏同様に古くなった角質も溜まり、湿気もあるため細菌がとても繁殖しやすいのです。さらに、爪のニオイは靴にも移りやすいため、足のニオイ対策には、足の裏だけでなく、爪のケアも一緒に行う必要があります。足のニオイの元となる、足の裏と爪のケアには、バスタイムを上手く活用することをおすすめします。

(3)足や爪以外のニオイ

  • 食生活

食生活も足のニオイの原因となっていることがあります。脂っこい食事や刺激物、アルコール、ニラやニンニクなどを好んで食べる方は、体臭が強くなりやすく、足のニオイも強くなるようです。

靴自体に原因がある場合もあります。革製の靴など通気性の悪い靴では、分泌された汗が放出されずに内部にとどまり、常時雑菌が繁殖してニオイがこびりついてしまいます。靴のお手入れの一環として、靴の乾燥、消臭や殺菌が必要でしょう。

  • 自律神経失調症や水虫などの病気

自律神経失調症や、水虫などの病気が原因の場合もあります。自律神経失調症は、あがり症の方や、神経質な方は要注意です。水虫は、それ自体(白癬菌)がニオイを発するわけではありません。詳しくは後述します。また、病気が疑われる場合はドクターに相談してみてください。

  • 疲労やストレス

体内から発生する「疲労臭」も原因の一つです。疲労臭は、不規則な生活やストレスから生まれるニオイです。それを防ぐには、十分な睡眠を取り、過食・過剰飲酒に注意するなど、生活習慣を見直しましょう。また、入浴をゆっくり楽しむなど、リラックスし、ストレスを溜めないよう心がけてください。

足の裏の角質ケア

足の裏のケアでは、ニオイの原因になる細菌の好物、古い角質を除去することが大切です。

(1)角質をそぎ落とす

古い角質を取るには、角質ケア専用のものを使用しましょう。注意しなくてはならないのが、角質が硬くなっている部分強くこすったりすると、皮膚に傷がつき炎症を起こしたり、もともと皮膚にいる常在菌が減ってしまうことで、ニオイの元である細菌が繁殖しやすくなり、よりニオイが強くなることがあります。肌のターンオーバーに合わせ、2週間から1か月に1回程度、角質を落としましょう。

また、角質がもとから柔らかい方は入浴で自然とはがれ落ちてゆきやすくなります。そのため、寝る前に尿素配合のクリームを塗って足をラップでパックするような角質ケアがよいでしょう。

市販のグッズを使った手軽な角質ケア方法から本格的なフットサロンまで、足裏の角質ケアや注意点については、『角質ケアで、ガサガサの足をすっきりケア』でも解説していますので、あわせてご覧ください。

(2)足の裏もしっかりと洗う

石けんで足の裏を毎日必ず洗いましょう。この場合も、石けんをきちんと泡立ててやさしく洗ってください。また、足の裏だけでなく、足の指の間にも垢が溜まりやすいので一緒に洗いましょう。

足の爪のケア

足の爪にも、細菌を繁殖させないようなケアをしましょう。

(1)歯ブラシでブラッシング

足の爪のケアには、バスタイムを有効に使いましょう。お湯に浸かることで、皮膚が柔らかくなり、角質などの汚れが落としやすくなります。ケアの方法としては、まず新しい柔らかい毛の歯ブラシを用意してください。歯ブラシに石けんの泡を付けて、爪の間やまわりを撫でるようにブラッシングしましょう。歯ブラシでケアすると、細かいところまでブラシが届き、爪と皮膚の間に入り込んだ汚れも取れやすくなります。

(2)爪を短く整える

爪が伸びてきたら放置しないようにしましょう。爪に垢やほこりなどの汚れを溜めないためにも、爪は短く切るようにしてください。ただし、深爪は巻き爪(陥入爪)の原因となりますので、爪の両端の部分は、少し残しておくとよいでしょう。

水虫とニオイは関係あるの?

水虫の元になるのは、白癬菌(はくせんきん)です。白癬菌は日常環境の中に潜んでいます。足に付着してから丸1日かけて角質の中に入り、繁殖していきます。前述した通り、足のニオイの原因は、「イソ吉草酸」という脂肪酸が発生したためであり、白癬菌が臭うわけではないため、「水虫の人の足=臭う」とはなりません。ただし、水虫を持つ足は、イソ吉草酸が発生しやすい状態でもあるため、ニオイが発生しやすくはあります。日頃から足を清潔に保つことは、ニオイだけでなく、水虫も予防することができます。

また、靴を通気性のよいものにし、靴下は吸湿性の高いものを選ぶことも大切です。特に梅雨の時期は、お風呂やシャワーの後、ドライヤーでつま先と指の間を乾かすように習慣づけると、水虫を予防できます。バスタイムを活用しながら、上手に足のケアを行ってみてください。

足や靴の中のさまざまなニオイ対策

靴の中のニオイ対策

靴下を選ぶ際は、綿やシルク、ウールなどの天然素材との懇望製品を選びましょう。綿100%の靴下は吸湿性には優れていますが、汗の発散性が低く、ムレやすいことがあります。またストッキングはデオドラント効果のある商品を選びましょう。

靴下や靴を頻繁に履き替える

外出先で一日数回、靴下やストッキングを履き替えるのもおすすめです。これにより靴の中の湿度を下げ、防臭効果が高くなります。さらに、屋内であればスリッパやサンダルに履き替え、できるだけ靴を脱いだ状態を続け、足と靴を乾燥させるのもよいでしょう。

靴のお手入れ

靴下がよくなっても、靴がムレたままでは雑菌はさらに繁殖してしまいます。そこで、靴の湿気を取り除き、清潔に保つことをも重要です。普段履きの靴は2、3足をローテーションさせ、履かない日は風通しのよい場所で陰干しするなどしましょう。

また、靴の中敷には「へちま」でできた速乾性にすぐれているものや、抗菌加工や緑茶成分が含まれるインソールを使用すると効果的です。中敷も靴と同様に日々ローテーションするとさらによいでしょう。市販の脱臭剤を靴の中に入れるのもよいでしょう。

制汗剤や足専用デオドラント剤を使う

足に制汗剤や足専用デオドラント剤を使用すると、ニオイを抑えることができます。また、以下の素材には防臭効果があるといわれています。靴の中に入れておくのもおすすめです。

  • コーヒー(消臭作用)や緑茶(殺菌効果)の茶殻をレンジで乾燥させたもの
  • 重曹(消臭と除湿)
  • 10円玉(銅には防臭効果があるため)

足湯

雑菌は酢のような酸性の環境に弱いため、殺菌効果のある木酢液入りの足湯を外出前と帰宅後に15分程度行うのも効果的です。

気になるニオイは、適切なケアで解消

足のニオイに悩む人は多くいます。公共の場で恥ずかしい思いをしてしまった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。ニオイの原因をしっかり付きとめ、適切な対策をとり入れることが大切です。

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