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毎日シャンプーしても頭の臭いが気になる方。もしかすると間違ったヘアケアや生活習慣が原因かもしれません。今日から実践できる頭の臭いの解消方法をお伝えします。

頭が臭くなる2つの原因

頭の臭いの原因は、頭皮と毛髪の2つの原因が考えられます。

(1)頭皮の臭いの原因

頭皮には、皮脂腺と汗腺が体の中でももっとも多く存在しています。通常、頭皮は、適度な皮脂膜によって覆われ、皮膚状態を整えています。皮膚表面や毛穴には常在菌がいますが、皮脂膜よって繁殖が抑制されています。しかし、皮脂分泌が過剰、皮膚のバリア機能低下で頭皮の状態が悪化すると、常在菌が増殖し、過酸化脂質特有の臭いが発生します。

(2)毛髪の臭いの原因

毛髪は、毛皮質という多数の線維の集合体で、外側をキューティクルという膜でしっかりと取り囲んでいます。しかし、パーマやヘアカラーなどで毛髪が損傷すると、キューティクルが剥がれてしまい、そこからにおい成分が入り込みやすくなります。毛髪が傷んでいると、たばこや煙などの臭いも吸着しやすくなります。

頭皮や毛髪の臭い対策は、正しいケアケアと生活習慣を身につけることから始めましょう。頭皮の臭いが気になる方は、皮脂の分泌を抑える食事や生活習慣の改善をする事で、さらに効果が上がります。

その方法をご紹介していきます。

ヘアケアの基本はシャンプー

洗髪は、夜に行うことが基本です。

皮脂や汗で汚れた頭皮をそのまま放置すると、寝ている間に雑菌が繁殖し、フケ・痒み・臭いが発症します。整髪剤などを付けたままだとさらに悪化します。洗顔や入浴と同様、髪も汚れを洗い流し、清潔な状態で寝るようにします。

頭の臭い対策に!正しいシャンプー法

頭皮は、皮脂腺が非常に多く、身体の中でも非常に汚れやすいため、清潔に保つようにします。洗髪は、入浴と同様、毎日行っても大丈夫です。皮膚や毛髪が傷んでいる場合は、低刺激のシャンプー剤を選んでください。

まず、ぬるま湯で十分に髪の毛を濡らし、シャンプー剤は手で取って軽く泡立ててから使います。指の腹で、頭皮を軽くマッサージするように洗います。すすぎはしっかり行ってください。

リンス・コンディショナーは、毛髪をコーティングする役割をします。毛のしなやかさ、光沢、静電気防止作用があります。

トリートメントは、水分・油分などを補うために行います。パーマやヘアカラーによる損傷があると、吸湿脱湿作用で髪がまとまらず(湿度が高いと毛量が増し、湿度が低いと乾燥する)、しなやかさ、滑らかさが低下します。

シャンプー後は、タオルドライ後、ドライヤーなどを使って、しっかり乾かして寝るようにします。十分に乾かず湿ったままで寝ると、雑菌やカビが繁殖しやすくなります。

生活習慣を整える

健康的な皮膚状態にすることが頭皮の臭い改善になります。ヘアケア以外に、栄養や睡眠、ストレスなど生活習慣を見直すことも必要です。

(1)バランス良い食事

髪の毛も頭皮もケラチンと言うタンパク質です。ケラチンを合成するには、亜鉛、鉄、ビタミンBなどが使われます。貧血があると抜け毛が多くなります。亜鉛欠乏も育毛に影響します。タンパク質を中心に、根菜類、海藻類、きのこ類などバランス良い食事が健康的な頭皮・毛髪を作ります。皮脂分泌過剰の脂漏性の場合は、ビタミンA、ビタミンBを意識して摂取し、高GI値糖質や油分の多い食品を控えると良いでしょう。過酸化脂質を防ぐには、抗酸化食品のビタミンC、E、ポリフェノールなどが有効です

(2)飲酒と喫煙を控える

アルコールは肝臓でビタミンBを使って解毒されます。毛髪の材料も肝臓でビタミンBを使って合成されます。アルコール過剰摂取は、肝臓に負担をかけ、頭皮・毛髪の状態を悪化させます。喫煙は、ニコチンを無毒化させるために大量の抗酸化成分を消費します。またニコチンは血流を悪化させるため、頭皮、毛髪へ影響し、臭いやすい状態にします。

(3)睡眠をとる

睡眠中に成長ホルモンが分泌され、頭皮や毛髪を健康的な状態に維持します。しかし睡眠不足になると、成長ホルモン分泌が低下するだけでなく、血行不良、酸化ストレスにより、頭皮状態が悪化します。臭いだけでなく脱毛の一因となります。

(4)生理不順に注意

男性ホルモンや女性の黄体ホルモンには皮脂腺を活発にする働きがあります。月経前の黄体ホルモン分泌で、皮脂腺も活発になり、一般的に脂っぽくなります。女性ホルモンのバランスが崩れ生理不順になると、頭皮の皮脂分泌が過剰になることもあります。

夏場に臭いが発生しやすいNG行動

(1)朝のシャンプーより夜のシャンプー

臭いの原因は、頭皮の皮脂によるものです。汗や皮脂をそのまま放置していると、常在菌が増殖し、臭い・フケ・痒みの原因となります。就寝前に洗髪して頭皮を清潔にし、ドライヤーなどでしっかり乾かすようにしてください。

一旦洗い流された皮脂膜は、4~8時間で新しい皮脂膜を形成し頭皮や毛髪を保護します。朝の洗髪だと皮脂膜形成が不十分のまま強い紫外線を浴びてしまい、毛髪損傷の原因になります。

(2)整髪剤の選び方

髪形を保つために使う整髪料には、セットローション、ヘアスプレー、ポマード、リキッドなどがあります。皮脂分泌が多い場合は、油成分が多いポマード・リキッドは控えた方が良いでしょう。整髪料を使用した場合も、洗髪で丁寧に落としてから就寝しましょう。

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