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着圧ソックス(足のむくみ対策靴下)の効果と正しい使い方

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/01

この記事の監修ドクター

広尾プライム皮膚科 医師
吉澤智子先生

着圧ソックス(足のむくみ対策靴下)の効果と正しい使い方

適度な圧力をかけて血液の循環を促進し、むくみを解消することで注目されている着圧ソックス。

実は以前から下肢静脈瘤や深部静脈血栓、リンパ浮腫の予防のために医療目的で使われていました。むくみを防止してすっきり細い足を保ちたい女性のニーズにマッチしたことから、急速に一般用として用いられるようになり、種類もさまざまなものが販売されるようになったのです。

着圧ソックスの効果と仕組み

心臓から動脈を経由して送り出された血液は、身体を一巡りして心臓に戻ってきます。

その際、心臓に戻る静脈の血行を促進するために、足にある筋肉がポンプの役割を果たしています。しかし、長時間にわたって立ったまま、あるいは座ったままでいると、疲労によって足の筋肉のポンプ機能が衰えてしまいます。それが、むくみの原因となっているのです。

このポンプ機能を手助けするために考え出されたのが、着圧ソックスです。

着圧ソックスを着用した際に期待できる効果は次のとおりです。

  • 足の血液循環を促進
  • リンパ液の流れを促進
  • 老廃物除去の効率を促進

一般的に、足の部位によって段階的に異なる圧力がかかるように作られています。

最も高い圧力を足首部分にかけ、ふくらはぎから太ももにかけて徐々に圧力を下げることで足先からの血液やリンパの流れを促進して、むくみを防止する仕組みになっています。

着圧ソックスは圧力で選ぶ

一般用では足首20〜30 hPa(ヘクトパスカル)、ふくらはぎが10〜20hPa、太ももは5〜15hPaくらいの圧力で充分な効果が期待できます。医療用なら足首部分の圧力が40 hPaのものもあります。

メーカーによって異なるため購入する際にはきちんと確認をしましょう。また圧力の感じ方には個人差がありますから、実際に試してみるとよいでしょう。

ソックスのパッケージには圧力が記載されています。記載されている単位はmmHg(水銀柱ミリメートル)とhPa(ヘクトパスカル)の2通りあり、基本的に数値が大きいほど圧力が高くなります。

着圧ソックス使用の注意点

むくみ予防に効果が期待できる一方で、使う際には注意も必要です。

(1)足首から履く

生地そのものには伸縮性があまりないことが多いので、最も強い圧力がかかっている足首部分からきちんと足に合わせて履いていきましょう。

(2)サイズの合ったものを選ぶ

サイズが合わないと本来圧力をかけたい場所とずれが生じるため、サイズ選びは大切なポイントです。

(3)オンとオフの使い分け

着圧ソックスの圧力によって血液やリンパの流れを促進しますが、本来その役割は足の筋肉が担うべきものです。この機能を衰えさせないために、例えばたくさん歩き回る日中や生理前のむくみやすい時期に限って使用するなど、生活パターンや体調に応じて使い分けましょう。

(4)肌トラブル

長い時間にわたって着用すると肌が赤くなったり、かぶれや発疹などが起こる場合もあります。お肌の様子を見ながら注意して使用しましょう。

着圧ソックス使用に注意が必要な方

一般的な需要が広がったこともあり、無理な圧力によるトラブルも発生しています。

特に次の持病がある方は医師に相談してから着用してください。

  • 閉塞性動脈硬化症
  • バージャー病
  • 糖尿病

正しい指導のもとで、正しい用法を守って着用することで初めて効果が期待できるのが着圧ソックスです。

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