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シリカ(ケイ素・珪素)の体内での役割・多く含まれる食品

更新日:2017.12.19
公開日:2014.07.01
ドクター画像
この記事の監修者
赤坂ビューティークリニック 院長 青山秀和

近年、美容・健康意識の高い人から注目を浴びている「シリカ」。サプリメントや化粧品にも使用されるなど、身近になってきてはいますが、その存在はまだまだ広まっていないようです。シリカの働きやその必要性について、ドクター監修の記事でご説明します。

シリカ

美容や健康意識の高い人々から注目を浴び始め話題になっているシリカとは、一体どんなものなのでしょうか?シリカの基本情報とその必要性、特徴について見ていきましょう。

シリカ(ケイ素・珪素)の体内での役割

身体を形成する上で重要な役割を果たす成分にミネラルがありますが、その成分の1つにケイ素というものが含まれています。ケイ素とは地殻中に多く存在している元素のことで、シリカとも呼ばれます。

シリカ(=ケイ素・珪素)は骨、毛髪、血管など様々な部位に含まれており、なかでも一番多く含まれているのが皮膚です。コラーゲンの生成を助ける働きもあるため、コラーゲンとシリカを一緒に摂取すると肌弾力を保つのに効果的と言われています。

また、研究により骨粗しょう症との関係性も明らかになりました。強くて丈夫な骨を作るにはカルシウムが必要ですが、カルシウムを体内に効率よく吸収させるためには、ケイ素の働きが重要だということが分かったのです。

年齢と共にシリカ(ケイ素)は蓄えられなくなる

このように、シリカは私たちの身体を健やかに保つためにとても大切な栄養素だということが分かるのですが、実は人間の体内では20歳をピークにシリカ(ケイ素)を蓄える能力が低下していきます。年齢を重ねると共に、意識して取り入れるようにしないと体内のシリカ(ケイ素)が減ってしまい、老化が進みやすくなってしまいます。

また、これまでの研究により外見や身体の老化現象にケイ素不足が関連しているということも明らかになってきているため、健康や美容面においては摂取しておきたい成分と言えます。

どのような食品に多く含まれているものなのか

では、シリカ(ケイ素)を多く摂取しようとした際には、どのような方法があるのでしょうか。ワカメの茎やあさりなどに多く含まれています。

現在、シリカ(ケイ素)は人工的に作ることができないので、こういった食べ物から摂取するか、ミネラルウォーターやサプリメントなどで摂取するしかありません。通常の食生活で補うのは難しい成分であることは間違いありませんので、意識して摂取することが大切です。

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