水虫(足白癬)とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2014/06/06

水虫の基礎知識

白癬菌というカビの一種が足の角質層に侵入し繁殖することで発症する水虫(足白癬)。赤みやひび割れ、水ぶくれが生じて強いかゆみをともないます。特に夏は症状に悩まされる方が多いでしょう。ここではドクター監修の元、水虫(足白癬)について詳しくお伝えします。

水虫(足白癬)

白癬菌とは?

白癬菌は人間のあらゆる皮膚の角質層に常在する真菌(カビ)の一種で、全身のほとんどの場所に生息しています。人間だけでなく動物にも同様のことが言え、いたるところに存在しています。

白癬菌感染症の中で群を抜いて多いのが水虫であるため、別名・水虫菌とも呼ばれています。人間の皮膚(角質層)はアカとなってはがれ落ちていきますが、白癬菌もそれにくっついて共にはがれ落ちます。ただし、白癬菌は乾燥した皮膚に付着しても、洗い流せば感染することはありません。自然に落ちていく場合もあります。

白癬菌はカビの一種であるため、高温多湿な場所を非常に好みます。特に温度15℃以上、湿度70%以上になると増殖力が活発になります。増殖力が活発になると皮膚(角質層)の奥へと侵入していき、さらに増殖してさまざまな症状を現します。特に靴の中は湿度が95%にも及ぶため、足に繁殖しやすいと言われています。

また、日本はカビが好む高温多湿な気候であるため、増殖しやすい土地柄と言えるでしょう。

人間の皮膚(角質層)にはケラチンという物質が存在します。白癬菌はこのケラチンを非常に好むため、皮膚(角質層)に寄生してしまうと簡単には死滅しません。しかし皮膚(角質層)からはがれ落ちてしまえば、数週間ほどで死んでしまいます。白癬菌が感染するのはその落ちた角質層(アカ)が原因と考えられています。

水虫(足白癬)とは?

水虫(足白癬)は白癬菌が足の皮膚の角質層に侵入して生じる感染症です。白癬菌感染症の中では圧倒的に多く、約7割を占めるとも言われています。治療を行わない方が大半のため、すでに日本人の約2割の方に発症しているというデータもあります。白癬菌(カビ)は気温や湿気が高いと活発に増殖していくので、夏になると症状が悪化するケースが多くあります。

水虫(足白癬)の対処法

足を乾燥させる

靴を長時間履き続けていると湿度が非常に高くなり、水虫の原因である白癬菌が増殖しやすくなるので、できるだけ長時間履き続けないよう心掛けましょう。オフィスなどではサンダルに履き替えることをオススメします。

また、靴は1日で湿った状態になるので、脱いだら乾燥材や外気に触れさせて乾燥させましょう。足に多くの汗をかく方は小まめに靴下を履き替えると効果的です。

足を清潔に保つ

たとえ面倒であっても足を毎日丁寧に洗いましょう。水虫の予防だけでなく二次感染を防ぐことにもつながります。お風呂場の足ふきマットには多くの白癬菌が付着しているので、再度タオルで足をふくことが大切です。

また足ふきマット自体も頻繁に洗い、湿った状態のままにしないよう注意が必要です。