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アンチエイジングの最先端「抗糖化」を敏感肌にも

更新日:2016/12/09 公開日:2014/07/30

この記事の監修ドクター

四谷三丁目皮膚科 院長
山田美奈先生

敏感肌とは?

最近、「敏感肌」の方が増えているようです。敏感肌とは肌がどういう状態をいうのでしょうか。

実は、医学的に「敏感肌」という病名はありません。強い洗剤や化粧品を使った時に肌が荒れたり、赤みが出たり、衣類が原因でピリピリしたりするなど普通の人より反応しやすい肌を一般に「敏感肌」と呼んでいるようです。最近では精神的なストレス、食生活、住環境の変化によって、肌が敏感に傾いている人が増えていますが、血液検査をしても、「敏感肌」であると判断できる数値が出てくるわけでもないのが実際のところです。

しかし、これだけ「敏感肌」に悩む人が増え、スキンケア化粧品・メイク用品も「敏感肌用」のものが開発・発売されるなど、「敏感肌」という言葉が一般化してくると、そのうち病名として医学的に認定されるかもしれませんね。

肌が敏感に傾くのには、花粉やアレルギーが原因の場合もあります。たとえばアレルギーで症状としては鼻がグズっているだけでも、実は全身がアレルギーを起こしやすくなっていたり、身体のどこかにたとえ一か所でも傷があると、全身が炎症を起こしている状態になるので、身体中が反応しやすくなっているということもあります。

どんな状態を敏感肌というのか

乾燥肌の状態では、肌のバリア機能が損なわれ、外からの刺激が入り込みやすくなります。そのため化粧水がしみたり、髪がふれただけでかゆくなったりする、化粧水に含まれるわずかなアルコールでかぶれて赤くなってしまいます。これは間違ったスキンケアの他にアレルギーや栄養不足が原因の場合があります。外からの刺激を受けやすくなり、肌が乾燥し、敏感に傾いてしまうことが原因として考えられます。

敏感肌に起こりやすい糖化のメカニズム

敏感肌のアンチエイジングにとって最大の敵は、老化を早める糖化が犯人だった!糖化とは、皮膚の主成分であるタンパク質と糖が結びついてAGEs(最終糖化物)という物質を作ってしまう現象です。炊いたお米を放っておくと、茶色く・固くなってしまいますよね?あの現象も糖化、同じことが肌の中でも起きているのです。肌の中で糖化したタンパク質は茶色変化して硬くなり、肌の黄ぐすみの原因に。糖は代謝サイクルの衰えたコラーゲンと結合しやすいという性質も持っています。

また、真皮でできたAGEsを肌は異物と捉え、排除しようとして酵素を発生させるのですが、この酵素がAGEs周囲の線維芽細胞やコラーゲンも破壊し、肌のハリを失います。

さらに、敏感肌は肌内部で起きている微弱炎症が活性酸素を発生させ、糖化が加速。これによりさらにコラーゲンの生成が妨げられ、エイジングが進んでしまう…という負のサイクルに陥っているのです。

シモツケソウエキスでAGEsを切断!

ポーラ研究所では、バラ科の多年草であるセイヨウナツユキソウの花の部分から抽出した、敏感肌女性でも安心して使用できつつAGEsを切断する働きがある「シモツケソウエキス」を敏感肌専門ブランドであるディセンシアの化粧品に配合。

シモツケソウエキス配合の化粧品と無配合のものを比較したデータでは、なんと配合化粧品のほうが125%ものAGEs切断作用がみられました。敏感肌のアンチエイジングの大敵、糖化にもアプローチできることがわかりました。

AGEsは、ターンオーバーのサイクルが乱れた敏感肌では、とくに蓄積されてしまう傾向にあります。これを切断することで糖化を防ぎ、黄ぐすみや肌のたるみなどを防ぐことが実現したのです。

シモツケソウエキスは、サリチル酸配糖体、フラボノイド、タンニンを含んでおり、消炎効果、収れん作用があるため、キメを整える目的で化粧品に配合されるケースは多くありました。

ディセンシアでは、さらにAGEsに対する作用を明らかにすることで、肌表面でキメを整えるだけでなく、真皮から敏感肌をすこやかに導き、肌のハリを取り戻すアプローチを取っています。

エイジングケアの基本は肌に悪いことをやめる!

化粧品でのスキンケア、美肌のための食事、サプリメントなどなど、肌のためにできることはたくさんありますが、同時に肌に悪いことを続けていては、せっかくの努力も台無しです。

美しい肌を求めるなら肌にストレスを与える行為はやめましょう。

生活習慣の改善

例えば、肌によいビタミンCを摂取していても、ビタミンCを破壊するタバコを吸い続けていれば肌に栄養を送る前に帳消しになってしまいます。

また、代謝を上げようと運動をしたり、代謝を高める成分を摂取したりしていても、ターンオーバーが促進される時間帯に睡眠ができていなければ意味がありません。効果的なエイジングケア法をとり入れる前に、まずは肌によくない生活習慣を改善しましょう。

悩み別!エイジングケア法

ここでは老化によって引き起こされる悩み別に、最適なエイジングケア方法を紹介します。

シミ対策

まず、第一に紫外線対策を徹底することです。外出するときは必ず日焼け止めクリームかUVカット効果のある化粧下地やファンデーションを塗りましょう。

春夏は帽子や日傘も忘れずに。また、メラニンの沈着を抑え、できたメラニン色素を還元してシミを薄くするビタミンCを積極的に摂りましょう。ビタミンC摂取におすすめの食材は、ゴーヤ、パセリ、パプリカ、ブロッコリー、ピーマン、いちご、キウイなどです。

乾燥、シワ、たるみ対策

あらゆる肌トラブルを引き起こす元となるのが乾燥です。乾燥を防ぐためには、きちんと保湿することが大切。そして、肌作りのカギとなる良質なタンパク質と、抗酸化作用をもつビタミンA、ビタミンEをたっぷり摂りましょう。

ビタミンAは肌や粘膜を強くします。植物性食品の中ではβ-カロテンとして存在し、体内でビタミンAとして働きます。ビタミンAは鶏レバー、ウナギ、ニンジン、春菊、ホウレン草、カボチャ、ニラ、小松菜、チンゲン菜などに多く含まれます。

ビタミンEは肌の奥で酸化を防止し、肌を保護するバリア機能を正常に保ち、うるおいをキープしてくれます。ビタミンEはアーモンド、アンコウの肝、スジコ、タラコ、アユなどに多く含まれています。

エイジングケアに「早過ぎる」はない!

エイジングケアは老化を予防し、美しく健康な肌を保つための美肌対策ですから、若いうちからはじめても早過ぎるということはありません。20代でも成長過程が終了していれば、老化が始まるのです。若々しい肌を保ちたいのであれば早めに対策を立てることが大事。将来の自分のために、今できることから始めましょう。

プラセンタ美容液の効果

一般的に美容液には、保湿や美白、エイジングケアなどの有効成分が凝縮されているスキンケアの重要なアイテム。1本だけであらゆる目的を叶える美容液(成分)はあまりないため、何種類かを組み合わせて使うこともあります。

ところがプラセンタ配合の美容液の場合は、1本で次のような効果を期待できるという嬉しいメリットがあります。

アミノ酸による保湿効果

表皮の角質細胞の中にあるNMF(天然保湿成分)は、肌のうるおいを保つ大切な要素のひとつ。このNMFの主成分はアミノ酸です。プラセンタにはアミノ酸が豊富に含まれていて、NMFの生成を促し保湿力をアップすることで、小ジワも解消されます。

成長因子による細胞分裂増進効果

プラセンタにはEGF(上皮細胞増殖因子)などの成長因子が含まれています。美容液が表皮の基底層まで浸透できれば、成長因子によって表皮細胞の分裂を促進させることで、ターンオーバー(お肌の新陳代謝)を早め、若々しい肌をよみがえらせます。

メラニン色素の生成を抑える美白効果

プラセンタには、メラニン色素がつくられる過程で大きな役割を持つ「チロシナーゼ」という酵素を非活性化させ、メラニン色素の産生を抑えてシミを予防する美白効果があります。ただし、メラノサイトも到達が困難な表皮基底層に存在します。

抗酸化作用によるアンチエイジング効果

「活性酸素」が紫外線や生活習慣などの影響で過剰に発生し、健康な皮膚細胞をも酸化させ、肌の老化を早めてしまうことがあります。

プラセンタに含まれるビタミンC・E、ミネラル、活性ペプチドには「抗酸化作用」があり、活性酸素の過剰発生を抑制します。さらに、活性酸素消去酵素であるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)も含まれています。

また、過酸化脂質(表皮の細胞同士をつなぐセラミドなどの細胞間脂質が酸化して過酸化脂質に変化)を減らすビタミンBやSA(スーパーアクティブ)アミノ酸も含まれています。

これらの作用によって、皮膚細胞の酸化=サビが解消され、肌の若返りを図ることができます。

ほかにも、抗炎症作用や免疫力をアップさせる作用もわずかながら期待でき、肌荒れやニキビ、アトピー性皮膚炎などの肌トラブルも改善することもあります。

プラセンタ美容液の使い方

最近は美容液にも、化粧水のような水っぽいものから、ジェル状やとろりとしたクリーム状のものまでいろいろあります。同じメーカーでライン使いする場合は説明書に書いてある順番でつけるのが効果的ですが、そうでない場合は、「さらっとしたものからとろりしているもの」の順番でつけるとよいでしょう。

プラセンタ美容液の場合、原液そのままや主成分が原液の水っぽいものならば、つける順番は洗顔後にすぐなじませるのがよいケースもあります。

なお、洗顔→化粧水→美容液→乳液という順番でつけるよう設定している化粧品シリーズが多いようですが、プラセンタ美容液の場合はその豊富な成分を素肌にしっかりと吸収させる目的で、一番先(洗顔の後)につけるよう推奨されているケースも見られます。ただし、これは商品によっても異なるため、商品の説明書に合わせて使うようにしてください。

つける量は、多すぎず少なすぎず、適量を守ることが大切です。その際、部分的ではなく顔全体に塗ることで、シミの予防や、ターンオーバーを整えて肌の若返りをはかることができます。まずは手の平で抑えるように顔全体にやさしくなじませて浸透アップをはかり、仕上げに目の周りや口元、フェイスラインをおさえて仕上げましょう。手に残った美容液を、首やデコルテにつけてあげてもよいですね。

目元のたるみは、表情筋を鍛えてケアを

年齢を重ねると目尻のシワやほうれい線が目立ちがち、目元のたるみも静かに進んでいます。化粧品でのケアやクリニックでの治療などもありますが、まずは日常で簡単にできるセルフケアとして、目の回りの表情筋を鍛えるエクササイズをおすすめします。

表情筋はその名の通り筋肉のひとつですから、使わないと筋力は衰え、たるみが進行していきます。ですので、表情筋を鍛えて、ハリのある目元を保つことがケアのポイントになります。

自分でできる目元エクササイズ

表情筋を鍛えて目元のたるみを解消するためのエクササイズをご紹介します。目元のエクササイズは洗顔後・入浴後に手軽にでき、目元がほぐれるため気持ちよく行えます。アイクリームをお使いの方はクリームを、そうでない方はオイル(オリーブオイル、ホホバオイル、アマニオイルなど、スキンケア用ならば何でもOK)を用意してください。

洗顔後、入浴後に化粧水・乳液などの基本的なスキンケアを終えたら、アイクリームかオイルを目の回りに薄くのばしてください。そして、エクササイズ開始です。

まず、眉を上に引き上げます。そのまま指で眉のあたりを押さえて固定してください。そして、下まぶたを押し上げるようにして目を閉じたり、開いたりを繰り返してください。このエクササイズを10セット行います。次に、中指で目頭(上まぶた側)を押さえて固定してください。そして指を離さず、同時に目尻を人差し指で押さえて上まぶたを左右に伸ばしてください。このエクササイズを10セット行います。

毎日の習慣にして、たるみ改善を目指しましょう

目の回りの皮膚は薄くて弱いので、エクササイズ時は必ずクリームやオイルを塗ることをお忘れなく。またエクササイズ時、眼球には絶対に触らないように注意してください。上のエクササイズを終えると、目のゴロゴロ感が取れてすっきりします。目の疲れを取り、表情筋を鍛えるエクササイズ。一日の始まりと終わりの習慣にしてくださいね。

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