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毛穴の開きの治療

更新日:2016.12.09
公開日:2014.08.01
ドクター画像
この記事の監修者
メディカルプラスクリニック新宿 院長 林和弘

毛穴の開きをなんとかしたい、そんな時は医療機関で治療を受けるという手段もあります。では、医療機関で受けられる毛穴治療にはどんなものがあるのでしょうか。ドクター監修のもと、その種類と詳しい治療内容について解説します。

医療機関

開いた毛穴を改善しようとあらゆるセルフケアを試したけれど、なかなか効果が得られない。または最初からプロの手による治療で毛穴の悩みを解決したいと考えている方は、医療機関で毛穴の治療を受けるという手段があります。ここでは、医療機関で行っている毛穴治療の種類や詳しい治療方法と、治療を受ける際に気を付けるべきポイントを紹介します。

保険適用の治療

毛穴の開き、と思っていた箇所がもしもニキビや湿疹などの皮膚疾患であった場合は、その症状によって保険適用の治療を受けることができます。ニキビ治療の場合、毛穴に詰まったニキビの内容物を押し出して外用剤を塗る、ビタミン剤や抗生剤、医療機関によっては漢方などの処方を受けることができます。治療を受ける前に、自分の毛穴の状態が保険適用の治療を受けることができる状態のものかどうか、医師と相談してみると良いでしょう。

自由診療の治療(保険適用外)

毛穴が開いて見える原因として、皮脂の過剰分泌などが原因で毛穴によごれや古い角質が詰まり、それが酸化して黒ずんで見えること、加齢などにより肌がたるんで毛穴が拡がってしまうことなどが挙げられます。毛穴の開きの状態に合わせた、自由診療で受けられる治療をご紹介します。

ケミカルピーリング

皮膚の表面に薬剤を塗り、皮膚の上に溜まった古い角質や毛穴に詰まった老廃物を溶かして除去する治療方法です。余分な角質を取り除くことで肌のターンオーバーを促すので、毛穴に古い角質が溜まってザラついている方、ニキビが気になる方にはもちろん、シミやシワで悩む方にもオススメの治療法です。

レーザー治療

レーザーの熱照射の力を使って真皮層のコラーゲンに刺激を与え、内側からハリのある肌にして毛穴を引き締めます。角栓で毛穴が塞がれた黒ずみ毛穴や、皮脂の過剰分泌によって押し拡げられた開き毛穴に効果的と言われています。

またフラクショナルレーザーを照射して皮膚に多数の細かい穴を開け、コラーゲンの再構築と皮膚の再生を促すことで毛穴の開きを治療する方法もあります。

高周波

たるみにより毛穴が拡がり、それが連結して帯状毛穴となってしまった方にオススメの治療方法です。電気エネルギーの一種である高周波RF(ラジオ波)を真皮層などの肌の深部まで届け、コラーゲンや繊維組織を加熱しながら収縮させます。この高周波RFは縦・横・奥行の3次元に作用することで効果的に肌を引き締めることができると言われています。

治療を受ける際の注意点

保険適用外の自由診療で治療を受ける際は、特に治療費が高まることがあります。思わぬトラブルを避けるためにも、自分の肌の状態や治療方針、料金体系などを丁寧に説明してくれる医療機関・医師による治療を受けるように意識しましょう。

レーザー治療やケミカルピーリング、高周波などをはじめとした治療は医療機関によって使用される機器や薬剤が様々です。ひとつのクリニックが提示している金額や治療時間が他の病院と必ずしも共通しているわけではないので、必ず治療を受けるクリニックで説明を受けましょう。

また、なかには稀に、やみくもに高額な治療やサプリメントなどを勧めてくる病院や医師もいます。治療の頻度や料金などに関して気になることがあれば他の病院で相談してみる、治療前には副作用のリスクを確認するなど、治療を受ける側も慎重に考えて治療を選択することが大切です。

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