青汁に便秘解消効果はある?

更新日:2016/12/09

青汁の効果・効能

多くの女性が抱える便秘の悩みですが、「たかが便秘」とあなどってはいけません。便は健康状態を知るバロメーター。食物繊維を上手に取り入れて、腸内環境を整えましょう。ドクター監修のもと、便秘の解消に活用したい青汁の効果ついて解説します。

青汁の便秘解消効果はある

便秘に悩んではいても、病気ではないと高をくくってはいませんか?便秘は吹き出物や痔などのトラブルを招きますし、力むことを繰り返すことで高血圧になる可能性もあります。さらに怖いのは、便秘を放っておくと腸が悪玉菌の温床となり、大腸がんをはじめとする腸の病気へのリスクを高めてしまうのです。

では、そんな便秘を予防・解消するのに効果的な方法はあるのでしょうか?大腸の役割と併せてみていきましょう。

便は健康のバロメーター

腸には大きく3つの役目があります。小腸で食べ物の栄養を吸収すること。大腸で便を作り老廃物を排出すること。そして、大腸と小腸には免疫細胞の約6割が存在していて、“最大の免疫器官”と呼ばれるほど身体の免疫力を保つ働きがあります。

便は“腸からのお便り”と呼ばれるように、身体の状態を知るための大切なバロメーターと言っても過言ではありません。腸には善玉菌と悪玉菌が共存しており、健康な腸はそのバランスが保たれています。しかし、便秘が長く続くと腸の中に悪玉菌が増えてしまい、免疫力を低下させてさまざまな不調の原因となるのです。

食物繊維を上手に摂り入れるポイント

便秘は、運動不足やストレス、生活習慣など小さな原因を積み重ねることで起こりますが、最も大きな影響は毎日の食生活と言えるでしょう。現代人は食生活の欧米化が進み、ライフスタイルの変化も伴って、慢性的に食物繊維不足に陥っている状態です。

「便秘のときは食物繊維を摂りましょう」と言われますが、ただ摂取するだけではいけません。上手に摂取するためのポイントがあるのです。

食物繊維は、水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類があります。どちらも腸内をキレイにするために必要な栄養素ですが、良い状態を保つにはこの2種類の食物繊維をバランスよく摂取することが大切なのです。

食物繊維については、『青汁に含まれる食物繊維の量と質』も併せてご覧ください。

食物繊維を多く含んだ食べ物

それでは、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維を豊富に含んでいる食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?以下に、主な食材をまとめました。

不溶性食物繊維

  • セルロース:大豆、ごぼう、ふすま、穀類、キャベツやブロッコリーなどの野菜類など
  • ヘミセルロース:ふすま、大豆、無精製の穀類、ビーツなどの野菜類など
  • リグニン:ふすま、穀類、完熟野菜など

水溶性食物繊維

  • ペクチン:リンゴやミカン、バナナなどの果物、芋類、キャベツや大根、カリフラワーなどの野菜類など
  • ヘミセルロース:昆布やワカメなどの海藻類など
  • ガム質:大豆、麦類、海藻類など
  • グリコマンナン:こんにゃく
  • フコイダン:昆布などの海藻類

慢性的な食物繊維不足に青汁を活用

食物繊維はさまざまな食べ物に含まれているため、ひとつに偏らず、いくつか組み合わせながら摂取することが大切です。また、慢性的な食物繊維不足の解消に、青汁の活用もオススメです。

青汁の材料としてよく知られるケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などの野菜は、食物繊維の宝庫と言われています。スーパーなどでは手に入りにくい野菜ですが、青汁であれば手軽&簡単に摂取できます。

青汁を飲むと下痢になるという方もいるようですが、これは、もともとの体質に合わないというケースの他、飲み過ぎや腸の動きが追いつかないことによる症状であると見られています。自分にとっての適量を知り、無理のない範囲で活用してください。